岡谷市議会 > 1989-03-10 >
03月10日-06号

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  1. 岡谷市議会 1989-03-10
    03月10日-06号


    取得元: 岡谷市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-10
    平成 1年  3月 定例会(第1回)     平成元年第1回岡谷市議会定例会会議録(第6号)                        平成元年3月10日(金曜日)●議事日程 ▲日程第 1 議案第13号 岡谷市職員定数条例の一部を改正する条例 ▲日程第 2 議案第14号 岡谷市職員の勤務時間および休暇等に関する条例の一部を改正する条例 ▲日程第 3 議案第15号 岡谷市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 ▲日程第 4 議案第16号 岡谷市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例 ▲日程第 5 議案第17号 岡谷市市税条例の一部を改正する条例 ▲日程第 6 議案第18号 岡谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 ▲日程第 7 議案第19号 岡谷市民会館条例の一部を改正する条例 ▲日程第 8 議案第20号 岡谷市公民館条例等の一部を改正する条例 ▲日程第 9 議案第21号 岡谷市文化会館条例 ▲日程第10 議案第22号 岡谷市霊園条例の一部を改正する条例 ▲日程第11 議案第23号 岡谷市廃棄物処理及び清掃に関する条例等の一部を改正する条例 ▲日程第12 議案第24号 岡谷市医療費特別給付金条例の一部を改正する条例 ▲日程第13 議案第25号 岡谷市社会福祉センター条例及び岡谷市真徳寮使用条例の一部を改正する条例 ▲日程第14 議案第26号 岡谷市病院料金条例及び市立岡谷病院看護専門学校条例の一部を改正する条例 ▲日程第15 議案第27号 岡谷市都市公園条例及び岡谷市営駐車場条例の一部を改正する条例 ▲日程第16 議案第28号 岡谷市岡谷駅前広場等条例の一部を改正する条例 ▲日程第17 議案第29号 岡谷市温泉事業給湯条例 ▲日程第18 議案第30号 岡谷市特別会計条例の一部を改正する条例 ▲日程第19 議案第31号 岡谷市下水道条例の一部を改正する条例 ▲日程第20 議案第32号 岡谷市水道事業給水条例の一部を改正する条例 ▲日程第21 議案第33号 湖北衛生施設組合規約の一部を変更する規約 ▲日程第22 議案第34号 平成元年度市営土地改良事業に要する経費について ▲日程第23 議案第35号 平成元年度市営林道事業に要する経費について ▲日程第24 議案第36号 土地改良事業の施行について ▲日程第25 議案第37号 平成元年度岡谷市一般会計予算 ▲日程第26 議案第38号 平成元年度岡谷市国民健康保険事業特別会計予算 ▲日程第27 議案第39号 平成元年度岡谷市地域開発事業特別会計予算 ▲日程第28 議案第40号 平成元年度岡谷市公団分収造林事業特別会計予算 ▲日程第29 議案第41号 平成元年度岡谷市交通災害共済事業特別会計予算 ▲日程第30 議案第42号 平成元年度岡谷市霊園事業特別会計予算 ▲日程第31 議案第43号 平成元年度岡谷市下水道事業特別会計予算 ▲日程第32 議案第44号 平成元年度岡谷市老人保健事業特別会計予算 ▲日程第33 議案第45号 平成元年度岡谷市土地区画整理事業特別会計予算 ▲日程第34 議案第46号 平成元年度岡谷市温泉事業特別会計予算 ▲日程第35 議案第47号 平成元年度岡谷市湊財産区一般会計予算 ▲日程第36 議案第48号 平成元年度岡谷市市立岡谷病院事業会計予算 ▲日程第37 議案第49号 平成元年度岡谷市健康保険岡谷塩嶺病院事業会計予算 ▲日程第38 議案第50号 平成元年度岡谷市水道事業会計予算 ▲日程第39 議案第51号 岡谷市特別職の職員等の給与に関する条例の一部を改正する条例 ▲日程第40 議案第52号 昭和63年度岡谷市一般会計補正予算(第10号) ▲日程第41 議案第53号 昭和63年度岡谷市健康保険岡谷塩嶺病院事業会計補正予算(第2号) ▲日程第42 議案第54号 平成元年度岡谷市一般会計補正予算(第1号) ▲日程第43 議案第55号 平成元年度岡谷市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) ▲日程第44 議案第56号 平成元年度岡谷市交通災害共済事業特別会計補正予算(第1号) ▲日程第45 議案第57号 平成元年度岡谷市湊財産区一般会計補正予算(第1号)         -----------------●本日の会議に付した案件 ▲日程第 1 議案第13号 岡谷市職員定数条例の一部を改正する条例 ▲日程第 2 議案第14号 岡谷市職員の勤務時間および休暇等に関する条例の一部を改正する条例 ▲日程第 3 議案第15号 岡谷市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 ▲日程第 4 議案第16号 岡谷市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例 ▲日程第 5 議案第17号 岡谷市市税条例の一部を改正する条例 ▲日程第 6 議案第18号 岡谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 ▲日程第 7 議案第19号 岡谷市民会館条例の一部を改正する条例 ▲日程第 8 議案第20号 岡谷市公民館条例等の一部を改正する条例 ▲日程第 9 議案第21号 岡谷市文化会館条例 ▲日程第10 議案第22号 岡谷市霊園条例の一部を改正する条例 ▲日程第11 議案第23号 岡谷市廃棄物処理及び清掃に関する条例等の一部を改正する条例 ▲日程第12 議案第24号 岡谷市医療費特別給付金条例の一部を改正する条例 ▲日程第13 議案第25号 岡谷市社会福祉センター条例及び岡谷市真徳寮使用条例の一部を改正する条例 ▲日程第14 議案第26号 岡谷市病院料金条例及び市立岡谷病院看護専門学校条例の一部を改正する条例 ▲日程第15 議案第27号 岡谷市都市公園条例及び岡谷市営駐車場条例の一部を改正する条例 ▲日程第16 議案第28号 岡谷市岡谷駅前広場等条例の一部を改正する条例 ▲日程第17 議案第29号 岡谷市温泉事業給湯条例 ▲日程第18 議案第30号 岡谷市特別会計条例の一部を改正する条例 ▲日程第19 議案第31号 岡谷市下水道条例の一部を改正する条例 ▲日程第20 議案第32号 岡谷市水道事業給水条例の一部を改正する条例 ▲日程第21 議案第33号 湖北衛生施設組合規約の一部を変更する規約 ▲日程第22 議案第34号 平成元年度市営土地改良事業に要する経費について ▲日程第23 議案第35号 平成元年度市営林道事業に要する経費について ▲日程第24 議案第36号 土地改良事業の施行について ▲日程第25 議案第37号 平成元年度岡谷市一般会計予算 ▲日程第26 議案第38号 平成元年度岡谷市国民健康保険事業特別会計予算 ▲日程第27 議案第39号 平成元年度岡谷市地域開発事業特別会計予算 ▲日程第28 議案第40号 平成元年度岡谷市公団分収造林事業特別会計予算 ▲日程第29 議案第41号 平成元年度岡谷市交通災害共済事業特別会計予算 ▲日程第30 議案第42号 平成元年度岡谷市霊園事業特別会計予算 ▲日程第31 議案第43号 平成元年度岡谷市下水道事業特別会計予算 ▲日程第32 議案第44号 平成元年度岡谷市老人保健事業特別会計予算 ▲日程第33 議案第45号 平成元年度岡谷市土地区画整理事業特別会計予算 ▲日程第34 議案第46号 平成元年度岡谷市温泉事業特別会計予算 ▲日程第35 議案第47号 平成元年度岡谷市湊財産区一般会計予算 ▲日程第36 議案第48号 平成元年度岡谷市市立岡谷病院事業会計予算 ▲日程第37 議案第49号 平成元年度岡谷市健康保険岡谷塩嶺病院事業会計予算 ▲日程第38 議案第50号 平成元年度岡谷市水道事業会計予算 ▲日程第39 議案第51号 岡谷市特別職の職員等の給与に関する条例の一部を改正する条例 ▲日程第40 議案第52号 昭和63年度岡谷市一般会計補正予算(第10号) ▲日程第41 議案第53号 昭和63年度岡谷市健康保険岡谷塩嶺病院事業会計補正予算(第2号) ▲日程第42 議案第54号 平成元年度岡谷市一般会計補正予算(第1号) ▲日程第43 議案第55号 平成元年度岡谷市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) ▲日程第44 議案第56号 平成元年度岡谷市交通災害共済事業特別会計補正予算(第1号) ▲日程第45 議案第57号 平成元年度岡谷市湊財産区一般会計補正予算(第1号)         -----------------●出席議員(26名)          1番   片倉久三君          3番   今井密子君          4番   大沢章則君          5番   今井友吉君          6番   柴  守君          7番   清水隨豊君          8番   田中親雄君          9番   三井正二君         10番   林 光一君         11番   田中正人君         12番   手塚邦明君         13番   花岡三郎君         14番   浜 常治君         15番   原  宏君         16番   増沢千明君         17番   林  稔君         18番   山田拓男君         19番   林 公敏君         20番   宮崎福二君         21番   宮坂清海君         22番   宮沢健治君         23番   山崎芳朗君         24番   山田一久君         26番   片倉万吉君         27番   小沢竜美君         28番   羽吹義雄君         -----------------●欠席議員(1名)         25番   山田五郎君         -----------------●地方自治法第121条の規定による説明のため出席した者         市長        林 泰章君         助役        小口利行君         収入役       林 正茂君         教育長       八幡栄一君         企画部長      小松幸雄君         総務部長      小野文義君         民生部長      手塚文武君         福祉部長         兼福祉事務所長   武井政次郎君         経済部長      清水 忠君         建設部長      新居 靖君         都市開発部長    河口今朝美君         水道部長      斉藤文夫君         消防長       林 忠男君         監査委員      小口公男君         教育次長      小口泰良君         岡谷病院長     草間昌三君         岡谷病院事務長   原 保人君         塩嶺病院長     奈良田光男君         塩嶺病院事務長   長沼金作君         監査委員         事務局長      小口米男君         企画課長         兼秘書課長     笠原直行君         財政課長      折井弘育君         庶務課長      中原寛毅君         -----------------●議会事務局職員出席者         局長        青島一郎         次長        増沢政幸         庶務主幹      百瀬勝人         議事主幹      鮎沢史明         主任        有賀さち子           午前9時30分 開議 ○議長(片倉久三君) おはようございます。 これより本日の会議を開きます。         ----------------- △日程第1 議案第13号 岡谷市職員定数条例の一部を改正する条例 △日程第2 議案第14号 岡谷市職員の勤務時間および休暇等に関する条例の一部を改正する条例 △日程第3 議案第15号 岡谷市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 △日程第4 議案第16号 岡谷市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例 △日程第5 議案第17号 岡谷市市税条例の一部を改正する条例 △日程第6 議案第18号 岡谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 △日程第7 議案第19号 岡谷市民会館条例の一部を改正する条例 △日程第8 議案第20号 岡谷市公民館条例等の一部を改正する条例 △日程第9 議案第21号 岡谷市文化会館条例 △日程第10 議案第22号 岡谷市霊園条例の一部を改正する条例 △日程第11 議案第23号 岡谷市廃棄物処理及び清掃に関する条例等の一部を改正する条例 △日程第12 議案第24号 岡谷市医療費特別給付金条例の一部を改正する条例 △日程第13 議案第25号 岡谷市社会福祉センター条例及び岡谷市真徳寮使用条例の一部を改正する条例 △日程第14 議案第26号 岡谷市病院料金条例及び市立岡谷病院看護専門学校条例の一部を改正する条例 △日程第15 議案第27号 岡谷市都市公園条例及び岡谷市営駐車場条例の一部を改正する条例 △日程第16 議案第28号 岡谷市岡谷駅前広場等条例の一部を改正する条例 △日程第17 議案第29号 岡谷市温泉事業給湯条例 △日程第18 議案第30号 岡谷市特別会計条例の一部を改正する条例
    △日程第19 議案第31号 岡谷市下水道条例の一部を改正する条例 △日程第20 議案第32号 岡谷市水道事業給水条例の一部を改正する条例 △日程第21 議案第33号 湖北衛生施設組合規約の一部を変更する規約 △日程第22 議案第34号 平成元年度市営土地改良事業に要する経費について △日程第23 議案第35号 平成元年度市営林道事業に要する経費について △日程第24 議案第36号 土地改良事業の施行について △日程第25 議案第37号 平成元年度岡谷市一般会計予算 △日程第26 議案第38号 平成元年度岡谷市国民健康保険事業特別会計予算 △日程第27 議案第39号 平成元年度岡谷市地域開発事業特別会計予算 △日程第28 議案第40号 平成元年度岡谷市公団分収造林事業特別会計予算 △日程第29 議案第41号 平成元年度岡谷市交通災害共済事業特別会計予算 △日程第30 議案第42号 平成元年度岡谷市霊園事業特別会計予算 △日程第31 議案第43号 平成元年度岡谷市下水道事業特別会計予算 △日程第32 議案第44号 平成元年度岡谷市老人保健事業特別会計予算 △日程第33 議案第45号 平成元年度岡谷市土地区画整理事業特別会計予算 △日程第34 議案第46号 平成元年度岡谷市温泉事業特別会計予算 △日程第35 議案第47号 平成元年度岡谷市湊財産区一般会計予算 △日程第36 議案第48号 平成元年度岡谷市市立岡谷病院事業会計予算 △日程第37 議案第49号 平成元年度岡谷市健康保険岡谷塩嶺病院事業会計予算 △日程第38 議案第50号 平成元年度岡谷水道事業会計予算 ○議長(片倉久三君) 日程第1 議案第13号から日程第38 議案第50号までの平成元年度関係38議案を一括議題といたします。 これより、付託前の質疑を行います。 まず、議案第13号 岡谷市職員定数条例の一部を改正する条例について、質疑はありませんか。--では進行いたします。 次に、議案第14号 岡谷市職員の勤務時間および休暇等に関する条例の一部を改正する条例について、質疑はありませんか。 羽吹義雄君。 ◆28番(羽吹義雄君) これはこれでいいんですが、この条例による完全実施が市全体でできるんでしょうか。 ○議長(片倉久三君) 企画部長。 ◎企画部長(小松幸雄君) 4週6休制の完全実施ということで、今回の条例改正をお願いをしているところでございますが、いろいろな方法を用いまして、すべてこれで完全実施を行えると、今まで試行をしてまいりまして、その試行の段階を踏まえて、試行では92%というような実績が出てまいりましたので、それによって完全実施を行うということで、いずれかの方法によって行うということにしてございます。 ○議長(片倉久三君) 羽吹義雄君。 ◆28番(羽吹義雄君) 4月1日から市のすべての機関において、完全実施できると、そういうことでいいんですね。 ○議長(片倉久三君) 企画部長。 ◎企画部長(小松幸雄君) 実施いたしますのは、4月9日からの週になるわけでございますが、完全実施を行うということで、この条例が御議決いただきますと、庁内的に周知をいたしまして、行うということにしてございます。 ○議長(片倉久三君) 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) そうしますと、基本的にはこれはこういう方向で行くということについての異議がないわけですけれども、今の小松部長の説明で、病院の問題、それから学校へ派遣されている職員の問題、それから土曜日の保育所、こういう問題がどうなるかということ、今日の3月、2月の末でもいいですけれども、保育所の給食、それから保母さんのパートというのが、昭和63年4月の最初と今日ではどういうようになっているかというようなことも踏まえながら、ちょっと内容を説明してみていただきたいと思うんです。完全実施の立場に立ってどうなのかなという点。 ○議長(片倉久三君) 企画部長。 ◎企画部長(小松幸雄君) 病院の関係につきましては、4週6休制の試行を完全には行わなかったわけでございますが、今度の本格実施につきましては、この条例の提案の際にも御説明申し上げましたように、1年に52週間ございますけれども、その52週間の間で特に病院等につきましては、平日あるいは平日の午前、午後というような区分をしながら進めていくということでございますし、それから保育園等につきましても、やはり土曜日に一般的に完全実施ということは、ちょっと難しい面がございますので、これも年間の52週間というような中でもって行うというようなことになろうかと思いますけれども、行う方法につきましては、できますところは一般的な方法で行うと、それから給食等の関係でできないところは、週の平日を使ってこれを行うというような方法で進めていくように現在考えているところでございます。 ○議長(片倉久三君) 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) 後段の質問、例を出してくれなければだめだ。 ○議長(片倉久三君) 企画部長。 ◎企画部長(小松幸雄君) 閉庁ということではございませんので、半数ずつ休むということになります。4週6休制の本格実施ということでして、土曜日でも半数は職員は勤務しているということになるわけでございます。 ○議長(片倉久三君) 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) 18番 山田ですけれども、建前論を聞いているんじゃないんですよ。この条例を実際決めていく上で、それでは半数は出ています、半数は勤めていますというけれども、今その半数で保育園というのが務まるかどうかという問題があるんですね、平日に。そういうようなことも踏まえて、どうなのかなと。職員労働組合の代表の皆さんとの懇談の中で、私、そういうお話をしたんですけれども、完全実施、半分ずつ実施するというその方向については、私たちは大賛成だけれども、内情はちょっと大変になってくる面があるんじゃないかなという指摘もしたし、私も事実もつかんでおりますけれども、しかし、そういうようなものをことしの2月末時点で、昭和63年の4月にパートやいろいろなものを用意しておいたんだけれども、実際は中身は大変になっているでしょう。そういう実際の話をしてくれないかなというお話をしているんです。 ○議長(片倉久三君) 企画部長。 ◎企画部長(小松幸雄君) 4週6休の本格実施を行いますために、試行を今まで昨年の4月から行ってまいったわけでございますが、その実績を申し上げますと、特に今御指摘の保育園につきましては、ほとんどの園が 100%ないし一番低いところでも90%を超えているということで、これはこういう方法によって行えば、サービスを低下させなくて、本格実施ができるということで、考えているところでございます。 ○議長(片倉久三君) 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) よくないけれども、ちょっと社会委員会でも実情を見ないといけないし、こういうところで聞く話とちょっと中身が違うから、実情は。市役所のように、門をおろしてしまえばいいけれども。 ○議長(片倉久三君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) すぐにと言っても無理だと思いますから、委員会審議を経て、見せていただければと思うんです。できるかどうかなんですけれども、一般的に考えれば、今日までずっと、以前は土曜日半日ですから、 5.5日全員勤務という体制が常識的だったわけです。それから大幅な定数の異動はありませんから、今度出されている状態に役所がなっていくというのは、基本的に考えれば私は現行の定数で移行するということは、どこかに無理がかかる。それは職員に無理がかかるか、市民サービスの低下という形で市民に問題が転嫁されていくかということになると思うんです。その辺の判断を下すには、抽象的な論議ではいけませんので、次のような資料ができたら当該委員会へ出していただいて、委員会審査後に判断させていただきたいと思うんですけれども、そう長く言っても無理ですから、1月、2月の各人といってもちょっと無理だと思いますから、各係ごとの超過勤務の状況を、ですから普通ですと8時間という形はちょっとあれですが、一応8時間として、8時間に対して3人のところ、3×8=24時間の常勤時間がある。それに対して3人の超過勤務の合計が何時間出たのかというふうにすれば、例えば議会事務局では5人いて、5×8=40時間に対して、1月に対しては残業が延べ何時間あったのかということを見れば、どの程度の過重な仕事がいっているかということが判断できるわけですけれども、そういうものをパートごとにつくっていただく可能性があるかどうか、ちょっとお伺いしたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 企画部長。 ◎企画部長(小松幸雄君) その資料をつくることは可能かと思いますので、委員会に提出させていただくように準備いたします。 ○議長(片倉久三君) 林稔君。 ◆17番(林稔君) 17番 林稔です。 今回の4週6休制というふうなものは、全国的な労働時間の短縮の動きの中で、国は土曜閉庁というふうなことになったわけですけれども、地方自治体はそれではどういうふうにするかというふうな問題で、過去に一般質問でもお聞きしましたけれども、今回の条例改正に引き続く土曜閉庁というふうな問題について、どのように今後お考えなのか、その点だけお伺いしておきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 企画部長。 ◎企画部長(小松幸雄君) 条例の提案説明の際にも申し上げましたけれども、現在、国ではことしの1月から、また県におきましても5月を目標として閉庁に入るというような情報でございます。市におきましては、まだ閉庁というようなことは少ないわけでございますけれども、岡谷市におきましても、本格実施をここで実施してまいりまして、県下各市の状況等も見ながら、総合的に判断をいたしまして、土曜閉庁に入れるというような時期がまいりました段階で、閉庁方式に踏み切ってまいりたい、かように考えておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(片倉久三君) 林稔君。 ◆17番(林稔君) また委員会の審議などで要望や意見も出てくるかと思いますが、国の場合は比較的住民とのかかわりという面では、薄いといえばどうかと思いますけれども、地方自治体、特に市町村の場合は直接住民とのかかわりが非常に大きいものですから、土曜閉庁ということについては、やはり岡谷の場合は市民の広範な意見を聞くということが重要じゃないかと思っておりますので、そんな点はどのようにされるのか、お考えを聞かせてください。 ○議長(片倉久三君) 企画部長。 ◎企画部長(小松幸雄君) 土曜閉庁ということになりますと、やはり市民に対する十分なPRが必要かと思います。そういう点につきましては、各自治体とも行うことでございますので、岡谷市としましても、そういうところには手抜かりのないようにしてまいりたいと思っております。 ○議長(片倉久三君) 林稔君。 ◆17番(林稔君) PRという意味じゃなくて、決めたらPRするというんじゃなくて、こういう方向に行きたいが、市民の皆さんの意見を聞かせてくれという、そういう、いわば広聴という面でどうお考えなのかということです。 ○議長(片倉久三君) 市長。 ◎市長(林泰章君) 物を決めていくにはいろいろな方法があるんですけれども、市民にかかわる部分というのは、かなり影響の出てくる問題ですから、私どもはそのために市政モニター制度というのを設けておりますから、そのモニターの意見等が主になりながら、特に議会側の意見というのはもちろん大事になってきますけれども、そこで十分にひとつ予想される問題や、市民の意見というものを吸い上げてみたいと思っておりますけれども、そんなところで、一定の市民ニーズがどの辺にあるかという点は、いろいろな会議等通じながら、できるだけ私ども、担当のところで意見聴取をしていくようなやり方では、意を配してまいりたいと思っております。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--では進行いたします。 次に、議案第15号 岡谷市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、質疑はありませんか。--進行いたします。 次に、議案第16号 岡谷市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例について、質疑はありませんか。--進行いたします。 次に、議案第17号 岡谷市市税条例の一部を改正する条例について、質疑はありませんか。 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 24条1項3号中、「又は寡婦」を「、寡婦又は寡夫」に改めるというところですけれども、これを加える理由を、ほかのこととの関連がありますので、お伺いしておきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 総務部長。 ◎総務部長(小野文義君) 個人市民税の非課税の範囲の拡大ということで、地方税法の改正に準じまして広げるものでございますが、前年の所得が 100万円から 125万円に範囲が広げられたわけでございます。そういうものと、もう1点は、妻のない寡夫といいますか、そういう立場の範囲も含めて非課税の範囲を拡大したということに準じて改正するものであります。 ○議長(片倉久三君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 非課税の範囲の拡大はわかるんですけれども、夫のない御婦人と奥さんのないだんなさんと、言うなら同条件にあるというふうに条例上位置づける、こういう理解でいいわけですね。 ○議長(片倉久三君) 総務部長。 ◎総務部長(小野文義君) おおむねそのようなふうに、私どもは受けとめております。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--進行いたします。 次に、議案第18号 岡谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、質疑はありませんか。--進行いたします。 次に、議案第19号 岡谷市民会館条例の一部を改正する条例について、質疑はありませんか。 羽吹義雄君。 ◆28番(羽吹義雄君) 使用料関係は別として、市民会館の管理委託をするわけですが、どうも理由が非常に安易というような気もするので、なぜ振興公社に委託することが好ましいのかという理由と、これを委託した場合に、センター長制度なんというのは実際に要るのかどうかということですね。公民館は公民館法によって運営されるべきものであるし、例えば博物館は博物館として法律によって運営されるものであるし、図書館もそれなりきに裏づけの法律があって、例えば運営される。センター長制度なんというのは、屋上屋を重ねるものだという従来私は意見を持っているんですが、そういう組織と今度の委託とは、どういうぐあいに考えているのかということも含めて、理由を聞かせていただきたいと思うわけです。 ○議長(片倉久三君) 教育長。 ◎教育長(八幡栄一君) 市民会館は、なお当分の間市民の利用に供して、そして文化振興面で十分活用していくという、そういう考えでありましたので、利用者の立場から考えますと、貸し館の分が実は文化会館の方にも出るわけでございまして、館のあきぐあい等の面から、その連携をうまくとっていくためには、管理を振興公社で両方ともやっていただいた方が、利用者のためにいいんじゃないかなと、こういうふうに考えたことが理由であります。 それから、センター制度というのは屋上屋ではないかと、こういうことでありますが、やはりセンター間の各館の間の連携を十分とっていくということは、これから一層にまた生涯学習の場を提供する上で必要ではないかと、こういうふうに思いますし、運営上も片方が非常に仕事量で忙しいときがあるというような場合に、相互に協力し合っていくということも、センター長を中心として計画ができるんじゃないかなというような点で、しばらく残る市民会館は、このようにしていきたいと、こういう考え方でございます。 ○議長(片倉久三君) 羽吹義雄君。 ◆28番(羽吹義雄君) 直接例えば市民会館へ貸し館の申し込みに行くというのは、これはいいですが、例えば電話等で確認する場合には、係が違ってくると、市民にむしろ迷いが生ずる、受付窓口が違うわけですから、実際には。振興公社のそれら窓口はどこへ置かれるんですか。振興公社といっても、例えば文化会館と公園等の管理委託をするという場合に、市民から見れば、振興公社というのは幾つも事業を例えば持つとすれば、公園管理やっている振興公社に、まさか市民会館の借りる申し込みをするなんということは考えられない、こういうぐあいになっちゃうわけです。だから、市民から見れば、複雑怪奇な何というのか知らんが、むしろ迷惑的なことになりはしないかなと。 それから、今センター長制度ですが、実際に例えば公民館等との連携といいますか、そういうことは事実あると思う。あるいはまた博物館との連携というのは、例えば展示会等でもあるわけですけれども、1年にごくわずかな1度か2度のことで、しかも、むしろそのぐらいのものは公民館長なら公民館長、美術館長なら美術館長に委任してしまえば、何もそんなことを一々センター長が決裁をとらなければいかんようなむだなことをしなくていいんじゃないですか。もしここで市民会館を委託をするんなら、私はセンター長制度なんというのは廃止すべきだ、こう思っているんですが。 ○議長(片倉久三君) 教育長。 ◎教育長(八幡栄一君) 文化会館の事務局をどこに置くかということは、ちょっと私の方で答えられないですが、この連携の問題になりますと、確かに公民館の場合もありますし、もちろん博物館が年間何回か中の展示がえをしたり、あるいは特別な企画をする場合には、大変人手が要るわけでございまして、これもそういうときは、ほかの館から応援を今までもいただいて、やっているわけでありますが、博物館の活動を一層盛んにしていけば、余計そういうことが出てくるだろうと思いますし、また今まで文化センター長を中心にして館長会をやりまして、そして生涯学習の計画等においても、それぞれがそれぞれの分野を分担して、積極的にやっていったらどうだろうかということで音頭をとりまして、方向を定めているというような、そういうことで、今まで非常に有効にやってきているなと、こういうふうに私は思っておるわけでありますが、その点でなお引き続いていきたいと思っておりますが、市民会館が外れてしまった場合に、あとどうなるかという点については、さらに今後検討しなければいけない、こんなふうに思います。 ○議長(片倉久三君) 羽吹義雄君。 ◆28番(羽吹義雄君) 教育長の最初の答弁は、文化会館との有機的のために今度は振興公社へ委託するんだという理由でしょう。あなたの言っていることは矛盾しているじゃないですか、実際には。しかもここで委託する条例を決めて、しかも振興公社の窓口がどこになるか知りませんなんという、そんな無責任なことはありますか。これは理由にならないじゃないですか。振興公社になぜ委託するのかと、それは文化会館等の連携だと、それが主眼であるということになれば、こんなのは理由にならないじゃないですか。私の言うように、それならセンターなんていうものは要らないですから、実際問題として。その辺はこの条例を改正しようとする根拠は、一体もっと確たるものを持っているのかどうかという点をもう一度お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 教育長。 ◎教育長(八幡栄一君) 具体的に文化会館の事務局をどこの場所に置くかというようなことについては、私の方でどこと決めるわけにまいりませんので、そういうふうに申し上げたわけでありますけれども、いずれにしましても、文化会館の方がいっぱいで使えないというような場合が出てくる。そうすると、そのときに運営に当たっている者が、市民会館の関係の者と横の連絡がすぐとれますから、あるいは今度は市民会館の方へ来たというような場合も、そちらの方があるいは無理だというような場合に、文化会館と連携をとって、そして文化会館を使っていただくというようなことができれば、これは利用者にとって便利であるというふうに私は思っているので、そういうふうに申し上げたわけです。 ○議長(片倉久三君) 羽吹義雄君。 ◆28番(羽吹義雄君) それはかえって不便さを増すことであって、それなら委託しないで、従来どおり市民会館を従来のセンターのところを、しかもあそこはほとんどの場合は嘱託職員ですから、こんなことしなくても置いておけばいいじゃないですか。理由がないと私は言っているんです。これは一体そちらではどう考えているんですか。これは教育委員会の発案ですか。 ○議長(片倉久三君) 助役。 ◎助役(小口利行君) 私の方からお答えいたしたいと思いますが、今、教育長の方からもお答えを申し上げたところでございますけれども、今度文化会館を公社の方へ委託するに当たりまして、あわせて市民会館も今お話し申し上げたような理由から委託いたしまして、そして有機的にこれを利用させていくという考え方で、委託をすることにしたわけでございます。 窓口でございますけれども、これは申し込みというのは、今御指摘のような点も考えられるわけでございまして、それぞれのところへ申し込みをあわせてこれはさせて、市民に迷惑をかけないように考えてまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 林公敏君。 ◆19番(林公敏君) 19番 林公敏です。 たしか市民会館は文化会館ができた後に取り壊すというような前々からのお話だったんですが、何か知らない間になし崩し的に長期的に使っていくんだというような考え方にお変わりになったようでございますけれども、それは確かに今までのものを有効的に使っていくということは、非常にいいことだと思うんですけれども、最初に今までに言われてきたことから、随分と方向転換なされていますけれども、そういう有効に活用することはいいんだけれども、それはどのくらいをめどに考えているんですか。 ○議長(片倉久三君) 助役。 ◎助役(小口利行君) 市民会館につきましては、まだ使えるというふうに思っておりますので、使えるだけというと語弊があるかと思いますけれども、市民に迷惑のかからないような修理はいたしてまいりますけれども、使えるだけ使ってまいりたいというふうに思っております。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) 18番 山田です。 文化会館のときにもちょっと質問と御意見を出さなければいけないんですけれども、条例のときに。今、両議員が言われたような点で、もちろん11月3日の文化会館のオープンまでは方針どおりこれを使っていかなければいけない。その前段で財団法人岡谷振興公社に委託していくということの今相談がけだと思いますけれども、この文化会館の位置づけということ、事務局はその辺に置くだろうということは常識的にはわかるんだけれども、市長の一般質問の答弁中で、疑問が残ったところが2つあったんですけれども、1つは、ちょっと話は別になりますけれども、5大プロジェクトで、例えばバイパス問題で議会と三者でどうかといったら、全体を含めちゃうといいますもので、これはまた別のときにやりますけれども、もう1つは文化会館や今の市民会館や公民館やいずれのものも振興公社へ出しちゃうと。ここらの論議というものをもう少し基本的にしてみないと、管理が厄介だから、一括やってしまうというのか、それとも今やられている社会教育課長さんですか、この人たちが兼任している社会教育、教育委員会との統括というふうなことでやった方が、本当はよくないのかなというふうに私は思うんですよね。例えば場所が1カ所にあって、コンピューターでピッピッと出るような仕掛けがとれれば別ですけれども、しかし、公民館もかなり古くなったので何とかしなければいけない。それから市民会館も、そうはいったって、昭和32年に始まって、年月がたっているけれども、文化会館では使えないけれども、あそこなら使えるというものもあるし、それからその辺がどうかなという問題がありますので、なお付託前に回答いただけたらお願いしたいと思うんです。 それから、私は 864万円の消費税絡みの使用料の改正という問題で、市民にそんなものを当然経費なんか含んでないやつだから、上げるのが当たり前だということを市長が大分力説しましたけれども、私はそこらのところがちょっとぴしゃっと一般質問の中で幾人かの議員さんとのあれが合ってなかったと思いますので、ぜひ市民会館のところで申しわけないけれども、わずか 850~ 860万円のものだったら、これは政策料金なんですよ。これによって会館が採算が合うとか合わないとかというものでなく、これを倍にしたって、採算が何か取れないと思うんですよね。しかし、それは水道料金にしても、あるいは保育料にしても、こういうものにしても、いずれも市長さんの段階でできる政策料金なんですよ。だから、そういう点で、 8,000万円も1億円も出せと言っているんじゃなくて、7億 7,000万円も黒字が出るような会計をつくれるんだから、やっぱりそんな点を大論議しなくても、市長の判断ができないのかなと思いますので、ちょっと一つ二つ条例が飛んでいきましたけれども、私は消費税は認めない、廃止するべきだと。もとに戻してもらいたい。その立場で市長さんも一緒になって、また年度途中に予算を組みかえるぐらいの立場を持っていますから、だからそういう点で、 800万円ぐらいのものに対して、市長の一般質問の態度というのは、私はいただけないもので、あえてここのところでひとつブレーキかけて、もう1回議会も市民的な立場で論議した方がいいと思いますので、そういう質問を申し上げたいと思うんですが。         (「関連」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 関連して、林稔君。 ◆17番(林稔君) 今、山田議員が言っておりました点で尽きるとは思いますが、特に社会教育という面での市民会館、あるいは公民館やその他も関連をしてきますけれども、やはりこういうものにまで税金をかけるということが消費税の問題点なんですね。水道やそういうものはまた別にしますけれども、かねがね市長さんが教育、あるいは社会教育、生涯教育、生涯学習というふうなものを力説、強調している中で、こういうものまですべて税金をとるというこの考え方、消費税の思想というものが、やはり私はどうしても許せないと思うんですね。だから金額的にはほんのわずかなんです。それでいろいろ消費税絡みで経費がかかることも承知しています。しかし、このようなものを許さないということから、全国で、あるいは長野県下でも検討したり、引き延ばしをしたりということで抵抗する姿勢を見せているわけですから、岡谷の市長として当然これはもらうべきものだというふうな姿勢をとるのか、それとも消費税はこんなところまでとるべきでないという姿勢を明らかにするのか、ここがやっぱり明確に分かれるべき姿勢じゃないかと思うので、その点を今の山田議員の質問と重複しますけれども、そういう点でお答えをいただきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 市長。 ◎市長(林泰章君) 共産党の議員団諸君が言われていることは、もう今までの一般質問でもよく承知しています。私は税の問題は市議会が議決していく問題じゃありませんから、国の最高機関で税制度の改正についての議論を行い、その決定に基づいて国民はそれに対して一定の決定事項について、それに従っていくというのは、これは法の精神からいって当然のことだと思うわけです。ただ、あり方についての議論は、私はすべて賛成だとか反対だとかということを言っているわけじゃないわけです。ただ、地方自治体の立場というのは、国の法律に基づいて正確にそれを執行していくというのが立場でありますから、意見は意見として、意見の言える場所では申し上げていきますけれども、だからといって、個人的な私見や感情でもって議論すべき問題ではないということで、お答え申し上げているわけです。 それから、負担もサービスも基本的には公平でなければいけないというお答えを、三井議員さんのときでしたか、申し上げてきたとおり、私は特定の人に対して厚くとり、特定の人に対しては負担を軽減すればいいという議論の組み立ては間違いだと思っているわけです。そのために免除すべきものは減免措置というものを明確に議会で議論をして、それを定めているわけですから、ですから、そういう部分で補完していくのは、これは市民の声というよりも、市民の立場で行っていくべきものであって、税の問題というのは、それとは次元の違う問題であって、私どもは当然負担の公平性から、負うべきものは負っていただかなければならないという点で申し上げてきているわけです。 ○議長(片倉久三君) 教育長。 ◎教育長(八幡栄一君) 先ほど山田議員さんのお話の中に、社会教育課で管理した方がよくないかという、そういうお話でございますね。何回も申し上げておりますけれども、やはり振興公社に申し込んでいただいて、そしてそこでどっちを使うのがいいか、あいているところをうまく配分してやっていただければ、一番いいんじゃないかなと、こう考えたものですから、社会教育課長のところでやるということは、今考えておりません。 ○議長(片倉久三君) 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) ちょっと議事進行だけれども、市長がこの問題になると、感情ということを非常に言うけれども、感情はあなたですよ。今、市民の皆さんに聞いてみなさい。怒っていない人なんて1人もいないよ。だから、それを私は6万市民の代表として、今の消費税の実態を足で歩いて、耳で聞いて、ここへ真剣に来ているんですよ。それを感情とは何事ですか。この言葉は取り消してくれなければ、ちょっと私は問題ですよ、議長。感情なんということで、私がこの機に、岡谷市民の代表1人として、私は許せませんよ。感情とは何ですか。にっこり笑って、ひとつやってみてください。これは精査してください。 ○議長(片倉久三君) この際、暫時休憩いたします。         午前10時10分 休憩         -----------------         午前10時58分 再開 ○議長(片倉久三君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 先ほどの山田拓男君の議事進行に対し、市長より発言を求められておりますので、発言を許可いたします。 市長。 ◎市長(林泰章君) 改めてお答えを申し上げた内容について復唱は申し上げませんけれども、地方自治体の首長の立場というのは、個人的な意見や感情で議論するべきものでないという意味でこの消費税の問題についてお答えを申し上げたものでありまして、議員さんたちのことを指して言ったものではありません。 以上です。 ○議長(片倉久三君) 山田拓男君。
    ◆18番(山田拓男君) 18番 山田拓男でございます。 2回目の質問ですけれど、一般質問を通して、転嫁の問題でこの条例とのかかわりで国が法律を決めた。しかし、全国的な、例えば東京都なんかは選挙ができないから転嫁しないというようなことを言っているところもあるし、実際に住民の切なる声を首長さんが反映して検討中というところもあるわけだから、市長さんの言うような全然考える余地はないというような言い方ではなくて、考えられないものかということでやっていただければ、もう少しいいかみ合いをしたと思うんですよ。 だから、そこら辺で私はあえてこういう 864万円位のものの中で、それぞれ政策的な料金決定ですから、何とかならないものかということでもって当局の見解を示していただきながら、なおかつ、これは総務委員会にわたるようですから、委員会での検討を願いたいというふうに静かに言おうと思いましたけれども、急に感情論が来ましたので大変な騷ぎになったことを御披露申し上げまして、あえて市長の答弁を求める次第であります。 ○議長(片倉久三君) 市長。 ◎市長(林泰章君) 申し上げましたように、根本的には税というのはやっぱり税務署の署長が、あれは取られるんではなくて納めるんだとは言いながらも、やっぱり国民的な立場から見れば、取られるという感情というものはだれにでもあるわけですね。そういう意味では、取られるというニュアンスから見ていけば、それは税は多いよりは少ない方がいい。それはもうだれもが考える国民的な感情だと思っているわけです。それは私も変わるものではありません。 ただ、私ども行政の立場から見てまいりますと、地方自治体というのはやはり法を守っていくという立場でありますから、その議論は、決まるまでの過程は、これは国に対しても当然地方6団体の立場からも強く指摘も申し上げてきておりますし、今回改正されたものがすべてそれではベストなものであるかと言えば、私はそうでないというお答えを申し上げてきているわけです。 ですから先ほど申し上げましたとおり、そうした議論をめぐって言うべき場所では、それは住民の意見として、それは鋭く今後もその会議の席では申し上げていくということでは、これは首長の立場として当然なさなければいけない責任だと思っております。 しかし、今回の税制改正に伴うそれぞれの法律の改正については、首長の立場としては、それを国会の最高決議機関がどうあれ議決して国の法律とした以上、それを守っていくというのが首長の立場であるということから、意見は意見としながらも、守るべきは守っていくという両面が相まっていかないと、自治体の本来の役割、首長の責任というものが遂行できないという点で御理解をいただければと思っております。 ○議長(片倉久三君) 三井正二君。 ◆9番(三井正二君) 9番 三井正二です。 1つ質問させていただきますけれども、特に市民会館の委託に当たって、先ほども議論がございますように、一体委託の趣旨が、教育長は利用者の都合がよいと思われるということを中心に委託をする、こういうことを言われているわけですね。しかし、我々サイドから見て、必ずしもそれがすべて都合のよい方向になるのかどうかということになると、やはり問題がある。 したがって、この委託に当たって、最近いろいろなものがすべて委託をされるようなことがあるわけですけれども、私は、ある面ではこういう細かいところまでそれぞれやっぱり直接市の重要なものを預かる人たちがタッチをして、いろいろ住民に直接意見などを聞いて運営を今後していくということも大事ではないだろうか、こういうように思うんです。 そういう点で、確かに管理とかいろいろ問題もあるわけですけれども、しかし、管理が面倒くさいから委託をするという安易な形になると、これはいろいろ問題があるわけで、特に委託をする考え方、さっきも言われておりますけれども、余りはっきりいたしませんので、もう一度、本当にこの委託をすることによって市民にどういうようによく理解がされていくのか、サービスに徹するのか、この辺についてもう一度お伺いしたいというふうに思います。 ○議長(片倉久三君) 教育長。 ◎教育長(八幡栄一君) 先ほど申し上げました点に尽きるわけでありますが、申し込んでいただく場合に、今までの市民会館の方と、それから文化会館の方とは極めて機械的に連携がつくようなぐあいになるかと、こういうように思うんですが、そういうふうになりますと、やはり片方がぐあいが悪いときには片方をお使いになったらどうだろうかというようなことがすぐさま回答ができるとすれば、都合がいいんではないかな、このように考えましてそういうふうに申し上げているわけです。 ○議長(片倉久三君) 三井正二君。 ◆9番(三井正二君) さっきの答弁以外にちょっと出ませんので、ここで余り長くお話をするとまたいろいろ問題が出てくると思いますから、いたしません。ただ、これは委員会の中でひとつ十分御検討をいただいてやっていただきたいというふうに思います。 以上です。         (「議事進行について」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 議事進行について、片倉万吉君。 ◆26番(片倉万吉君) 今質問された三井議員から発言あると思っていましたけれども、ないようですので。 議会再開前の休憩中の出来事でありましたけれども、質疑と質問の内容について議員さん同士の言い争いというか、見解の相違でありますけれども、言い争いがあって、その中に、一方の議員さんが相手の議員に対して、「そんなことを知らないのか、このばか」と一度ならず二度、三度ばか呼ばわりされましたので、これは感情がどう高ぶっていようとも、議員が議員に対してばか呼ばわりするというのは、これは非常に許しがたい暴言だというふうに私は思うわけです。しかも、その発言をなさった議員さんは、議運の立場ではまとめていくという立場にある方で、少なくても議会の運営、議員相互の連携をとりながら議会を円滑に進めていかなくてはいけない立場の人でありますから、そういう役割からいっても非常に不穏当な発言だというふうに思うわけですが、議場の中ではありませんが、私もそういった経験を1回しておりますし、その辺はやっぱり議員としての不穏当な発言だというふうに思いますので、一応精査の上、善処方要望いたします。 ○議長(片倉久三君) お答えいたします。 片倉万吉君の発言については、休憩中のお話のようでもございますし、後刻また双方で意見交換をしていただきたい、このように思いますので、よろしくお願いいたします。 片倉万吉君。 ◆26番(片倉万吉君) 会期中でありますし、休憩中とはいえ、会期中の議員の行動、発言等については一定の制約があるというふうに思いますので、その辺はひとつ十分調査いただいて、しかも周囲には相当多くの議員さんがお聞きのようですから、その辺をよく聞いていただいて、このような不祥事のないようにひとつ対応してもらいたい。その結果についてはひとつ御報告を願いたいと思います。 ○議長(片倉久三君) はい、わかりました。 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 27番 小沢。 若干質問をいたしたいと思いますが、その前に明確にしておきたいと思うんですけれども、不規則発言でありますが、質問のときには意見を述べるなという意味の不規則発言がございました。私ども、例えば数字などの誤りを聞く場合には、これは 1,000万円と 100万円の誤りではありませんかと聞けばそれで済むわけですけれども、市政の執行に当たっての質問になれば、市長さんのお考えと立場が違う場合には、私としてはこうこうこういうように考えるという立場でこの点はどうなんだというように聞く権利を持っていると思うんです。もちろん、できるだけ議事の円滑な進行にともに努力をしなければいけないというふうに立場はありますけれども、意見めいたことが質問の大前提になってくるということだけは、この機会に明確にしておきたいというように思います。 そこで質問に入りたいと思いますが、直接関係ありませんけれども、次に出てくる条例とも関係がありますので、財団法人振興公社の今日までの主要な受託事業は、やまびこ公園の事業の受託だったと思うんですね。このやまびこ公園の事業計画並びに1年終わっての決算、これが在籍27名の議員のうち何名に配られているかお知らせをいただきたい、これが1つです。 それから、消費税導入に関する条例改正の最初の条例でございますので、一般質問のときにしました問題をもう一度提起をいたします。 先ほど来、山田議員などと市長さんの消費税のやりとりについては、それはそれとしてお伺いをしてまいりましたが、私は一般質問の中で、湖北衛生センターの問題を引用して、岡谷市内には納税業者となるくみ取り業者の方と非課税のくみ取り業者がいらっしゃる。聞くところによりますと、当然のことながら、くみ取ってもらう家庭は消費税を納めることになりますので、消費税を納める。課税業者は当然その市民から徴収した税金を税として納める。非課税業者は納税義務がございませんから、若干の自分の仕入れ等にかかわる諸がかりへの税の負担は別としましては、形の上では市民が税金分として業者に納めるものは自分の懐に入るということが起こり得る。これは言うならば、くみ取り業者のうち非課税業者については、便乗値上げに相当するんではないかという質問をいたしました。総務部長の答弁は、「非課税であろうとも課税であろうとも、いずれの業者も仕入れに税金がかかりますので問題はございません」という答弁でございました。これはもう全然問題にならんわけですね。答弁になってないわけです。そういう事例をどう考えるかというふうにここでお伺いをしたい。もう一度、一般質問で再質問しなかった分についてはお伺いしたいと思うんです。 といいますのは、御承知をいただきますように、一般会計は非課税扱いをされます。これは市長さんのおっしゃる国の判断で、やっぱり一般会計においては納めるべき税ともらうべきものと収支相償う。したがって納税義務が発生しないという、いわば国と地方自治体の間の御都合で決められたことであって、税を納めるものには関係ないことなんですね。地方財政と国家財政とのやりとりの問題であって、税を納める立場では問題ないわけですから、その辺、先ほど申し上げた税金を納めたつもりだったけれども、例えば課税業者は県道から上をくみ取りしている。ここの方は納めた税金が国税として国へいく。県道下の方は税金を納めたと思ったら、そうではなくて、業者の所得の一部につながるにすぎなかったということとちょっと類似した感じを、一般会計における消費税の転嫁という問題が出てきますが、その辺についてもう一度整理をした考え方をお伺いしたい。 お答えを聞いてからもう一度質問させていただきます。 ○議長(片倉久三君) 経済部長。 ◎経済部長(清水忠君) 現在の振興公社にかかわりますところの事業計画、または決算書等の議員さんへの配付につきましては、ちょっと今調べておりますのでお待ちいただきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 総務部長。 ◎総務部長(小野文義君) 最初の方の免税業者と課税業者の違いでございますが、1点は、小沢議員御指摘のとおり、免税業者であっても、消費税の体系の中で自分の仕入れするものには税金の入った形のもので仕入れをするということになるわけです。それで、たまたま 3,000万円以下のものについては免税ということになっておりますけれども、税の本質からいたしまして、すべてのものに広く薄くかけるというのが消費税の本質でございまして、そういうことで、ぜひその3%相当分というものを上乗せして使用料の中に組み込んでもらいたい、こういう国の指導でございます。 一般会計につきましても同じような面がございまして、実際には収入、例えば一般会計で歳入の場合では 864万円の収入しかありませんけれども、歳出の面では1億 2,700万円というような大きな額の負担が出てくるわけでございますが、その入りと出は、公共団体の場合はそれを同じものという解釈でいかないと、課税にかかわる事務がふくそうしまして、同じ税金が再び市の方に入ってくるというような形になります。消費税の不足分につきましては消費譲与税で入ってきますし、地方交付税の中にも入ってくるわけでございまして、そういうようなつながりもございますために、税の面での整理ができかねるというようなことがございます。 そういうような観点の中で、一般会計については税を納めなくていいという特例扱いということになっていまして、いわゆる非課税とか免税という表現ではなくて特例扱いというようになっておるわけでございます。 そういうようなことでございまして、それでは今の免税の皆さんと同じように、税を納めなくて済むから歳入にかかわる分については転嫁しないでいいんではないかというようにはつながらない。同じように、先ほど来市長答弁がありますように、税の本質からいたしまして、市の立場では、たとえわずかでも3%の範囲内で受益者からそれを負担してもらうというのが基本のルールでございますので、そういうことでお願いをしていくということでございます。 ○議長(片倉久三君) 経済部長。 ◎経済部長(清水忠君) 先ほど答弁を保留させていただきましたが、振興公社にかかわります関係での議員さんへの資料の配付の範囲は、経済委員の皆様方だけに配付しているところでございます。 ○議長(片倉久三君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 先に税の方で意見というか質問ですけれども、私が聞いているのは、課税業者も非課税業者も今、くみ取り業者を例にして言っているんですけれども、課税、非課税いずれを問わず業者は仕入れの時点ではそれぞれ税がかかるわけですよ。そして、今度は一般家庭からくみ取りをして、いただく料金は均一でなければならないという政治的な理由で、同一料金を非課税業者がくむ地域の市民も課税業者がくむ地域の市民からも同じ料金をもらうわけですね。一部は税金として確かに国へいく、一部は業者の財布に入ってしまう。このことに矛盾を感じませんかと聞いているんですよ。その点をもう一度明確にしていただきたいと思うんです。 それ以上の問題発展については、全体について討議のところで意見を申し上げたり、違う議案、予算でも質問しますが、もう一度お答えをいただきたい。 それから、市長さんにこれはお伺いしたいと思うんですけれども、やまびこ公園に大変大きなお金を使って、その評価はいろいろありますけれども、何十万かの方があそこで遊ばれて、一定の予算が使われていく。 今度、市民会館の場合には、市政の中核的な問題として大議論になるというようなことはそうはなかろうと思うんですけれども、文化会館も振興公社に委託をしていくということのようですから、要するに議会との関係をどう考えるかという点で、振興公社に事業委託をしていった場合に。 今申し上げたように、やまびこ公園の事業計画あるいは決算、言うならば参考として私ども経済委員会に所属する議員だけいただきました。ほかの議員さんにはどのような収支があったのか、事業の傾向としてはどうだったのかということは、議員の方から公社に問い合わせをすれば、隠しはしないでしょうけれども、報告義務もなければ何もない。経済委員会としても、直接的には参考として報告をいただくだけで、経済委員会のやまびこ公園の運営に関する意見というふうなものも、言うならば参考の意見であります。 そういう点では振興公社と議会との関係を--ちょっと私は法律関係を調べてありませんので粗雑な質問ですけれども、もう少し密接な関係にしていくということが文化会館の竣工、供用開始という時点の今日になれば必要ではないかというふうに考えるんですけれども、その点についての市長さん御意見をお伺いしたいというように思います。 ○議長(片倉久三君) 総務部長。 ◎総務部長(小野文義君) 消費税につきましては、既にいろいろな論議がされております。基本的には広く薄くということで、すべてのものにかかわれば、それはそれでまたそれなりの税というものが成り立つと思っているわけですけれども、今回の税につきましても、売上税の問題も経過があります中で、非課税の範囲を極力少なくしているというようなことがあります。しかし、その非課税についても問題があるということ。また、同じ非課税の中でも、これはかけてこれはかけなくていいかというような問題もありまして、必ずしもそれがすべてが妥当だというふうには言われておらないことも事実だと思っています。 特に免税もそうですけれども、それから簡易課税制度につきましても、その運用いかんによってはもっと税の節税になるという表現もありますし、逃れることもできるというようなこともございまして、税制度そのものの中で今回の新しい税制度がすべて満点だというふうには私も個人的に思っているわけではございません。 しかし、問題はそういうようなことで、いろいろ矛盾というような指摘をされるようなケースもありますけれども、とにかくこういうものにつきましては発足後でないと出てこないというようなケースもありまして、私どもは実際の中で、国等とのお話し合いの中で、それはもう少し様子を見てからというようなケースもままあります。ありますけれども、基本的にはルールの範囲内のものはやはり実施をしていかざるを得ないというようなことになっておるというようなことで、そういうような姿勢をとらさせていただきたいというように思います。 ○議長(片倉久三君) 市長。 ◎市長(林泰章君) 財団法人振興公社の件につきましては、これは公社として独自の事業を行ってまいることになりますから、その経営については公社がそれぞれ年次計画を立ててこれを具体的に推進していくことになるわけですが、公社の一定の状況を議会に報告は申し上げていかなければいけないことになっておりますから、これについては、今現在は経済委員会の所管事項として対応してきておりますけれども、文化会館が入ってくれば教育委員会の関係も出てまいりますし、今後、振興公社の活動の枠というものは非常に広いものになってまいりますから、できることであれば、関係される所管委員会にはその報告を行っていくことが私はベターであろうと思っています。 これはまた議長さんにもお願い申し上げまして、議会と振興公社の間の理解を求めていく、協調していかなければいけないことでありますから、議員さん方にはできるだけ知っていただいていた方がいいと思っておりますが、今までの議会の運営上のいろいろのルールもありましょうから、その辺はまたすり合わせた上で議会にも御納得がいただける答えをつくっていきたいと思っておりますので、今日までは経済委員会が所管事項でありましたから、そのようにお願いをしてきたということでございます。 ○議長(片倉久三君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 諸般の事情から、文化会館の委託がいいかどうかについては、またその条例のところでしかるべき機会に発言させていただきたいと思うんですけれども、申し上げたように、やまびこ公園にしろ、あるいはまた市民会館の委託までは、そうけんけんがくがくの見解の違いというふうなものは出てこないだろうと思うんですが、文化会館は、市長さんが標榜される文化都市の建設という問題と非常に深くかかわりを持ちますし、当然のことながら、議会各議員の皆さんを含めて関心も考え方もあろうことだろうと思いますので、今、市長さんのお答えいただきました方向で、できるだけ幅広く議会側との窓口といいますか、関係を開くようにお願い申し上げて終わります。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--進行いたします。 次に、議案第20号 岡谷市公民館条例等の一部を改正する条例について、質疑はありませんか。 宮崎福二君。 ◆20番(宮崎福二君) 今回、この条例改正ということで、それぞれ各施設の実態、実績等を見た上で消費税が転嫁されておりますけれども、この中には、各施設が10カ所ぐらいあります。こうして見ますと、中には利用者がふえているところもありますし、また、減ってきている。いろいろある中で今回の転嫁をする前に、まずそうした利用者の実態といいますか、そうしたものも十分利用率というものが検討されたかどうかということです。もし利用率が減っているとすれば、そうした施設等についても、どのようにこれから対応していかなければならないかとか、あるいはこれは受益者負担という原則からすれば、使う方にしてみれば当然のことでございますけれども、そうした広い意味での検討がされた上での転嫁であるかどうか。金額的にはわずかなものでございましょうけれども、それぞれの分野においては非常に多くの市民が利用するということに続いていきますものですから、まずその辺のところをお聞きしたい、そういうように思います。 ○議長(片倉久三君) 教育長。 ◎教育長(八幡栄一君) 利用者の増減については、検討はあわせてしておりますけれども、この際は3%を一律に値上げ、消費税をつけたということであります。 ○議長(片倉久三君) 宮崎福二君。 ◆20番(宮崎福二君) 値上げということになりますれば、住民サービスといいますか、そういう面も検討されなければならない、こんなように考えますんですけれども、その辺はどんなようにお考えでしょうかね。 ○議長(片倉久三君) 教育長。 ◎教育長(八幡栄一君) 今回の値上げは消費税法にかかわっての値上げでございますので、御理解いただきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 27番 小沢。 過日の新聞に、体育施設を体協が運営について受託をするということの可否について討議を始めるという記事がありまして、岡谷市が持っているものを民間の団体が受託をするかどうかということを討議を始めるというのは、通常は異常ですから、教育委員会なり市長さんの方から、任せるからやってもらえるかどうかというような示唆があったのかどうか、それだけお伺いしたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 教育長。 ◎教育長(八幡栄一君) 教育委員会の方では特にありません。 ○議長(片倉久三君) 市長。 ◎市長(林泰章君) 議会からも議論がされていますように、市民スポーツの振興、競技団体の育成も含めてですが、これからの市民の健康づくりという点で、その一翼を財団法人岡谷市体育協会が背負っているわけですね。そういう部分から、もっと効率的に、かつ市民の参加のもとにスポーツ関係の運用については、体育団体、要するに財団法人岡谷市体育協会がもう少し積極的な行政に対する協力があってしかるべきではないかという提言は申し上げております。 それは、1つには施設の管理委託を受ければいいという考え方が基本ではなくて、真に市民の手によるスポーツ振興が図れる場として具体的にどう行うべきかという点では、体育協会の理事会ではかねてから議論がありました。 それは、1つはもちろん財政的な面もありますけれども、基金づくりにも行政がそんなに積極的に乗り出したものではありませんし、市民が自発的に一生懸命やってくださっているという点も含めて、できることであればよそのまちの例にもあるように、スポーツ関係者の手によって真にスポーツを育てるという姿勢が、そうしたことも一助にして実現できるとするならば、これは検討してみていただいても私はいいではないかというふうに考えておるわけです。そんなことは理事会の論議の中には出ておりまして、私どもとしてもそうした姿勢で検討していただくのは大いに結構だろうということで、出すか出さないかは、これは議会で議論することでありますから、その点では一定の体協理事会の意向を、今後の検討の内容を見た上で市としては考えましょうということでお答えは申し上げてあります。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--進行いたします。 次に、議案第21号 岡谷市文化会館条例について、質疑はありませんか。 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) 18番 山田です。 一般会計の予算の中でもいいわけですし、ここでもいいんですけれども、もう一度この条例を提案する市長並びに教育委員会ですか、この辺の基本的理念をちょっとお尋ねしたいと思うんです。これまでも文化会館をつくるときの審議とか、昨年12月定例会における文化会館に対する一定の表明、ことしの3月の一般質問なんかでもかなりいろいろなことが明らかになってきているわけですけれども、まず振興公社というものの前段の答弁で一定のやりとりがあって、議会との整合をしていきたいという答弁がありますけれども、この文化会館というものが、市民文化の高揚のために役立てたいというこれまでの目的を市長は提起されているわけですけれども、実際問題として、この13条の管理の委託という点で、市長の考え方あるいはこれを所管する教育委員会の考え方、そういうものが振興公社とのかかわりでどういうような形になってあらわれてくるのかということが質問の第1です。 この点では、私は全然文化に乏しいものですけれども、青森市の文化会館なんかがちょうど岡谷市と同じ設計事務所でやられているというようなところを見たり、それから大阪関係なんかでも見たり、私は5カ所くらいを見せていただいて、規模からいろいろな点で、大阪府の吹田市の例なんかは、これは大分成功しているなという実態を見たんですけれども、こういう点で、6万都市に文化会館ができた。市長さんがこの前も提起していたように、中身としては、演劇というよりも音楽的な会館にしていきたい。一体、そういうふうなもので振興公社に派遣されている職員とかあるいは採用する職員というのは、音楽にどういう見地、知識というようなものがあって、今までの市民会館やなんかに派遣されている職員とはわけが違うんではないかというように私は思うんですね。 そういう点で、例えば11月3日にはウィーンの有名な合唱団を呼びたいというんですが、なぜここを選んだのかね。11月5日には「第九」をやると発表されていますけれども、これが岡谷市内の幾つかの音楽団体が集まってやろうとしている、これはいいことだと思うんですけれども。それまではお聞きしたんだけれども、一体11月までに我々が--夕べも私は8時過ぎにこの暗やみの建物を下からずうっと見て、偉大な建物だというふうに感銘を深くしたんです。けさも来て7階から見ますと、見事に完成していく姿があるわけですけれども、会館的中身だけの問題で我々が喜んでいいのかどうか。本当に岡谷市における文化とは何か。この文化会館を使ってコンサートというか、音楽的なものを中心にずっと発展させていくという上で、振興公社に委託する上で、市長なり教育委員会は一体どういうふうな内容でやろうとしているのか。 例えば、定期的な演奏会がほしいというふうな音楽団体のあれがあるんだけれども、例えば小澤さんとか、全国の有名ないろいろな指揮者がいますけれども、そういうものが全国をずっと転々と行って、長野県の県民文化会館の中身というのは非常にすばらしいけれども、まだ全国のレベルにお客様の顔がなっていない。あるいはそういうふうにさせる演奏者やコンサートの団体の側に問題もあるんだというふうなものもお聞きしたわけですけれども、そういうふうな点で、開館がされたころはいいけれども、1年、2年、3年後に市民文化が定着するような、音楽の定期演奏のできるようなものが育つのか、育っているのかというような点もかなり私は心配するわけなんです。 実際今、全国的にも幾つかの、東京都の上野のあそこの文化会館とかいろいろなものも私なりきに見ましたけれども、実際には、質の高いサービスというふうなもの、そういうふうなものを一体委託に当たってはどの辺まで考えているのか。一体今、そういうものを市の段階で企画課を中心というか、教育委員会中心ということがあるんでしょうけれども、どんなふうに模索をしてこの条例の提案にまでなったかという点で、基本的には、振興公社とは一体どういう中身になるのか、なろうとしているのかという点を、一応ここのところで明らかにしてもらうようなことが必要ではないかと思います。 NHKの会館の横にある紅白歌合戦をやるあんなところで1回5万円もするような大きな演奏会を開いても、1日に2回もやらなければいっぱいにならないというような、金額が高くても結構そういう音楽的に高い質というものは日本にもある。しかし、それが、この間、大阪へ行ったときに気がついたんですけれども、どうしてもいいものをやる場合には、東京からまだ名古屋あたりまでしか来ない。関西へ来たらちょっとそういうものが、演奏家が移動するのに大変なんだ。しかし、長野県の岡谷市にはもっとそういう点ですばらしい要素があるというものを一定の模索や確信を持たないと、この文化会館は使い切れないんではないか。そういう市民の不安、期待というものに対してどうしていますかという点を御質問申し上げたいと思うんですけれども。         (「関連して」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 関連して、林公敏君。 ◆19番(林公敏君) 振興公社に委託するわけですが、後でもよかったんですが、何か振興公社の組織図案というものが一部の議員さんがお持ちになっているようですけれども、我々がそこまでタッチしていいのかわかりませんけれども、一度もし配付できるものならば、論議の中でしていきたいと思いますので、配付をしてほしいと思います。 ○議長(片倉久三君) 市長。 ◎市長(林泰章君) 山田議員さんの御質問が一番大事なところでして、私どもの方でも、それを一体今後にどう肉づけしていくかということでは、かなり知恵を絞らなければいけない課題だと思っております。 ただ、御承知のとおり、全国のそうした文化会館をごらんいただいた折々にも、当然どなたもが苦慮されている一番大きな課題というのは、自分たちのまちのホールにどういういい演奏もしくは催しが入るかという点では、国際的なレベルになればなるほど、もう実際には交渉と人脈と金の問題と日時を組んでいくには、大体早いのは3年前から始まるわけですね。それで、しかもそれを追っていないとその公演のチャンスをつかむことができない。しかもその一流の、例えば交響楽団なら交響楽団が世界をどういうふうにして、いつどういう演奏をかねて歩かれるかということをどれだけ早く情報をキャッチするかによって、その演奏がとれるかとれないかということが決まってきます。しかもわざわざ、呼ぶのではものすごい金になるものですから、アジアへ入ってきたときに足を伸ばしてもらうとか、東京でやるときに、呼んだ費用を折半して岡谷市でやってもらうとか、言うなれば、俗にいう興行師がやるような部分というのはかなり入ってくるわけなんです。それはもう楽団との交渉だけではいかない。いろいろの組織を抱えていかなければいけないということもありまして、私はむしろそういう部分ではかなり本腰を入れて、しかもそれ一本で生涯をかけていくぐらいな専門職が出てこないと、なかなか文化会館の催し物をつくり上げていくということが難しいという点から、そういうものは非常に利害も絡んできますし、いろいろな意味の競争の中で渡り歩いてこなければいけないという点から、振興公社がむしろそういう人脈と組織の中に入ってしっかりそういうものを予定していかれるようにこの運営をしていただくことが一番大切ではないかというふうに思うわけです。 私どもがこの文化会館にねらっている一番大きな柱になりますのは、ホールも一流でありたいと願ってつくってきましたが、できることであれば行われるイベントも、中には世界に通ずるイベントというものが、年に少なくとも一度やそこらは定期的に行われるようなものを柱にしながら、かつそういうものを聞いていただく、見ていただく、またそれに参加していただくというものの中から、岡谷のまちの中にもそれを志向した文化活動が誕生し、かつ育成されれば望ましいというふうに考えるわけです。 それには当然のことながら、文化会館の中に入る職員の努力なんていうものではとてもなし得るものではありませんから、それを育ててくださる、そういう岡谷市の文化会館のために協力してくださる先生方がどれだけ質的にも人数的にも厚いものになってくるかということは、これは岡谷市の文化会館の施設評価の問題ともつながりながら、岡谷市の文化にかける意気込みというものがどの辺に理解されるかという問題とも相合わせてそうした人脈をつくることになってまいるわけです。 今、山田議員さんから御指摘されたように、例えば日本フィルハーモニーの小澤先生だとか、また、地元のことではよく御承知をいただいているその前任者の渡辺先生だとか、また、名古屋大学の総長をされている飯島先生であるとか、これは文部省関係での審議会で大変権威のある方ですけれども、そういう方々ももとより含めながら、実際にその文化活動のリーダー的な役割を果たしている人たち、そういう先生たちに極力1人でも多く振興公社のそうしたイベントを考えていく、文化活動を育成していくための組織の中にぜひひとつ御参加をいただきたいというお願いは今後いたしてまいりたいというふうに考えているわけですけれども、私どもは自分たちの地域文化を国内に、また世界に披瀝する機会に恵まれるか恵まれないかも、そうした人たちがどれだけ岡谷市の文化会館と岡谷市の文化活動に理解と協力をして参加してくださるかということでは極めて深い相関関係を持っているという点から、せっかくの文化会館の建設の折に、そうした先生方の協力参加をこれから得ていきたいということで、非公式にはいろいろとお願いは申し上げてきておりますが、今回の議会の御了承がいただきますれば、直ちにそれを表の話として強力にお願いを申し上げてまいりたいというふうに考えております。 そうしたものを含めて、そうした先生方の努力は、先生方の持っているテリトリーや岡谷市の文化会館の行き方というものとの整合性を図りながら、岡谷市が将来にわたって特色ある、しかも定期的なレベルの高い催し物、イベントというものをどこに定着させて、どう今後に継続するかということは、その議を経た上で最終的なものを明らかにしていただきながら了解を求めてまいりたいと、そう考えております。 ○議長(片倉久三君) 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) 18番 山田です。 そういうことで総務委員会でもかなり詰めていただきたいと思うんですけれども、例えば長野市の県民文化会館ですか。ムジクフェラインザールというウィーンの楽友会館、ここと姉妹ホールを結んでいますね。だから、2年~3年、ヨーロッパ、ドイツ、ウィーンあたりのところとかなり提携して長野県民文化会館なんかもかなり模索しているという点で、国内的にもそういういい先生方も入れて振興公社をつくりたいという態度表明がありましたけれども、かなりそこのところをやらないと、2~3年たったら何か行き着いてしまったみたいな格好だと、下諏訪町なんかも一定の建物があるとか、松本市はこの3倍のものも建てたとか、長野県の会館づくりの競争はできたけれども、実際には岡谷市の特色は何かと言えば、音楽ホール的なものでいきたいという12月の答弁がありましたから、私もそういうものはどういうものかと思って、今まで視察したところのノートなんかを整理して見ますと、かなりそういう御苦労がそれぞれの都市である。 それから関西方面へ行くと、東京あたりのそういうところをまねても、なかなか大きいものの輸送というようなものが大変だというようなことがかなり印象的に残っておりますので、そうすると、一体東京なら東京、それから、建物はヨーロッパ、ドイツの建物を1つのあれにしてできていますけれども、中身の問題やそういうようなものを模索する上でもって、姉妹ホールといってはおかしいけれども、そういうようなものもかなり今からしていかないと、振興公社というようなものが、今までのやまびこ公園の管理にちょいと人をふやした程度ではいけないんではないかなと思いましたので、そんな点を踏まえて、その道のベテランである総務委員会が大いに長年の経験をひとつ生かしてまた審議を願いたい、そんなように思います。 ○議長(片倉久三君) 企画部長。 ◎企画部長(小松幸雄君) 林議員さんからの振興公社の資料につきましては、後ほどお配りするようにいたしますのでお願いします。 ○議長(片倉久三君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 27番 小沢。 部長に2つだけお伺いをしておきたいと思います。 一つは暴力団排除ですけれども、第5条できっちりと対処できるというふうに理解をしておいていいかどうか、お伺いをしたいと思います。 それからもう一つは、通常あり得べからざることですけれども、今、東京都で、ことしのメーデー会場をめぐって、先に申し込んだ労働団体があったんだけれども、後から人数的には大きい労働団体が使用を申し入れて、都が後から申し込んだ方に使用を許可しそうだということで問題になっている件があるんです。 そういう点では条例にするのか規則にするのか知りませんけれども、使用優先権の問題はある程度きちんとしておかなければいけないと思うんですが、その辺の考え方をお伺いしておきたいと思います。         (「関連して」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 関連して、羽吹義雄君。 ◆28番(羽吹義雄君) 施行規則の中で、11条2項の3)、例えば振興公社が云々とありますが、リハーサル等の場合もこれは使用料免除。例えば、かなり高い入場料を払うというような場合でもすべて免除、こういうことになるのかどうか。 そこのところの確認と、今、小沢議員が言われた部分で、例えば規則の13条、14条に関連しますが、例えば13条の10)、会館の秩序の維持について市長が定める事項とは、ここに書かれる以外に何かあるのかどうかということと、14条で言うところの例えば酩酊しているもの。酩酊という言葉は非常に難しいことでして、酩酊とはどの程度のことを酩酊というのかということ。これは入館制限ですから、そこのところの考え方を。 それからこの会館はあれですか。例えば、他の文化会館等に見られる育児室等はないと思いますけれども、子供連れというものは当然にして例えば入館制限、こういうぐあいになるわけですか。その辺の考え方をちょっと。 ○議長(片倉久三君) 企画部長。 ◎企画部長(小松幸雄君) 小沢議員さんからの御質問のありました暴力団の排除につきましては、これは厳重に行ってまいらなければならないわけでございまして、条例の方と、それから施行規則の中の遵守事項にも若干触れるかと思いますけれども、そういった点については十分配慮できるようにしてまいりたいということで考えているわけでございます。 それから優先順位の点につきましては、これは規則の中にも使用許可の関係がございますけれども、これによって順位は優先してまいるという扱いにしてまいることになります。 それから、羽吹議員さんの使用料の減免の関係でございますが、減免につきましては使用料との関連もございますけれども、できるだけ、特に大ホール等についてはシビアに行ってまいるということを基本に考えておるわけでございまして、その中で減免できる範囲というものをこの11条の中で規定をし、さらに、その他特に市長が必要と認めたものというようなことで、これにつきましては1件ごとに審査をしました上で慎重に決めてまいるというような形をとってまいるようにしておるわけでございます。 それから、13条の秩序の関係でございますが、この13条の各項目につきましては、これは守る範囲のものでございます。子供連れにつきましては、ここには規定をしてございませんので、ケース、ケースによって。それから文化会館の中には、子供連れのものに入っていただくスペースも考えて設計の中に入っておりまして、ちょっと隔離したような形になりますけれども、そういったものができることになっておりますので、そんな点で御理解をいただきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 羽吹義雄君。 ◆28番(羽吹義雄君) 質問に答えてください。私の言っている質問とは答弁が違うじゃないですか。 条例の範囲で言うところの振興公社などが目的達成のために自主事業をする場合にはリハーサル等もそれは減免をするのかと、こう聞いているわけです。長期にわたって抑えていくということだから、例えばホールならホールを。 ○議長(片倉久三君) 企画部長。 ◎企画部長(小松幸雄君) 失礼しました。 リハーサル等の場合につきましては、振興公社が行う自主事業での範囲でございますけれども、それにつきましては、他の催し物等と競合するような場合も出てこようかと思いますけれども、そういった場合には、ケース、ケースによって対処してまいるというようなことにして扱ってまいりたいと思っております。 酩酊している者につきましては、これは非常に館の運用上支障がございますので、これはチェックをし、それが迷惑を及ぼす、支障があるというようなものにつきましては、この条項で退館を命ずるというような形で扱ってまいるということでになろうかと思います。よろしくお願いします。 ○議長(片倉久三君) 羽吹義雄君。 ◆28番(羽吹義雄君) そこのところがあいまいなんだな。今非常に高い高邁な文化論議をやられていたけれども、講演だか何かをするような偉い立派な議論をしたけれども、振興公社の自主事業の場合には特に、これは常識的にいったって、リハーサルでもって大ホールを1人でピアノならピアノで押さえてしまうわけよ、長い期間にわたって。しかも、入場料が 5,000円とか 7,000円取らないと、とてもまずいということが出てくるわけでしょう。そういう場合でも減免するのかということ、使用料を。そこのところを、ここにも明確に書いてあるから、そうするとかなり入場料が高くなりますねということを、実は裏側で想像できるから聞いているわけよ。ケース・バイ・ケースで、そんなこと。例えば見学者だってリハーサル中なんかは入れないときだって幾らでもあるんだろう、御承知のように。だから、そういうことを聞いているいるわけ。 それで、入館の制限ということは、今非常に高邁な論議があったけれども、そのものも子連れの人は聞けないという部分があるではありませんか。したがって、そういうものは入館制限の対象になるのか。ケース・バイ・ケースとおっしゃるけれども、例えば3人や5人あのガラス張りのところで見せたって何の価値もないんだよ。教育長の言う、生涯教育の一番大事な、ミニ集会で一番大事な年代の人が高い文化に触れようとする場合には入館制限ですかと聞いているわけだ。 ○議長(片倉久三君) 企画部長。 ◎企画部長(小松幸雄君) 減免の方につきましては、やはり先ほど申し上げましたように、これは自主事業として行う場合に限ってでございますけれども、リハーサル等に使う場合にはやはり減免にすべきか、すべきでないかということは厳重にチェックしてまいりたいと思っております。 それから、入館の制限でございますけれども、子供連れの方につきましては、これは催し物によっても大分違ってまいります。例えば、ウィーン交響楽団というような例を挙げますと、そういったものには子供の入場というのは非常に支障がある場合がありまして、それを収容する部屋以外に入れないというようなものも出てくるかと思いますけれども、そういったのには一定の制限をしなければならないというふうに考えております。 ○議長(片倉久三君) 羽吹義雄君。 ◆28番(羽吹義雄君) 条例に伴う規則なもので、明確に減免できる範囲として規定したらどうかね。当然にして減免しなければならんでしょう、リハーサルだって。これは部長の答弁では、ケース・バイ・ケースなんていうことは言えないではないですか。そこのところを聞いているんだから。あいまいな判断でできるの、市長の勝手な判断で。そのようなこんな規定で、もう少し規定の書き方があるではありませんか。だから、そこのところはうんと覚悟をしているんだなということを確認したいわけよ、実際問題として。 それから、今言うように、実際には運営面で振興公社に委託しても、例えば入館制限あるいはその他によって、警備員を雇い入れなければならんという経費もかかる。実際には、それは公演料の中に入るのでしょうけれども。これはしかし、相手が別に雇い入れるわけではない。岡谷市が管理している以上は岡谷市の振興公社が、例えば警備員を雇い入れなければならん部分だって出てくると思う。 同じように、逆に言えば育児施設等をもう少し内容をつくって、例えばそういう手だてというのは、それこそ今非常に高邁な議論をしている文化に触れさせるような努力というものはないかと聞いているわけ、排除するではなくて。 ○議長(片倉久三君) 企画部長。 ◎企画部長(小松幸雄君) 減免の点につきましては、減免の期間についてケース・バイ・ケースでというふうに御理解をいただきたいと思いますし、ここにうたってありますように、原則として減免でまいるということが基本であろうかと思います。 それから、入館制限の関係でございますけれども、各それぞれの館の状況によっても、そういう扱いをしておるわけでございますけれども、催し物によりましては、やはり遠慮していただくというような場面もあろうかと思いますが、内容的に子供さんにもぜひ見させられる演目であるというような場合には、これは特に制限しなくてもいいかと思いますけれども、特別なそういった、例を挙げましたウィーン交響楽団みたいな場合に、支障があると思われるようなものにつきましては遠慮していただくというようなことが、やはり必要かと思います。 ○議長(片倉久三君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 27番 小沢。 もう1つだけ。言葉の表現上の問題ですけれども、例えば、ホールの場合には原則として使用日の40日前までに申し込みをする。恐らく許可されのはその直後だろうと思うんですね。立場としては、その日に使用料を納めるということになるわけですね。大がかりなことをやる資金力のあるところなら別ですけれども、資金力の弱いところは多分に入場料で精算をして使用料を納めるというようなことになるだろうと思うのですけれども、表現上では「市長が必要と認める」というふうになっているわけですね。それがちょっと変なんです、やっぱり。表現はちょっと今すぐ思いつきませんけれども、さまざまな状況を想定した場合、市長が妥当と認めるときにはそういう規定の例外扱いもあり得るというふうにしておかないと、いささかおかしいぞという気がしますので、ちょっとその辺についての考え方だけ。「市長が認める」ということは、ほかにもありますけれども、全体を通じてそういう感じがする使い方をしているんですけれどもね。 ○議長(片倉久三君) 企画部長。 ◎企画部長(小松幸雄君) 内容的には、この条例につきましては、市の施設でありますので、市長が制定するということになりますけれども、この管理、運営等につきましては教育委員会に委任するという形をとってまいります。しかし、条例の方では「市長が」というふうにうたってあるわけでございますけれども、教育委員会に委任をして、それから振興公社へ委託するというような形をとるわけでございます。 今、御質問のありました使用料の納付の関係でございますけれども、条例第7条及び施行規則によりまして、その時期を定めておるわけでございます。この時期につきましては、使用の機会の公平性を確保するために、原則的に使用の許可を受けたときというふうに規定をしてあるわけでございますけれども、使用許可をした後、使用者側の事情によりまして取り消しの場合というような場合もございます。料金の徴収に関して、これが非常に安易に行われるというようなことになってもいけませんので、こういうふうに規定をしてあるわけでございますが、今お話のありましたように、市長が認めたときの例外規定についても定めておりますので、限定されるわけではございますけれども、規定による対応というようなことも考えられるという扱いにしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(片倉久三君) 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) 18番 山田。 もう1回ちょっと、1つだけお願いします。 羽吹議員が指摘した子供を持っているお母さんたちの問題が、図面ができたときに、全協の席で、当時の社会委員会一行が関西方面を見たときに、小ホールにも大ホールにもガラスの部屋がありまして、大ホールもさることながら、小ホールというのは、お母さんたちのためには非常に、子持ちの人が出るのではないかと。それがなかったという点では、そのとき一定の議論もした経過があるんですね。だから、そういう点で、今羽吹さんの御意見はこの席ではどうにもならないので、総務委員会で十分やってみていただきたいと思うんですよ。 それから減免の点で、例えば定期演奏会を開くコンサートの組織ができたという場合に、そうすると、1年にそれがいつもあるわけではなくて、今言われる条例と施行規則の中で使用料の減免というような点で、練習場を使うというふうな場合もあるでしょうけれども、私たち行ってみて、実際にリハーサルをやっているという場面にも出くわしたんですね。それは、それこそ入ってはいけないというわけでもって、通路しか入れなかったですけれども、そういうふうなものが条例上でどういうふうになるかという点でも、岡谷市の文化会館が最初の半年ぐらいはよかったけれども、いろいろそういうものができかかったときにどうするかというような点で、想定して十分な御議論を委員会でお願いしたい。 それからもう1つは、これはなかなか難しいことがたくさんあると思うのだけれども、世界的なピアニストが来たとか、いいコンサートがかかって、夜6時半から始まって9時45分になってアンコールが出てしまった、それで、これで終わりですから終わりますとやるのか。そういうような点はどういうぐあいに芸術的になるものかね、こんな点もひとつ委員会で十分な御議論をいただきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。 林稔君。 ◆17番(林稔君) 17番 林稔です。 ちょっと名称の件で。市民会館が残るわけですね。恐らくちょっと文化会館と市民会館といろいろ利用する場合に、どちらへ行ったらいいかということで混乱があるのではないかという点を心配します。 そういう面とあわせて、一般質問でも増沢千明議員の方からも、これに対する愛称といいますか、いい呼び名をつけたらどうかという提案もあって、私たちもバッハホールというようなものを見せていただいて、大変そういう意味で親しまれ、その館の特徴を生かしたいい名称だなというふうに感じまして、何かこの文化会館がうんと親しまれて利用しやすくて、しかも使うのに何かそれにふさわしいような名前という意味と、それから古い市民会館との紛らわしさをなくすという両面から、そういうことを考えなかったのかどうか、ちょっとお伺いしたいと思うんですけれども。 ○議長(片倉久三君) 企画部長。 ◎企画部長(小松幸雄君) 正式名称につきましては、岡谷市文化会館ということになるわけでございますけれども、今お話の愛称につきましては、それをつける予定で現在、既に作業に入っております。 ○議長(片倉久三君) よろしいですか。 ほかにございませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 進行いたします。 この際、暫時休憩いたします。         午後0時14分 休憩         -----------------         午後1時21分 再開 ○仮議長(羽吹義雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第22号 岡谷市霊園条例の一部を改正する条例について、質疑はありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) 進行いたします。 次に、議案第23号 岡谷市廃棄物処理及び清掃に関する条例等の一部を改正する条例について、質疑はありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) 進行いたします。 次に、議案第24号 岡谷市医療費特別給付金条例の一部を改正する条例について、質疑はありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) 進行いたします。 次に、議案第25号 岡谷市社会福祉センター条例及び岡谷市真徳寮使用条例の一部を改正する条例について、質疑はございませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) 進行いたします。 次に、議案第26号 岡谷市病院料金条例及び市立岡谷病院看護専門学校条例の一部を改正する条例について、質疑はございませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) 進行いたします。 次に、議案第27号 岡谷市都市公園条例及び岡谷市営駐車場条例の一部を改正する条例について、質疑はありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) 進行いたします。 次に、議案第28号 岡谷市岡谷駅広場等条例の一部を改正する条例について、質疑はありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) 進行いたします。 次に、議案第29号 岡谷市温泉事業給湯条例について、質疑はありませんか。 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) 18番 山田です。 条例の中身で、「市民」というふうになっておりますけれども、これはあくまでも岡谷市民でなければお分けしないということでしょうか、この点について。 ○仮議長(羽吹義雄君) 水道部長。 ◎水道部長(斉藤文夫君) 今の御質問は、スタンドを含めてでございますか、もちろんそういうふうに理解していいですね。原則的には岡谷市に在住するという考え方でございます。 ○仮議長(羽吹義雄君) 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) 今、どんどんお湯が出ているわけですが、穂高町の、温泉問題をこの議会の専門委員会が研究している際に視察したときに、穂高町のスタンドというものは業者がくみに来てしまって、それでもうこれはちょっと考えなければいけないというふうになって、私らが行ったときはちょうどお休みしているときでしたけれども、こういうふうな人があらわれた場合にはどうするかということなんですよ。原則として市民だけれども、お金さえ出せばいいかということがあるわけですけれども。 それは、八王子あたりに持っていって、でかいタンクローリーで持っていけば、結構の稼ぎになったといいますから、岡谷市内でうんと喜ばれるのはいいけれども、そういうふうな行為というものは、この条例上どういうふうにするかという点をちょっとお教えいただきたいと思います。 ○仮議長(羽吹義雄君) 市長。 ◎市長(林泰章君) 引湯に関しては、よそのまちへ引いていくわけにいきませんから市内ということで、スタンドに関しては、そこに人がついていて住民票をチェックするわけではありませんから、それは、買っていただく方はみんなお客さんですから、そこは適宜にやっていただくということで、それほどきちんとした監視体制のもとにということでなく、利用していただければと思っています。 ○仮議長(羽吹義雄君) よろしいですか。 ほかにございませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) 進行いたします。 次に、議案第30号 岡谷市特別会計条例の一部を改正する条例について、質疑はございませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○仮議長(羽吹義雄君) 進行いたします。 次に、議案第31号 岡谷市下水道条例の一部を改正する条例について、質疑はありませんか。 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 27番 小沢。 1点質問したいと思います。下水道の料金改定に当たって、投下した資本が料金改定の算定の基準にされているようでありますが、私は、本来こういう設備については維持、管理等については受益者から一定のものを納めていただくということについてはやむを得ないだろうという立場をとりますが、基本的な施設は、事業体が負担をすべきだという立場に立ちたいと思います。もちろん異論もありましょうし、大変なことでありますけれども、そういう立場で質問をしたいと思いますが、最初にお答えを聞いてから再質問をさせていただきたいと思いますので。 今日の時点で、接続可能な御家庭、工場等が全部接続をしたと仮定したら、この値上げ案はどういうふうに変動するのか、それをお伺いしたいというふうに思います。 ○仮議長(羽吹義雄君) 水道部長。 ◎水道部長(斉藤文夫君) ただいまの御質問でございますけれども、今回の値上げにつきましては、この前、改定理由につきまして御説明申し上げているところでございますが、今までの使用料改定、供用開始がなされまして、2回にわたり改定があったわけでございますが、その段階ではまだ整備率が低いというようなことで、維持、管理費のみを使用料の対象にしておったわけでございますけれども、現在の段階では、岡谷市の場合51%という整備率になってきているわけでございまして、どうしても、下水道財政をめぐる問題としては、これは全国的な問題でもございますけれども、また、前にも議員の皆さん方からも、この点については御指摘等をいただいているわけでございます。 そういう中で今回、資本費の一部を算入したわけでございますが、今の御質問でございますけれども、これが全部つながってくれば汚水量がふえてくるということで差は出てこようかと思いますけれども、現段階では、まだ80数%というような接続の段階であるわけでございます。そういうことでお願いをしているわけでございまして、そこら辺は御理解をちょうだいしたいと思います。    (「最初のが50何%で、今の80何%というのは何か……」と呼ぶ者あり) ◎水道部長(斉藤文夫君) 最初の51%というのは、岡谷市全体の整備予定面積に対して、現在整備がなされているのが51%ということでございます。その中で実際使える地域もあるわけでございまして、そのうちの接続率が81%ということを申し上げているわけでございます。 ○仮議長(羽吹義雄君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) そうすると、接続可能な地域では81%の家庭が接続しているというふうに理解していいわけですか。 ○仮議長(羽吹義雄君) 水道部長。 ◎水道部長(斉藤文夫君) 現在のところ、約85%の接続、これは人口的に申し上げてのことでございます。普及率というのは、要するに行政人口に対しまして、接続可能な人口--これは約63%ぐらいの数字になっております。 ○仮議長(羽吹義雄君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) それでは、もし出せればですが--本来出していただきたいと思うんですけれども、維持、管理費については、公費で負担すべき部分を除いた全額とは具体的に幾らになるのか。及び資本費については、その一部というのは投下資本、公債費等も含めて、一部とは一体どれだけになるのか、お教えをいただきたいというふうに思います。 ○仮議長(羽吹義雄君) 水道部長。 ◎水道部長(斉藤文夫君) それは、議案資料の中の2ページでございますけれども、2番目の使用料対象費用並びにその右の収支計画表も同じでございますけれども、今回の使用料改定の基礎は、平成元年度から平成3年の3カ年を基本にしているわけでございまして、維持、管理費につきましては、3年間の人件費、物件費、それから流域下水道の負担金、合わせまして11億 5,550万円でございます。 それから、資本費は4億 167万 5,000円を見込んであるわけでございますけれども、この3年間の資本費累計額は29億 7,800万円になるわけでございまして、そのうちの一部でございまして、資本費算入率は 13.49%になるわけでございます。 ○仮議長(羽吹義雄君) ほかにございませんか。 林公敏君。 ◆19番(林公敏君) 19番 林公敏です。 私たちは、今度はこうなりましたよといって、こうやって料金の改定を示されるわけですが、この料金というものは、地域的にいろいろ格差が当然あると思うんですが、一般的にこの諏訪地区の料金というものは、どう評価されるのか、その点を1点お聞きしたい。 それから、もう1点につきましては、岡谷市からいった処理水の中に、当然徴収ができない額、要するに雨水だとか、そういう水が相当に流れ込んでいるはずだと思います。それがどのくらいの量があって、金額的にそれがどのぐらいの算定をされて、その算定された額は一体だれが負担をしているのか、その2点について。 ○仮議長(羽吹義雄君) 水道部長。 ◎水道部長(斉藤文夫君) 第1点でございますけれども、この流域関連には、岡谷市のほかに下諏訪町、諏訪市、茅野市それから原村の5つで組織をし、流域下水道になっているわけでございますけれども、今回の改定につきましては、先ほども冒頭申し上げておりますように、従来の維持、管理費のみということでなくて、資本費対象もそれぞれ導入しているわけでございますけれども、やはりその地域、地域によりまして、地形の条件、それから密集の度合い、それからそこに組織されますところの一般の民家の関係、工場の関係あるいは温泉の関係等々ありまして、それぞれ立場が違っているわけでございます。 最初の出発点におきましては、流域というようなことで大体同じスタートをしたわけでございますが、ここ幾年かにわたりましては、それぞれ内容が違ってきているわけでございます。したがいまして、岡谷市の場合には資本費の一部というふうに申し上げておりますけれども、約13.5%ぐらいでございますけれども、地域によりましては16%のところもありますし、17%のところもある。それからまた、例えば温泉のあるところにつきましては、私どもより温泉の汚水量というようなものがあるわけでございまして、そういう中で、原価的にも違っているところもあるわけでございます。 したがいまして、それぞれ資本費算入額あるいは原価というようなものにつきましては、それぞれ差があるところでございます。 それから2番目の、不明水の関係でございますけれども、基本計画的には、当初から下水道には不明水がつきものであるわけでございまして、ここの諏訪湖流域の場合には20%を一応基準にしてございます。先ほどの御質問の中で、量的にはというようなお話をいただいているわけでございますけれども、大体、岡谷市の場合にはその基本以下の数値で推移をしてございます。もちろん、この不明水につきましては公費負担になるわけでございまして、この関係につきましては、諏訪湖流域下水道への維持管理負担金の中で処理をしているという内容でございます。 ○仮議長(羽吹義雄君) 林公敏君。 ◆19番(林公敏君) 部長さん何か回りくどく、もう少し簡単に言ってもらえばよかったんですが、要するにこの料金がほかと比べてみて大体、妥当という言い方はおかしいけれども、平均的でしょうがないのではないかという意味を聞きたかったわけです。 それから、もう1つは不明水が、これは言いにくいかもしれませんけれども、もしわかれば大体金額的にどのくらいの不明水の負担をしているのかというあたりをちょっと聞きたかったんですが、言いにくかったら、それはまた後でもいいと思いますけれども。 ○仮議長(羽吹義雄君) 水道部長。 ◎水道部長(斉藤文夫君) 第1点の問題でございますけれども、地域に若干の差はありますけれども、現段階では妥当なものというふうに判断をしております。 それから、この不明水の関係につきましては、先ほども申し上げておりますように、20%の中で推移をしてございまして、大体約 800トンぐらいのものがあろうかと思います。 以上でございます。 ○仮議長(羽吹義雄君) よろしいですか。 ほかにございませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) 進行いたします。 次に、議案第32号 岡谷市水道事業給水条例の一部を改正する条例について、質疑はありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) 進行いたします。 次に、議案第33号 湖北衛生施設組合規約の一部を変更する規約について、質疑はありませんか。 林稔君。 ◆17番(林稔君) 17番 林稔です。 湖北衛生施設組合議会でもお尋ねをいたしましたが、岡谷市の議会でも、一応岡谷市が負担をするということでお伺いをしておきたいと思いますけれども、いよいよ新年度から2年間にわたって衛生センターの建てかえをするということで、基本的な計画や建設に着工するわけですけれども、この問題をめぐって一般質問でも、また組合議会でもお尋ねをいたしましたが、こういう施設、特に衛生センターのような施設については、かなり業者によって値段が一般の見積もりに比べると大きな差が出る、あるいは業者間によってもかなりの差が出るというふうなことで、全国的にも不正があったり、入札をめぐっていろいろな問題、トラブルが起こったりしているようであります。 そこで、岡谷市といいますか湖北衛生施設の場合にも、このような不正やら疑惑があってはならないという点で改めて確認をしておきたいと思いますが、差出人不明の文書が来ているというふうなことで前もお尋ねをいたしました。市長さんの組合議会における答弁では、まだ基本設計も何も決まっていないのに、そのような文書が出回ること自身が不思議でならないというような御答弁だったように記憶をしておりますし、それはそのとおりだろうと思います。しかし実際に、コンサルタントや設計などが決まっていけば、自動的に業者も決まっていってしまうようなうわさもありますし、そのようなことがあってはならない、実際に明朗な入札があってしかるべきだというふうに思うわけです。 そういう意味で、どのような入札あるいは不正を防止するような方法でやっていかれるのかということを、この場で明らかにしておいていただきたいというふうに思います。 それから、何かいろいろ大きな公共事業がある場合に、とかく何かそういう怪文書的なものが流れたりして、私たちもそういうものが出されて、一応の調査をするわけですけれども、実際には我々調査のしようがないということになってしまうわけですけれども、実際に行政に携わる理事者の方としては、こうした問題に対してどのような調査をされているのか、その点についてもお伺いをしてみたいと思います。 ○仮議長(羽吹義雄君) 市長。 ◎市長(林泰章君) 湖北衛生センターに限ったことではありませんけれども、公正な入札と、それから業者の方から見れば公正な入札参加をしていただくということであるわけです。ただ、今まで過去を振り返ってみて、とかくありがちな、手紙を書くのが好きな人がいる何て言うとしかられるんですけれども、そんなに広範囲の中で議論されているものではないようですね、私どもの調べた範囲では。意図的に仕事をとりたい一心で、とるためには強い競争相手を誹謗していくようなやり方でやる会社もありますし、特定の、議員さん方か私どもか、いずれにしましても、顔見しりをいいことにして、それで何とかその仕事にありつきたいとか、これは業者の競争ですから、それがあってもおかしくないことですけれども、そういうものを避けて、いかに公正に業者を参加させるかというのが私どもの一番つらい立場に立つわけです。 そういう意味で、湖北衛生センターの場合には1市2町で運営されているものでありますから、私が組合長ですから最終の断は下すにしても、各両町の意見ももとよりきょうまで聴してきておりますし、過度な競争をして意図的に誹謗を重ねるようなものは、もう指名の段階から入れていかない、そういうやり方でいかなければならないと思っておりますし、意図的に落とすために相手の会社を誹謗し、それにそのとおり私どもが屈していけば、そういうことをやることを助長することにもなるという点から、その会社の実績やその会社の評価というものを公正な立場で関係機関、もしくは指導官庁等の意見も、そういう会社に対してはある程度の意見を求めてみる、これはあくまでも参考にすぎません。そういうようなことをいろいろな角度から追ってみて、とらんがための誹謗やとらんがためになりふり構わず運動していくというものは、やはりかなり慎重に見ていかなければいけないという点で、最終は私1人の意見ではどうにもなりませんから、副組合長等の意見を聴しながら、最後はまとめていくというやり方になろうかと思っております。 ただ、それ以前の問題として、技術面の劣るもの、また実績のないもの、これは対象外になっていくかと思っていますが、いずれにしましても、日本の国にはかなりの実績を持った会社がたくさんありますから、選ぶには事欠かないと思っておりますから、できるだけひとつ、公明にこれを進めてまいりたいということで、基本的には理事者の姿勢としては、そのように考えております。 ○仮議長(羽吹義雄君) 林稔君。 ◆17番(林稔君) 17番 林です。 市長さんの方、組合長としての調査もされたようですから。大体どこがやったかという推測はついているわけでしょうかね。ということは、そういうことを不正というか不当な手段で、他を中傷、誹謗したりするところは入札に当然参加するべきでないと思いますけれども、もし、誤ってそういうところが除外された場合、間違って見られて除外された場合は、これは大変なことになりますし、だから、推測ではこれは物が言えないだろうし、となると、きちっとした法的な調査といいますか、こういうものも必要になる部分もあるのかもしれないという気もしますが、そういう点では厳正な入札をしていくという意味でも、どういう方法をとっていかれるのか、もうちょっとお伺いしたいと思います。         (「議長、関連」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) 関連して、小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 関連して、市なりあるいは事務組合等公共団体が業者の選定をしていく場合、極めて厳正でなければならないわけですが、最近の岡谷市の指名にかかわる業者あるいは請負にかかわる業者で、国もしくは都道府県段階の団体から、談合の理由をもって指名停止を受けている業者があったかないか、お答えをいただきたい。 ○仮議長(羽吹義雄君) 総務部長。 ◎総務部長(小野文義君) 指名停止に関係するお話でございますが、最近聞いておる例はございません。 ○仮議長(羽吹義雄君) 市長。 ◎市長(林泰章君) ちょっと正しい名称は後で。衛生センターのときにはお答えしていますからあれですけれども、こういうし尿処理専門業者、国が認定している。それで国が認めている組織ができていますね。そこにたしか10何社あるかと思っています。その大手10何社が一応の対象の基準になって、その中から業者を選択するということで、考え方はそこまではできております。 ○仮議長(羽吹義雄君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 総務部長さんの御答弁は、聞いていないということですから了解しますけれども、「ありませんでした」では了解できませんので、調査をいただきたい、委員会時点までに。お願いをしておきたいと思います。 それから、経費の分担の方法ですけれども、この議案説明をいただいたときに席におりませんので、その点に説明が触れていましたらお返事は結構でありますが、人口割、以下1番から4番まであるんですが、このどれかまだ決まっていないのか。例えば、人口割というのは大変乱暴な話ですけれども、そんなものまでが、なぜここに上がってくるのかお伺いしたい。決まっていれば、どれをやるのかということも含めて。 ○仮議長(羽吹義雄君) 民生部長。 ◎民生部長(手塚文武君) 割合でございますけれども、1)の人口割につきましては、岡谷市の場合54.9%です。それから2)の、下水道を使用している水洗化人口を除いた人口割、これが 55.24%です。それから3)につきましては 46.25%、それから4)につきましては65.96 %と、こういう割合でお願いするようになっております。 ○仮議長(羽吹義雄君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) その場合、当該年度の始まる月の属する年の1月1日現在の人口を基礎として、次の各号に定めるもののいずれかによる方法により組織市町村で協議して負担する、というのですから、1番から4番のいずれかでやるということでしょう。だから、何番をやるのかということを教えていただきたいんです。 ○仮議長(羽吹義雄君) 民生部長。 ◎民生部長(手塚文武君) 提案のときにも申し上げましたけれども、1)と2)につきましては、既に過去にやったものの負担割合でございまして、3)、4)について、今度の建設にかかわってくる負担割合と申したわけでございますが、1)につきましては、昭和51年度に余剰汚泥脱水域の起債償還額の負担割合でございます。それから2)につきましては、昭和55年並びに昭和56年のガスタンク及び加温機等の設置した起債償還額の負担割合でございますので、これが過去のものでございます。それで3)につきましては、今回改築の補助のものでございますし、4)につきましては単独の負担割、こういうふうになっております。 ○仮議長(羽吹義雄君) ほかにございませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) 進行いたします。 次に、議案第34号 平成元年度市営土地改良事業に要する経費について、質疑はございませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) 進行いたします。 次に、議案第35号 平成元年度市営林道事業に要する経費について、質疑はございませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) 進行いたします。 次に、議案第36号 土地改良事業の施行について、質疑はございませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) 進行いたします。 次に、平成元年度予算議案についての、付託前の質疑を行います。 議案第37号 平成元年度岡谷市一般会計予算について、歳出から質疑を行います。質疑に際しては、予算説明書等のページをお示し願います。なお、担当委員会に属する質疑はなるべく御遠慮願いたいと思います。 それでは、1款議会費、説明書で65ページから、3款民生費 127ページまでについて質疑を行います。 質疑はございませんか。 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 27番。 ちょっと項目だけは拾い上げたんですけれども、ページ等書いてありませんので、御理解を答弁者の皆さんにお願いしたいと思いますが、1つは文化会館の当年度の委託関係の費用、これの明細をもう少しお話をいただきたいということが1つです。 それから、これは大変初歩的な質問で申しわけないわけですけれども、職員手当と給料の比率を見ますと、もちろん一般的でない特殊な手当もありますから、若干の差が出てくるのはわかりますが、手当の 1.4倍くらいの給料にとどまっているところもあれば、 1.6倍~ 1.7倍というふうな数字を示すところもありますね。諸手当は、基本的な部分、しかも多額にわたる部分というのは、どの職員にも適用されるものでありますから、率の面では、そんなに大きな変動があるはずはないのだというふうに考えるのですけれども、考え方をお教えをいただきたいというふうに思います。 それから広報費ですけれども、広報「ながのけん」の配布委託料が27万円予算化されていますが、収入では58万 9,000円、長野県広報の配布の委託料として見込まれているわけですね。これは、どういう関係なのかということ。収入の関係でお教えをいただきたいというふうに思います。 それから庁舎清掃費で、前年度と同額でありますが、当然のことながら消費税等も入ってまいりますし、働いている皆さんの人件費等を全く上昇を見込まないのかどうか、こういうところは前年同額で考えていっていいのか、消費税との関係は全然ないのか、お教えをいただきたい。例えば、 8,640万円予算化されていますが、丸々税対象になるとすれば、25万円ばかりの消費税ということになるわけですけれども、説明をいただきたい。 それから、新規採用職員の激励大会の負担金が前年度 8,000円で、ことしは5万 9,000円というふうに、額はわずかですが飛躍的にふえたのはどういう理由なのか。 それから、自動ドアの点検委託料が、前年45万円でことしはゼロというのはどういうことなのか。 それから、法律相談の謝礼、弁護士さんだろうと思うのですけれども昭和63年度 100万円で今年度ゼロというのはどういうことなのか。 同じく、広報費ですけれども、電光文字放送委託料、前年36万円で、ことしはゼロ。ことし執行して価値がないと認めたのか、あるいはことしは執行しないでゼロになったのか、その辺もお教えをいただきたい。 それから住民税の委託料で、住民税が70%ばかりの増で、軽自動車税が倍以上予算化されていますが、この辺の理由をお教えをいただきたい。 とりあえず、以上についてお願いしたいと思います。 ○仮議長(羽吹義雄君) 一番最初の文化会館に関することは、10款のときにもう一度お願いいたします。 ◆27番(小沢竜美君) はい、わかりました。 ○仮議長(羽吹義雄君) 企画部長。 ◎企画部長(小松幸雄君) ちょっと細かい御質問ですので、直ちにお答えできかねる面もございますけれども、お答えできる範囲で最初に申し上げたいと思います。 この職員手当と給料の比率の関係でございますけれども、通勤手当、扶養手当等、高額給与の者と、それから給与が比較的低い者との違いでこういうふうに差が出てまいるものかと思っております。 それから、広報費の委託料の27万円でございますが、これは県の広報を市が委託を受けて配布するためのものでございまして、この配布は業者に委託をして行っております。この金額が、歳出の方では27万円というような額でもってお願いをしておりますし、入ってくる収入の方が、この額は多いわけでございますけれども、配布する場合にこれだけの額でもってやっていただいているということで、これを全部それに回さなければいけないということではございませんで、その点は御理解をいただきたいと思います。 それから、電光板の関係でございますけれども、電光板は、ある業者が駅前で電光板の放映をいたしておったわけでございますけれども、業者の都合でそれが取りやめになりましたので、本年は、これは委託はできないということで、予算計上はしてございませんので御理解をいただきたいと思います。 その他の件につきましては、わかり次第御返事いたしたいと思います。 ○仮議長(羽吹義雄君) 総務部長。 ◎総務部長(小野文義君) 私どもから答弁させていただきますもので、まず最初に、庁舎清掃費の関係でございますが 864万円計上してございます。実績から勘案いたしまして、消費税にかかわるものも含めまして、この範囲内でおさまるという、そういうことで計上させていただきました。 それから、自動ドアの点検委託料54万円でございますが、この点は、昨年未執行で、内部的に技術職員の中でチェックをしてきております。ことしは、それで計上してございません。 それから、住民税あるいは軽自動車税の委託料の増の問題でございますが、住民税の計算事務電算委託料でございますが、増の主なものは消費税関係で51万 8,000円とか、他の税目からのつけかえ分というのが、窓明き封筒をこの中に増やしたというようなものがあります。それが29万円とか。それから新規の業務委託ということで、特徴システムの開発費であるとか、税法改正によるシステム料であるとか、その他納税通知書の口座用であるかと、郵便振替分とか幾つかございますが、それらが 106万円ほどございます。そのほか情報センタ委託に伴う増分というものが 500万円ほどございます。 それから、同様に軽自動車税につきましても、消費税関係が7万 3,000円ということがありますが、他の税目からのつけかえ分は34万円、新規業務の委託が37万 6,000円、それから情報センタへの委託に伴う増分が67万円ほどあります。 情報センタの委託分で高くなっている点でございますが、従来、TKCにお願いしてきておりましたものを切りかえるわけでございますが、扱う量の問題がひとつ、コスト的な面でセンタとTKCとの違いがあります。 それから、TKCの処理方式を情報センタに持ち込んだことに伴うシステムの開発費の新規負担となった分がございます。また、情報センタそのものが発足後、日も浅くというようなことの中で、業務に対する値引きということについては、当面直ちにできるということには、まだ今のところは難しいだろうというような点がございまして、情報センタとの協議の中で順次それらの点についてもお願いしてまいりたいということでお話をつけておるところでございます。 以上でございます。 ○仮議長(羽吹義雄君) 企画部長。 ◎企画部長(小松幸雄君) 答弁漏れの点につきまして御答弁申し上げます。 新規採用職員の激励大会の負担金が昭和63年度と平成元年度では額がふえておりますけれども、これは人員のふえた関係でございまして、昭和63年度には6人分計上したものが、平成元年度は職員採用の見込み数45人という数でこれは計上したものでございますので、その差でございます。 それから、先ほどの御答弁に補足をして申し上げたいと思いますけれども、市の広報を配布するときに、この手数料につきましてはあわせて配布をしておるわけでございまして、これは市独自で配布しているところにつきましては、この経費は歳出には計上しなくて済むわけでございますけれども、広報の印刷代等を含めて契約をしているものでございます。 ○仮議長(羽吹義雄君) 総務部長。 ◎総務部長(小野文義君) 年間いろいろ法規にかかわります幾つかのことがございますので、それらの点に充てるために計上したものでございます。 ○仮議長(羽吹義雄君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 全然答弁になってないではないですか。もう一度聞きます。 1つは、自動ドアの点検については、昭和63年度も執行しないできたわけですか。そういう点で、自動ドアの調整程度で年間45万円を予算化するのに、やってみたら、技術職員が見れば半ば保守管理ができていくという程度のものが最初はなぜ予算化されるのか。その辺の検討の状況をお伺いをしたいということが1つです。 それから税の計算ですけれども、TKCから移して高くなるようですが、1つ心配なのは、不夜城のごとく夜を徹して6階に電気がついている日の方が多いような感じがするんですけれども、委託した業務がミスなしにこちらに戻っているかどうかという点で心配があるんですけれども、情報センタの業務ミスから手を加えなければ本来の求めているものが整わなかったというふうな事故はないかどうかお伺いをしたいと思います。 それから、法律相談については言っている意味がわからなかったんですが、法律相談ですから、法律上の相談の経費が計上してあることはわかるんですが、昭和63年度は謝礼が100 万円ではないですか。これがことしゼロなのはなぜかということを聞いているんですけれども。 ○仮議長(羽吹義雄君) 総務部長。 ◎総務部長(小野文義君) 法律相談につきましては、前に企画部関連に盛ってあったものを、法規担当の誕生によりまして一般管理費の方へ移しかえたという 100万円のことでございます。 自動ドアの関係でございますが、現在、庁舎管理の職員を配置しております中で、電気主任技術の有資格者のものを配置してございます。その者が、当初はそこまでチェックできるかどうかということでわからなかったという点があったようでございますが、現在ではその主任技術者が当たっているということでことしは計上から外したということで訂正をお願いしたいと思います。 ○仮議長(羽吹義雄君) 企画部長。 ◎企画部長(小松幸雄君) 情報センタへ委託の関係につきましては、庁内全般的な関係がございますので、私からお答え申し上げますが、昨年の4月に行政事務のOA化を情報センタへ委託をしたわけでございますけれども、当初やはり移行段階におきましては、若干トラブル的なところは、そう大きなものではございませんけれども、あったようでございまして、その内容がどういうもので、どのぐらいというような点につきましては把握しておりませんけれども、そんな意見と申しますか、そういう事例は若干あったようでございます。 ○仮議長(羽吹義雄君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 27番。 大体わかりました。ただ、情報センタでは、今の企画部長の話では、あったようだけれども具体的にはわからんということですが、その程度のミスという理解でいいですか。 ○仮議長(羽吹義雄君) 企画部長。 ◎企画部長(小松幸雄君) これは大きく影響を及ぼすようなミスでなくて、移行に際しての事務的なミスというようなことでございまして、これがために大きなミスにつながったというようなことではございません。 時間が10分か15分ぐらい機械が、何と申しますか、少しとまったときがございましたけれども、それは直ちに回復して、さしたる問題はございませんでした。 ○仮議長(羽吹義雄君) ほかにございませんか。 浜常治君。 ◆14番(浜常治君) 14番 浜です。 84ページの上から4番目の諏訪湖浄化啓発事業負担金というのがことし出てきておりますけれども、これはどういうところへ負担して、また総額はどのようなことで内容はどうだかということをお伺いしたいと思います。 それから 119ページと 121ページの職員ですけれども、児童福祉総務費の中で、どうも今まで6人というような人が5人になり、さらに保育所費の 146人が 144人と、ここのところで2人、この人たちはどういうふうなところで減らされているか、その点をちょっと教えておいてください。 ○仮議長(羽吹義雄君) 民生部長。 ◎民生部長(手塚文武君) 84ページの諏訪湖浄化啓発事業負担金10万 6,000円でございますけれども、これは平成元年度に諏訪湖ウォークラリーというものを計画しております。これは湖上からの観察をしたり、それから湖周からの観察をしたり、そして湖畔においてシンポジウムというか、集会を開くというふうな予定で今計画されているわけでございますけれども、諏訪市の諏訪湖畔公園から湖上をずうっと下諏訪町まで船でまいりまして、そうして、下諏訪町からまた諏訪市の方へ湖畔を戻っていって、そして湖のほとりで集会をやるというふうな計画になっております。その総体の事業費が 180万円でございまして、この諏訪地方6市町村で持つ額が40万 3,000円でございます。これは人口割と均等割の2つに分けられまして、均等割が1万 5,000円、あとは人口割でございます。岡谷市の人口割は9万 1,000円になりますので10万 6,000円、こういうふうなことでございます。 ○仮議長(羽吹義雄君) 福祉部長。 ◎福祉部長(武井政次郎君) 児童福祉総務費と、それから保育所費の中での職員の減ということで御質問をいただいておりますが、児童福祉の方は、児童課の中で事務等の合理化というようなものを通じて1人の減員をしていきたいということでございます。それから保育園の方は、新年度の保育のクラスの状況やら、それから児童数の移動等によりまして、全体的な職員配置が昨年とは若干変わってくるわけでございますが、結果的には保母が1人、給食婦が1人というようなことで減になるものでございます。 ○仮議長(羽吹義雄君) 浜常治君。 ◆14番(浜常治君) 14番 浜です。 今の諏訪湖ウォークラリーというのは、そのメンバーはどんなふうなメンバーが、岡谷市あたりはどういうふうな格好で出られていくのか、そこの点をもう少しお伺いしたいと思います。 2番目の保育所で保母さん1人、どこの園が1人減になるというようなことはわかっておられるわけですか。そこらのところはどんなものですか、クラス減によって。 ○仮議長(羽吹義雄君) 民生部長。 ◎民生部長(手塚文武君) これは主催が長野県と諏訪湖浄化対策連絡協議会でございまして、諏訪湖浄化対策連絡協議会のメンバーが主なんですけれども、参加するものは諏訪地域の住民約 300名くらいを予定しております。 ○仮議長(羽吹義雄君) 福祉部長。 ◎福祉部長(武井政次郎君) ちょっと時間をいただきたいと思いますが。 ○仮議長(羽吹義雄君) 後ほどでよろしいですか。 ◆14番(浜常治君) では、保育所の人員張りつけは委員会でやっていただければいいですけれども、今の 300人というのは、まだ選出とかそういうようなことは全然わかってはいなくて、これから始めるということですか。 ○仮議長(羽吹義雄君) 民生部長。 ◎民生部長(手塚文武君) これはもちろん開催の要領の案でございますので、これから浄化対策連絡協議会等でも審議されていくわけでございますけれども、案としてお聞きいただいたわけでございますが、参加者は主として諏訪地域の住民、こういうふうになっております。 ○仮議長(羽吹義雄君) 原宏君。 ◆15番(原宏君) 15番 原宏です。 これは確認をさせていただきたいんですが、73ページの公会所の補助金の補助内容を教えてください。 それからもう一つは、87ページの17節公有財産購入費の 2,518万円何がしですが、これにつきましては、購入の目的と購入の内容についてお示しをいただきたいと思います。 ○仮議長(羽吹義雄君) 企画部長。 ◎企画部長(小松幸雄君) 87ページの公有財産購入費について先に申し上げますが、これは文化会館の一画にあります土地を土地開発公社で取得してありますものを一般会計で購入するものでありまして、面積で申し上げますと 94.17坪でございます。 ○仮議長(羽吹義雄君) 総務部長。 ◎総務部長(小野文義君) 公会所等の補助金でございますが、平成元年度より補助額を600 万円から 800万円にアップする予定でございます。当然2分の1を県費でお願いするわけでございますが、補助基準といたしましては建設費の10分の3以内、限度額が 800万円ということでございます。 それからもう一つ、集会所等に関連しますもので1件予定してあるものがございますが、それは 300万円でございます。1つの区のものにつきましては 800万円ということで合計1,100 万円予定をしております。 ○仮議長(羽吹義雄君) 原宏君。 ◆15番(原宏君) 公会所の内容がはっきりしておりましたら、場所を教えてもらいたいと思います。建設の予定ですが。 それから87ページの用地購入費の方ですけれども、文化会館の用地に取得するということですけれども、その土地がどんな形で利用されるのか。そこのところをちょっともう一度教えてもらいたいと思います。それから坪幾らになりますでしょうか。ちょっと計算器を持っていませんのでお願いをしたいと思います。それから路線価をちょっと教えてもらいたいと思います。 ○仮議長(羽吹義雄君) 総務部長。 ◎総務部長(小野文義君) 公会所の予定でございますが、1つは中村区の公会所を予定しておりますのと、小井川区のコミュニティセンターの全面改築というものを予定してございます。 ○仮議長(羽吹義雄君) 企画部長。 ◎企画部長(小松幸雄君) 文化会館の一画にあります土地につきましては、今井新道よりになるわけでございますけれども、ちょっと変形で入り組んだところがございまして、そこの区画をはっきりさせるためにその土地を購入したものでございますけれども、坪単価26万7千余円でございます。路線価につきましてはちょっと調べておりますので、よろしくお願いします。 ○仮議長(羽吹義雄君) よろしいですか。 ◆15番(原宏君) 後で教えてください。 ○仮議長(羽吹義雄君) 福祉部長。
    ◎福祉部長(武井政次郎君) 時間をいただきましてありがとうございました。 保母の関係でございますが、これは先ほどちょっと私が申し上げた内容と違うわけでございますけれども、平成元年度はクラスの減が2つありまして、この減が2ということで出ておるものでございますし、給食の方は、若草、西堀保育園で1名ずつ増になりまして、それから横川で1名減、それから西堀で1名減、そんな内容でございます。 ○仮議長(羽吹義雄君) 林稔君。 ◆17番(林稔君) 17番 林稔です。 ちょっとこれはどこに当たるかわかりませんが、71ページの内部情報システムにかかわるのかどうかあれですが、NTTとの契約やあるいは賃借料など、かかわりを明らかにしていただきたいと思います。 それから 104ページの同和関係団体補助金ですが、これは毎年言っていることですけれども、昭和63年度では執行はどうなっているのかですね。毎年ここ数年、10万円を盛っては5万円執行という形をとっているようですけれども、どんな補助金要請があり10万円を予算化したのかということを明らかにしていただきたい。 それから、同じく 104ページのボラントピア事業の補助金 160万円ですけれども、これについてはボランティアというものの重要性を否定するものではありませんけれども、特に国の福祉切り捨ての中で、その分をボランティアという美名のもとに負わせるという動きがあるように私は思えてならないわけですが、このボラントピア事業の新年度の事業計画の概要をお知らせいただいて、そうしたボランティアと当然行政がやるべき福祉の事業とのかかわりについて基本的にお伺いをしたいと思います。 それから 112ページ、 118ページにかかわると思いますが、和楽荘の建てかえの問題ですが、現地建てかえということになりますと、現状の建物を取り壊さなければいけないようになると思います。したがって、その建てかえの間、どのように現在の入所の皆さんをされるのか。その計画と予算的にはどういう措置がとられているのかお伺いをしたいと思います。 以上。 ○仮議長(羽吹義雄君) 企画部長。 ◎企画部長(小松幸雄君) 内部情報システムのNTTとの契約の関係という御質問でございますけれども、賃借料につきましてはNTTリース株式会社というところからリースをしているわけでございまして、なお、ソフトの関係につきましてはNTTデータ通信株式会社、この2カ所でございます。 ○仮議長(羽吹義雄君) 福祉部長。 ◎福祉部長(武井政次郎君) ボラントピアと和楽荘の建設についての御質問でございますが、ボラントピアは、事業自体の担当は社会福祉協議会というようなことになっておりまして、市は補助をしていく立場に立っておるわけでございます。したがいまして、新年度の予算の中では昨年同額でございますけれども、補助金を計上いたしてあるわけでございまして、事業自体はいろんな面につきましてこれを推進、支援していくということでございます。 それから和楽荘の方は、今年度は調査、測量、それから一部整地工事等の予算を計上いたしてあるわけでございますが、設計コンペを本年度やりまして方向を出してまいるわけでございまして、具体的な設計の内容はその段階で明らかになるわけでございますが、まだ具体的な建設期間中の計画というものは、はっきりしたものは持っておらないわけでございます。 同和事業につきましての補助金は昨年度同額の計上でございますけれども、10万円の計上でございまして、今回、昭和63年度につきましては、これから補助の事務をいたす段階になるところでございます。 ○仮議長(羽吹義雄君) 林稔君。 ◆17番(林稔君) 内部情報システムについてはNTTの関連会社ということのようですが、後で金額をちょっと明らかにしていただきたいと思いますが、今回NTTの大疑獄事件に発展しているわけですけれども、関連会社とはいえ子会社ですから、今後の委託契約等については、こうした不祥事に対する考え方として何らか検討されたのか。予算編成の時点ではまだ十分明らかでない、最近明らかになってきたわけですけれども、この点については何ら問題ないとするのかどうかお伺いをしたいと思います。 それから同和関係団体補助金については、では昭和63年度は幾ら執行しようとするのかということを聞いているわけですので、それを1つ。 それから、10万円をまた盛ったという理由ですね。どこからどのような補助金要請がきているのかということを明らかにしていただきたい。 それとボラントピア事業については、行政でやるべき分野と、それから広く住民、市民に協力を求めるボランティア的な活動とのかかわりをどんなふうに考えたらいいのかという点を、一定の考え方を聞かせていただきたいと思いますし、この場でなくて結構ですが、160 万円補助をする社会福祉協議会における新年度の事業計画というようなものは委員会で十分論議をして明らかにしておいていただきたい。 和楽荘の問題についてはわかりました。そうすれば、今年度では一応その建てかえにまつわる仮住まいなり、そういう必要はないというふうに考えてよろしいですか。 ○仮議長(羽吹義雄君) 企画部長。 ◎企画部長(小松幸雄君) 内部情報システムのNTTデータ通信とNTTリースへ委託しております額を申し上げますと、開発委託料、NTTデータ通信へ 600万円でございます。それから機器等賃借料がNTTリースへ 8,278万 7,000円でございます。これにつきましては、関連会社というようなことで会社が別でございますので、現在のところ、特別にそういった考え方は持っておりませんので、よろしくお願いします。 ○仮議長(羽吹義雄君) 福祉部長。 ◎福祉部長(武井政次郎君) 同和につきましての本年度の補助の額ということで御質問をちょうだいしましたけれども、本年度につきましてはまだ交付申請が正式に来ておりませんので、今後交付申請のあったところで検討するということの段階でございます。 それから10万円の予算の計上につきましては、議員さんも既に御承知のとおり、同和につきましては4団体が県下に団体としてはあるわけでございまして、4団体の活動に対して、昨年度10万円の計上をいたしたわけでございますが、今年度も同額の計上をいたしたものでございます。 それからボラントピアにつきましては、行政の立場でもちろん市民総体のボラントピア事業というものは推進をする立場にあるわけでございますし、今後在宅福祉というものの推進を図るためには、やはり施設の整備というものと並行をいたしまして、どうしてもそういう市民的な運動というものが必要になってくるわけでございますし、ボラントピアの目的もそこにあるわけでございますので、当然行政といたしましても、特に社会福祉協議会の基盤、要するに財源的な問題ということが直接な問題になりますけれども、それ以外にもソフトの面で支援ができるところはしていかなくてはいかんというふうに考えるものでございます。 後段御指摘のございました補助金等に対応いたします事業につきましては、また委員会の方で検討させていただきます。 和楽荘につきましては御指摘のとおりでございます。 ○仮議長(羽吹義雄君) 林稔君。 ◆17番(林稔君) 同和関係団体補助金についてお伺いしますが、昭和63年度は補助金の申請がないので、今のところ出す計画がないということでいいですか。 それと、新年度の方については、これは去年もその前も指摘をしているんですが、4団体ある。しかし、申請がどこかからあったわけですか。毎年お聞きするところによれば、3団体からの申請はない、申請があるのは1団体だ。申請もないのに予算を組むというのは、全く不思議な予算の組み方でして、ほかのものはほとんどどころではない、すべて補助金申請なりがあって、その裏づけがあって予算を編成しているのに、これだけは全く申請もなければどこからも希望がないのに組むということで、どうしても不思議な予算の組み方で理解ができないんですけれども、いかがでしょうか。 ○仮議長(羽吹義雄君) 福祉部長。 ◎福祉部長(武井政次郎君) これは非常に難しい問題かと思うわけでございますけれども、解放同盟だけが同和の問題の活動をしているわけではございませんでして、ほかの3団体につきましてもかなり活動がされているわけでございます。行政の立場に立ちますと、同和の問題を推進させるというようなことは、当然法律によって進めていかなければならない立場に立つわけでございますので、従来そういう実績がないわけでございますけれども、ひとつ解放同盟だけの補助金の計上ということはやはり片手落ちであるというふうに考えておるわけでございます。額としては非常に小さい額なのでございますけれども、一応4団体を含めて計上をいたしている次第でございます。 本年度につきましては、当然のことでございますけれども、交付申請のない団体へは補助をいたさないつもりでございます。 ○仮議長(羽吹義雄君) 林稔君。 ◆17番(林稔君) 先ほどの2~3の点もそれぞれ委員会でお願いしたいと思いますが、今の同和関係団体の問題については、部長さんの説明も大変苦しくして何を言っているかよくわからないんですけれども、本来予算編成のルールからいっても全く外れている予算編成ですし、申請がないものへも一応の予算を組んでおくなんていうことは、ほかのいろいろな教育団体やらスポーツ団体や活躍している団体がいっぱいあるわけですけれども、こんな組み方をしたら岡谷市の予算は幾らあっても足りないようなことになるわけでして、十分社会委員会で論議をしていただきたいと思います。 ○仮議長(羽吹義雄君) 山田一久君。 ◆24番(山田一久君) 24番 山田一久です。 82ページの19節負担金補助及び交付金の欄でございますが、ここにあります防犯灯ですが、防犯灯の電気料の負担金です。これが 799万 6,000円という額になっておりまして、昨年度予算と比較しますと 1,000円の減額ということになっているわけです。これは多分恐らくは電気料金の改定というふうな問題があろうかと思いますけれども、区域からの増灯申請というふうなものは、最近の犯罪の増加とともに当然要求が高まってくる、こういうふうに思うわけですけれども、これに対する対応といいますか、これはどのようなことをお考えになっているかという点。 それからこの3つ下でございますが、ここに防犯灯の設置補助金というふうなものが約倍近くの増額ということになっております。これはどのようなことを考えておられるか。増額ということをちょっと触れられたわけですけれども、その状況は一体どうか。 この2点をお聞きしたいと思います。 ○仮議長(羽吹義雄君) 民生部長。 ◎民生部長(手塚文武君) 最初の防犯灯電気料負担金、これは確かに昨年が 799万 7,000円でことしが 799万 6,000円ですけれども、これは既設分につきましては実績を勘案して1カ月分が65万 7,000円かかっておりますので、その12カ月分を見ておりますし、それから新規分につきましては80灯の 175円の8カ月分--年度の途中で設置しますので8カ月分を見てありますので、特に変わったものはございません。 それから下の防犯灯の設置補助金 101万円ですけれども、これは議会の皆さんからの強い要望もありますし、市民の皆さんからも強い要望がありまして、これにこたえるために本年度は、電柱なしにつきましては従来 8,500円のものを1万 6,000円にいたします。それから電柱ありは、従来 4,200円でしたけれども、これを 7,000円、約倍くらいの補助をしていくということでございまして、それぞれ計上させていただいたわけでございます。 ○仮議長(羽吹義雄君) 山田一久君。 ◆24番(山田一久君) 24番 山田一久です。 概略の状況というのはわかったわけですが、さらに昨年度も委員長報告の中に、岡谷市の実態というふうなものが挙げられておりましたので、今年度もそのようにお願いしたいということを要望して終わりにします。 ○仮議長(羽吹義雄君) 三井正二君。 ◆9番(三井正二君) 9番 三井正二です。 これは全般にも関係しますけれども、特にこのページの中で質問いたしますが、例えば73ページの委託料というのがありますけれども、他の市町村と全般的に比べて見て委託料というのがちょっと多いのではないだろうかというような気がするんです。したがって、委託料のいわゆる委託をする先--これは今すぐ全部というわけにいきませんので、後ほど委員会の中で出していただきたいと思いますが、委託先と、それから若干委託内容について御説明をお願いをしたいと思います。 例えば、71ページの13節の中に委託料というのがありまして、例えば内部情報システム開発委託料というのがありますが、一体どういうものを開発をしようとして委託をしているのか。こんなところを少し質問を1つだけさせていただいて、あとは各委員会の中で御明示をいただきたいと思います。 ○仮議長(羽吹義雄君) 企画部長。 ◎企画部長(小松幸雄君) 71ページの内部情報システム開発委託料について申し上げますと、財産管理システムの開発で 200万円、契約システム修正委託 300万円、内部情報システムの修正で 100万円というような額で計上をしてございます。これは昨年より 1,400万円減になっております。 ○仮議長(羽吹義雄君) 三井正二君。 ◆9番(三井正二君) それではちょっとお聞きしますけれども、73ページに委託料というのがありますが、この委託されている先について8件ありますが、どこの業者に委託をされているのかちょっとお願いしたいと思います。 ○仮議長(羽吹義雄君) 総務部長。 ◎総務部長(小野文義君) 大きいのは 864万円の庁舎清掃業務委託料でございまして、現在は入札によりましてリースキンに入札してお願いをいたしております。 庁舎警備委託料でございますが、日本連合警備株式会社に委託をお願いをし、5時から朝8時半まではセンサーと防犯ベル等により警備をしてもらい、真夜中に2人による巡回をお願いをしているような内容でございます。 それからエレベーター等につきましては、設置の会社に定期検査を委託してあるわけでございます。 消防用設備点検委託料につきましても、市内の業者に委託をしてございます。 植栽等の手入れにつきましても、市内の業者等にお願いをしてございます。 仕掛け時計につきましては、やはり設置をした松本市の業者にお願いをしてございます。 以上でございます。 ○仮議長(羽吹義雄君) 三井正二君。 ◆9番(三井正二君) 若干関連をしてお聞きをしたいんですけれども、特に委託料について、ある面では庁舎全体が商社的な形になってはこれは非常にまずいわけで、ある面では専門的な知識のある人を入れながらみずからやっぱり行うということも必要ではないだろうか。これはすべてではございません、専門的なものがありますから。しかし、ある程度そういうことをしていかないと、難しいことはすべて委託をするんだよ、こういう形になりますといろいろ問題が出てくるんではないか、そういう気がするんです。 したがって、今後の考え方として、こういう委託問題についてどういうふうにお考えになっているのか、全般的にちょっと考え方がおありであったならばお聞かせをいただきたいと思います。 ○仮議長(羽吹義雄君) 総務部長。 ◎総務部長(小野文義君) 委託につきましては、1つは資格の問題もありますし、専門業者にした方が効率的だということもありますし、市の職員が全部対応するということになりますと、それだけの有資格者を抱えなければならんという点があります。そういうようなことから、やはりそれぞれの立場で最低限の委託をしていかざるを得ないと思っております。 ただ、例えば消防関係の点検の中で、消防署にお願いをすることによって、できるものについては、平成元年度はそれらについて何とか講習を受けながらも、消防職員の中で予防査察の一環としてできるものはしてもらいたいということで要望し、それについては消防署との協議の中で昨年より減額したものもございます。そういうケースもございます。 以上でございます。 ○仮議長(羽吹義雄君) 田中正人君。 ◆11番(田中正人君) 11番 田中です。 79ページの財産管理費15節の貸付施設下水道整備工事があるわけだが、これは供用開始地域内ということだが、どこであるかということを1点お聞きしたいんです。 毎年これは1カ所ぐらいずつやっておるようだが、まだ供用開始の中でも済まないところがある箇所があるかどうか、その点。 2点についてお尋ねしたい。 ○仮議長(羽吹義雄君) 総務部長。 ◎総務部長(小野文義君) この貸付施設の下水道整備工事につきましては、旧公益質屋を予定してございます。現在その建物につきましては、関連職員がそこに居住をしておりますが、下水道整備ができておりませんで、この機会に設備をしながら整備をいたしていきたいということでございます。昨年度は職業訓練校に対していたした経過がございます。 以上でございます。 ○仮議長(羽吹義雄君) 田中正人君。 ◆11番(田中正人君) 2番目の質問ですが、昨年度のことはよく存じておるんだが、今の供用開始の中で、私が言った市で持っている財産での接続をしてないところがあるかどうか、残っている部分があるかどうか、その点をお聞きしたいんですが。 ○仮議長(羽吹義雄君) 総務部長。 ◎総務部長(小野文義君) 順次やってきておりまして、その3カ年の範囲内でできるだけ整備をしてきておりますので、ほとんどないと思っておりますが。 ○仮議長(羽吹義雄君) 林光一君。 ◆10番(林光一君) 10番 林光一です。 110 ページに家庭介護者の慰労金というのが2つばかり出ております。痴呆性老人の慰労金というのが40万円ばかり出ていますが、これは何年くらいでどういう認定があったのか。実はきのうも答弁漏れで問題があるところなんですが、これを具体的にちょっと、何件に対して40万円か。 それから寝たきり老人の方の 280万円、この1件当たり差があるのかどうか。ちょっとどんな基準があるか、お願いします。 ○仮議長(羽吹義雄君) 福祉部長。 ◎福祉部長(武井政次郎君) 最初の御質問がちょっと不明だったわけですけれども、扶助費の内容でございましょうか。 ◆10番(林光一君) 該当するのは何件あるか。 ○仮議長(羽吹義雄君) この際、暫時休憩いたします。         午後2時54分 休憩         -----------------         午後3時09分 再開 ○仮議長(羽吹義雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 福祉部長。 ◎福祉部長(武井政次郎君) 時間をいただきましてありがとうございました。 先ほどの林議員さんの御質問にお答え申し上げたいと思いますが、寝たきり老人と痴呆性老人の予算の内容でございますが、人数的には、寝たきり老人は 140人分を2万円で計上いたしてありますし、それから痴呆性老人の方は20人2万円ということで、額は同じでございますが、このほかに県で3万円、社協で1万円ということで、総額は6万円ということで運用をいたしているものでございます。 それから、基準というようなお話でございましたけれども、これは当然のことでございますが、寝たきり老人のものは、大体日常の生活、活動、動作というようなものが基準となっておりますし、それから痴呆性老人の方は、問題行動というようなものが主眼でございまして、基準が設定されておりまして認定をしてまいるものでございます。 人員の面では、本年度登録をされております痴呆性老人の人数は11人現在ございますが、新年度は少し増加を見込みまして20人の計上になっておるところでございます。 以上でございます。 ○仮議長(羽吹義雄君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) もう一点だけ、27番です。 先ほど、税の条例の改正のところで、寡夫もしくは寡婦のところで申し上げたんですけれども、あれはやはり考え方の1つの前進がああいう変化にあらわれたと思いますが、母子福祉のところで、 124ページですけれども、1つは、母子家庭と呼ばれる家庭の数はどのくらいなのかお伺いをしたい。 御承知のように、つい最近、これは母子家庭でも何でもありませんけれども、家庭の崩壊から中学生の兄弟が祖母を絞殺するという事件が発生をしました。家庭の状況に応じては、励ましやいろいろな手を差し伸べることが必要だと思うんですが、死別母子家庭の激励見舞金というのがあるわけですけれども、なぜ生別は対象にしないのか、考え方をお伺いしたい。 もちろん生別の中には、例えば経済的には養育費等をきちんと責任を持つ男も中にはないわけではありませんから、死別とはおのずから一定の条件が異なる部分があることはわかりますけれども、全体として死別の母子よりも豊かなといいますか、温かい家庭をつくっているというふうにには言えないと思うので、当然生別母子家庭でも激励見舞いが必要な家庭もあろうと思うんですけれども、なぜ支給されないのかお伺いしたい。 ○仮議長(羽吹義雄君) 福祉部長。 ◎福祉部長(武井政次郎君) 母子家庭につきましては、従来、死別家庭の方が全国的にも多かったわけでございまして、そんな推移でまいっているわけでございますけれども、だんだん生別家庭というものがふえてきておりまして、つい最近におきまして、これは全国的な数字でございますが、生別の方が死別を超してきたというような状況でございます。福祉の制度からは、死別の母子家庭というようなものを対象にして従来まできておりまして、これは国の1つの考え方で運用がされてきておるわけでございますので、そのような扱いをいたしておるものでございます。 それから、母子家庭の数につきましては、 448世帯でございます。 ○仮議長(羽吹義雄君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) お話のように、かつては離婚などということはよほどでない限り考えられないことであったわけですが、風潮としてごく当たり前のような風潮になっているわけで、そのことをとやかく言う立場ではありませんけれども、母子家庭の激励が必要だとすれば、それは生別であろうとも死別であろうとも変わりないと思うんですね。国がどうこうというふうなことを言われますけれども、それは若干国・県の支出金があるようですから、補助がついているのかどうか知りませんけれども、そう大した額ではありませんし、申し上げたように、生別の方が死別を凌駕しているというふうな状況にあるとすれば、私はやはりそろそろその辺は同列に考えてよかろうというふうに思いますので、社会委員会での論議に期待をしたいというふうにお願いをしておきたいと思います。 ○仮議長(羽吹義雄君) ほかにございませんか。 宮沢健治君。 ◆22番(宮沢健治君) 22番 宮沢です。 111 ページの真徳寮費のことでございますが、御承知のとおり、真徳寮も非常に年々老朽されてきているわけですけれども、修繕費の7万円と書いてあるけれども、これはわずかな修繕費ですけれども、あれだけの建物というのがわずかな修繕費ぐらいで今後どういう維持をしていくのか。もう少し修繕費をつけて修繕をし、市民の皆さんに喜ばれるような建物にしてやっていくべきではないか、こんなように思うんですけれども、この辺について御説明をちょうだいしたいです。 ○仮議長(羽吹義雄君) 福祉部長。 ◎福祉部長(武井政次郎君) 御指摘のとおり大変古い施設でございますので、修繕料も若干ずつふやしていただいておるわけでございまして、本年度1万 4,000円というような額で増額をいたしてございます。総体の営繕ということで、どこでどうということではありませんが、特に本年度は廊下の補修というようなことを主眼に計上いたしたものでございます。できるだけうまい形で修繕をしつつ使っていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○仮議長(羽吹義雄君) 花岡三郎君。 ◆13番(花岡三郎君) 13番 花岡三郎です。 77ページの19節負担金補助及び交付金の説明欄の上から7行目、諏訪テクノレイクサイド推進協議会負担金ですが、これは前年度と全く同額が計上されておりますが、これの内容と、それからこの推進協議会の最近の動きといいますか、活動状況についてお聞きをしたいと思います。 ○仮議長(羽吹義雄君) 企画部長。 ◎企画部長(小松幸雄君) 負担金の額につきましては、人口割、均等割等で算出されて6市町村が負担するものでありまして、昨年と同様でございます。 それから、推進協議会の平成元年度の事業計画につきましては、調査研究情報提供事業というようなもの、あるいは圏域内重点事業、支援事業、これは諏訪テクノレイクサイド第1次5カ年実施計画の個別事業に基づいて最優先事業を支援するというようなことで、これが大きな事業になるわけでございますし、それから普及啓蒙事業というようなことで、これは従来から行われております諏訪テクノ建設推進への理解と協力というようなこと、参加と支援を目的とした広報活動というような事業であります。そういった事業を主体にして、推進協議会としての予算が編成されておるものでございます。 ○仮議長(羽吹義雄君) 花岡三郎君。 ◆13番(花岡三郎君) およそ理解ができましたが、この動きというものはどんなような、最近の動きですね。協議会の動きについてお聞きしたいんですが。 ○仮議長(羽吹義雄君) 企画部長。 ◎企画部長(小松幸雄君) 推進協議会におきましては、毎年こういった事業を中心にして行われてきておりまして、これにつきましては、ここ数年間動きというものは特別変わった内容のものはございません。 ○仮議長(羽吹義雄君) 進行してよろしいですか。--この際進行いたします。 次に、4款衛生費、 129ページから6款農林水産業費、 160ページまでについて質疑を行います。 質疑はありませんか。 浜常治君。 ◆14番(浜常治君) 14番 浜です。 132 ページの委託料ですけれども、第三種混合予防接種というようなことで、今まで三種の予防接種が云々されておりますけれども、この新三種というのはこの平成元年度の予算で初めてですか、ちょっと内容を 160万円に対して教えていただきたいと思います。 それから、 139ページと 141ページ、ちょっと関連ありますけれども、職員数で、清掃総務費で27人が24人というふうに減ってきておりますけれども、私どもは清掃業務というのは非常に人員等も必要になりはしないかということを考えてみますと、3人減というのはちょっと、どういうふうに減になったのか。ただ、その次の 141ページの委託料で、可燃物の収集業務の委託料が、たしか昨年は 1,910万円くらいが 2,640万円ということで、可燃物で台数がふえたのではないかというような気がいたしますけれども、そういう関連で、この3名の減になったのかどうか、その辺をお伺いをしたいと思います。 ○仮議長(羽吹義雄君) 民生部長。 ◎民生部長(手塚文武君) 最初に、 132ページの委託料、新三種混合等予防接種委託料、おっしゃられるとおり、ことし新しく導入する予防接種でございます。これと、そのすぐ上の11節の需用費の中に、医薬材料費がありまして、この中にもやはり 180万円くらいのワクチン代が入っているわけでございまして、これらが新三種混合等予防接種の経費でございまして、これは、三種というのは、ましん--はしかですね、それから風疹、これは三日ばしかといいますけれども、おたふくかぜ、これらの予防対策として、厚生省でこういうワクチンを導入して、こういう事業を指導しているわけでございまして、これを取り入れていくものでございます。 それから 139ページ、清掃総務費の人件費のところが24人になっておりますけれども、前年はこれは27人で、3人減になっておりますけれども、定年退職に伴う減員でございます。 それから、 141ページの13節委託料の中に、可燃物収集委託が1台余分になっているわけでございますけれども、従来の3台を4台にして、定年退職者の補充をせずに民間へ委託していきたいと、こういう内容でございます。 ○仮議長(羽吹義雄君) 浜常治君。 ◆14番(浜常治君) 14番 浜です。 この新三種の混合は、今、風疹、はしか、おたふくかぜというようなことですけれども、この対象はどんなふうになっていますか、ちょっと教えてください。 ○仮議長(羽吹義雄君) 民生部長。 ◎民生部長(手塚文武君) この新三種混合が導入された目的は、現在、風疹などを女子中学生だけを対象にしておりましたけれども、今度は全幼児を対象にして、それに当たっていくということで、そうしたものができたわけでございますが、現在の予防接種法では、百日ぜき、それから風疹、ジフテリア、ポリオ、ましん等の5つのワクチンの接種が義務づけられておりますけれども、これだけだと、幼児等を対象にした風疹が防止できないということで、こうしたものを取り入れてきたものでございます。 ○仮議長(羽吹義雄君) 浜常治君。 ◆14番(浜常治君) そうすると、女子中学生あるいは小中学生、保育園児等を全部義務的に対象にされるわけですか。 ○仮議長(羽吹義雄君) 民生部長。 ◎民生部長(手塚文武君) これは、あくまでも義務でなくて希望者でございます。 ○仮議長(羽吹義雄君) ほかにございませんか。 宮崎福二君。 ◆20番(宮崎福二君) 20番 宮崎です。 141 ページのただいまの質問の少し下に、工場管理委託料というのが計上されております。これは恐らく新しい清掃工場の管理の委託かと思いますが、内容的なことをちょっとお知らせ願いたい。 それから 143ページ、病院費のところがございますが、今回岡谷病院へ1億 6,000万円ですか、それから塩嶺病院へ2億円ということで、昨年までは塩嶺病院と岡谷病院は同額の繰り入れですか支出だったんですけれども、今回ふえた理由。 それからなお、岡谷病院の前にありますところのバス停にどのぐらいの岡谷病院から補助がされたかという、そこら辺をちょっとお尋ねしたいと思います。 ○仮議長(羽吹義雄君) 民生部長。 ◎民生部長(手塚文武君) 御承知のように新しい工場ができましたけれども、これが2年間の保証期限が切れまして、今年度からまた経費がかかってくるわけでございますけれども、ここで今年度は 133万 4,000円くらいの委託料の増になっているわけでございますけれども、やはり、その機能を十分に発揮していくために、十分な保守管理をしていくということで経費がふえていくわけでございます。 それから、病院会計支出金につきましては、岡谷病院は前年同額でございますが、塩嶺病院は前年より 4,000万円の増になっております。これは、一定の繰出金のルールがありまして、例えば、企業債の利息だとか医師の研究研修費、あるいは救急医療の確保等に要するものにつきまして、そのほかありますけれども、普通交付税の方で算入してくる部分もありますし、そして特別交付税で算入されてくる部分もございます。全体で幾らというふうな額は決まっているわけではございませんけれども、よく市長さんの方から申し上げておりますけれども、企業会計は独立採算が原則であるというふうなことをもとにいたしまして、必要な経費につきましては交付税で補てんされてきた部分くらいのものは繰出金として考えていかなければならない。それ以外につきましては、しっかり自分たちで企業努力をしていくというふうな基本に立ちまして、本年度 4,000万円の増で2億円にしたものでございます。 ○仮議長(羽吹義雄君) 病院事務長。 ◎岡谷病院事務長(原保人君) バス停ですけれども、バス停の建設については病院費で全額負担してやっております。 ○仮議長(羽吹義雄君) 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) 18番 山田です。 市長並びに経済部長に、農政問題を基本的に、予算にかかわってお尋ねしたいと思います。 まず、市長大要の17ページに農業振興の問題に、基本的に6~7行ございますが、1つは、予算書の中で特に農業関係では農協がうまい米のための水田共同育苗ハウスというふうなものが出たり、リンゴのジュースの加工事業への補助金がもらえたりして、それなりきに努力されている予算が出されていると思います。 まず第1に経済部長に、米づくりという点で農家戸数がどのくらいで、実際に岡谷市の米というものは、どのぐらいの農家がどれだけつくって、これがどういうルートになっているのかということを1つお尋ねしたいと思います。 それから2つ目には、基盤整備というような点で、例えば私、半ノ木沢の関係者のこの6~7年間の努力というものはすばらしいものがあって、予算書の中でも、半ノ木沢の林道ということで、昨年度より若干下回っているけれども、赤渋の一の沢林道というふうなものは大変なところなんですね。それを市の予算と地元負担で、実際には労賃出してやっているわけなんですけれども、本当に明治、大正に先人が先駆けた水引きというか、道路づくりとかというふうな点で非常に私、感銘を深くしております。そういう点で、それなりきの努力はあるんですけれども、実際に今、貿易の自由化というか、そういう点で農産物の自由化があって、農業委員会の会長さんにお聞きしても、田んぼの中で本当におれはこれからの農政をどうしたらいいかという、常に訴えるわけなんですけれども、そんな点で出されているこの予算とのかかわりの中で、一体現状はどういうふうに発展しようとしているのか。特に、花卉集団地育成事業というような点で、これが予算がなくなっていますけれども、花卉全体につきましては、やっぱり岡谷市の花卉というのは先人的役割を全国的に果たしてきましたけれども、何としても土地の問題、場所の問題、それから販売ルートとかそういうような問題で、なかなか大変だと思うんですね。そういう点で、特色ある岡谷市のそういう農業問題にかかわっての中身というふうな点で、花卉の予算が減っているというようなことに関連して、大体どんなふうかという現状をひとつ披瀝していただきたい。 それから農協の合併問題で、実際に諏訪地方の合併が、全体としては合併は否決されたわけなんですけれども、湖北農協とかあるいは長地農協の場合は、高い比率でこれが合併の推進の方向になされましたけれども、農業委員会と市の農林水産課と、それから農協というのが岡谷市の農業を発展させるための基盤的組織だったと思うんですよね。こういうふうな点で、合併というふうなものがこうなったときの、岡谷市農政を握る経済部としては、どんな所見をお持ちかというような点を予算との関連でお尋ねしてみたいと思うわけであります。これが1つの農政に対する質問であります。では、その点をちょっとお尋ねしましょうかね。         (「関連」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) 関連して、小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 農協合併に関連して、担当委員会ですけれども、この問題だけは本会議で聞いておきたいと思うんですが、農協合併のそれぞれの農協の総会が開かれる直前に、6市町村では農協合併に伴う農協への補助金の額を論議をし、分担額を討議をしたという事実が報道されているわけですが、実際の各農協の投票結果から見ると、極めて農民の心情とかけ離れたところで論議が行われたということが経過の中で明らかになるわけですね。その辺をどう考えているか、この機会に明快にお伺いしたい。議案全体を通じて市長さんも心がけておられることでありますけれども、市民との合意という問題で、大変難しい問題ですが、市民の希望、郡市民の願いというふうなものが那辺にあるのかという点で、少なくとも農協問題については、諏訪地方の農民の思考するところを十分に把握しないまま、岡谷市では何万円持ちましょうというふうな論議に終わってきたという点では、私はやっぱり重大な反省を求めたいと思うんですが、同じく経済部の所見をお伺いしたいというふうに思います。 ◆18番(山田拓男君) 農政と同時に林業問題で、一定のものが予算に盛られておりますけれども、岡谷市の持っている山に対して、それなりきに、やっぱり今木を伐採して、値段にしても安いものだと思いますけれども、実際、市の山というものは今どのくらいの総額のものになるのかという点、これは単純な質問ですけれども。 それと、実際に林業に携わる人たちとお話ししても、おれたちが年をとってこれでもうちょっとたてば、これはやる者はなくなるぞなということで、事は深刻だと思うんです。それから、税務課の評価なんかを見ましても、普通の山が35円というふうな土地の評価が大部分のところある、35円ならまだいい方だなんて言われておりますけれども、実際、ことし1年でどうすることもできないけれども、これらの林業の従事者、それから公的な山は実際に下草刈りをしたり、間伐したりすることはできるけれども、個人の山はほとんど手がつかない、こういう点で全体の深刻な問題がありますけれども、こんな点についても、予算との関連で触れられたら触れていただいて、岡谷市の農政それから林業、あえて言えば諏訪湖の漁業の問題もありましょうけれども、こんな点は最近、ほとんどこの中で触れられないで静かに通っていってしまいますけれども、あえてその点で触れていただいて、全体としてこの予算の中で軽視してはならない食糧問題、岡谷市の農業をどうするかという点であえて質問をして、議論をお願いしたいと思うんです。 ○仮議長(羽吹義雄君) 経済部長。 ◎経済部長(清水忠君) 各般にわたっての御質問をいただきましたので、ちょっと資料整理に少し時間をいただきたいと思いますけれども、答弁の順序が少しずれると思いますが、お許しいただきたいと思います。個人の山の関係等につきましても、そうしたものへの対応としての補助対策というようなことで、それは 159ページにありますような事業の内容になるわけですが、例えば森林地域活性化緊急対策事業とか、間伐対策補助とか、ヒノキ2段造林、そのような内容とか森林造成事業補助金というようなことで、これら個人の山になるわけでございますが、そうした補助制度につきましては引き続き実施をし、大事な山林資源の保護というようなことで対応していきたいというふうに思っております。 それから農家戸数でございますが、これは農業センサスによります統計資料になるわけでございますが 1,427戸というようなことでございます。それから、それの生産額としましては約10億 4,000万円くらいになるわけでございます。 それから、農協合併に関係しますところの問題といいますか考え方でございますけれども、私どもといたしましても、諏訪広域農協合併というようなことで、農協の組合長さん方が先頭になりまして、そうした諏訪郡市の各組合長さん方を中心とした委員会等もつくられましての検討、協議の結果ですが、言われたような結果になりましたことは非常に残念だとは思っておりますが、言われますとおり、その中で岡谷市の両農協の賛成というものの率は非常に高かったわけでございます。今後の対応につきましては、ここで各農協の組合長さん方が、すべて今回がだめだからといって、これを中断するというようなことなく引き続きまして、この諏訪の平の農協がどう進めていくかというようなことでは、また話し合いの場についていくというようなことのお話を聞いておりますので、私どもも、今後の動向については見守っていきたいというふうに思っておるわけでございます。 それから米の、先ほど金額の点で申し上げましたけれども、いわゆる量で申し上げますと約1万 800俵でございます。面積は、水田関係は 120haというような状況でございます。 それから、花卉集団産地の育成事業というようなことにつきましては、一応単年度だけを見まして補助をしたところでございます。 また先ほどの山林の、市の中におきます山林の金額的な面についてはどのくらいの価格評価といいますか財産評価と申しますか、それについてはちょっと今のところ算定につきましては見出せないといいますか、できない状況でございますので、その点は御了解をいただきたいというふうに思うわけでございます。 それから、農協に対します補助につきましては、そのものにつきましては前年同額ではございますが、先ほど御質問のありましたとおり、新年度におきましてはジュース加工というようなものについての計画もございますので、そうしたものへの補助も積極的に一応予算計上でお願いしてあるわけでございます。 言われた点につきまして、すべてのお答えになったかどうか私もはっきりしませんけれども、一応そんな状況でございますので、御理解を賜りたいと思います。 ○仮議長(羽吹義雄君) 市長。 ◎市長(林泰章君) 少し合併問題に触れて、市の立場もございますからお答え申し上げますと、これからの農家経営、農政の問題に触れながら、これは工業界でも商業界でもそうですけれども、新しい競争に打ち勝っていくために組合員、要するに会員保護の立場から、農協がいずれにしても新しい転機の時代になってきているということはだれもが理解して、今回合併ができなかったからと言いながらも、その辺の理解は持っていると思います。ただ、農協の場合には地域的な格差というか特色が非常に異なっているという点から、一緒にして何でも6市町村合併の論議のように1つになればいいという共通の理解には至らなかったという点が1つ。それから2つ目は、これから農協が行っている事業の内容を見ましても、組合員のための農政という考え方だけでは農協の経営もなかなか難しいという点で、新しい分野、また積極的な対応というものが今後の時代に向けて、資本の1本化であるとか、それから農協の経営施策の面からも新しい戦略を持って、農協の生き方を考えなければいけないという点では、いずれにしましても、従来のスタイルであって、将来に禍根を残さないという問題ではないと私はそう思っております。 ただ、時期の問題や方法の問題や、それからどう精査するかという問題は、これは農協の経営の内容に触れた議論になりますから、私どもがそれ以上にかかわり合いを持てない部分もあるものですから一概には申し上げられませんけれども、いずれにしましても、きょうまで行政とも、農政の部分では一体となってきた農協が今後にも安定した基盤を持って、農業関係者の自立と一層の農家経営の繁栄のために、その役割と期待にこたえるためにも、将来に向けて新しい打開の道と協調、連帯していく姿をつくっていただきたいものと、私どもはそういう部分では行政の立場でも今後とも御相談や御協力には応じていかなければならないというふうに、むしろ前向きな姿勢で農協関係者とは懇談を深めていきたい、そう思っております。 ○仮議長(羽吹義雄君) 審議中でありますけれども、議長交代のために、このまましばらく休憩をさせていただきます。         午後3時48分 休憩         -----------------         午後3時49分 再開 ○議長(片倉久三君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 三井正二君。関連して。
    ◆9番(三井正二君) 今、山田拓男議員の質問に対して、農家数と生産量のお答えがあったんですけれども、これは何年現在なのか、ちょっともう一度確認したいと思いまして。 ○議長(片倉久三君) 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) 18番 山田拓男です。 三井議員の質問を生かす立場で、こういうものを説明するときに、必死になってそれを言うはいいけれども、去年の暮れの現在だとか、前年度はこれだけだけれども、これだけ田んぼが減ってこれだけだよ、こういうような説明をするととてもわかるんだけれども。そういうふうな格好でもって、慌てないでいいですからやってみてもらいたいと思う。 それで、 155ページの水田農業確立対策費、これは要するに言うところの減反の最終年度のことを指していると思いますけれども、一体、これだけ農業が破壊されているときに、減反政策というものは相矛盾しているものだという国民的な批判があるんだけれども、なお、それでもやらなければいけないという、こういう点について、日本農業を守るという立場から、岡谷市の農政というものは、この辺をどう考えたらいいか。また、東北地方でもどこでもそうなんだけれども、非常に冷たい批判があるんだけれども、しかし、岡谷市としては、この減反政策の前期の最後の年というか、こういう問題についてはどんなふうに判断しているか。 私、合併論議をここでやるつもりはないんですよ。ただ、合併というものは、これは中の話をしてはいけないのだけれども、合併やれなんて言う農家組合はなかったんですよ。なかったけれども、上の方でそれでしか生きる道はないと言うもので、それで隣組を通して投票に来るから、そこでOくれてやらなければいけないというような仕掛けで、反対なんかするなんていうわけにはいかないからということで、1軒で1票ずつというのでやってくるというような仕掛けで来たんだけれども、しかし、富士見町の状態とか原村の状態というのは、日本のレタスというか高原野菜では茅野市と日本の生産の7割を占めているという農協でしょう。だから、物すごく強いんですね。生産地の農協と、それから都市近郊農業の中での湖北農協や長地農協や、こういう諏訪市農協のような状況と違うから、だから私は、そのよし悪しの問題をここでは論議するつもりはないのだけれども、しかし、今まで農協と農業委員会と市の農林水産課が、三者一体となっていろいろ岡谷市農業を進めるための施策前進のために、それこそ半業半勤という人たちも含めてのあれをやってきた組織だったんですよね。そういう点で、かなり経済委員会の役割なんかも大きかったんですよ、議会の。だから、そういうふうな点で、合併がそんなふうになってしまった後、ことしのそういう三者一体というようなものがどんなふうになるだろうかという心配の余り、庶民の心配として聞いていただければいいと思うんですけれども、そんな点では経済部あたりはどんなふうな把握をしているのか、あるいは市長としてはどんなふうにしているのか。 それは、言う人に言わせれば、市長がそんなところへ名前出して、議長も名前出して、だれの許可をとって、そんなところへ行ったと私は言いたくなるんだけれども、それはまた別で論議いたしますけれども、そんな点も参考にしていただいて、ひとつ御答弁願いたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 経済部長。 ◎経済部長(清水忠君) 先ほど申し上げました数的な問題につきましては、いつ現在かということは、ちょっと調べておりますので、しばらくお待ちいただきたいと思いますけれども、減反政策等に絡みましての問題につきましては、今後の農業経営の基本にも関係してくることだろうと思いますが、減反政策そのものにつきましては、作柄の関係もございまして、例えば、豊作の年が数年続いたとか、昨年はあのような状況でございまして、不良というような年もあったわけでございますが、そうした気候関係にも影響されますけれども、いずれにいたしましても、貿易摩擦の、先ほどのような自由化というような問題も絡め合わせる中で、今後の農家経営というものは非常に大変だとは十分理解してはいるつもりでございます。そうした中で、市の方におきましても、そうした土づくりとか農業後継者確保対策とか、新しい技術導入事業というようなことで研究はしているわけでございますけれども、今後におきましても、水田、農業を守るべく私たち、それを基本として努力していきたいというふうに考えておるわけでございますので、よろしくお願いいたしたいと思います。 それから、先ほど申し上げました農家戸数につきましては、昭和63年の農業センサスでございます。 それから、やはり戸数、面積 120haとか出荷量の 2,500俵というふうに申し上げましたが、これもやはり昭和63年度のものでございます。 その前の年の分、ちょっとまだ手元にございませんので、御了承賜りたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 市長。 ◎市長(林泰章君) 合併問題に触れて、今後の農協それから市、それから農業委員会、三者の対応については、これは私どもは今度の農協の合併が結果としてこういう形になろうとも、岡谷市の農政を今後進めていく上のきずなとしては、何らそこにひびも入ったものでもありませんし、協調でき得ない課題を残したものでもありませんから、一層ならなければならないだけに、三者が力強くひとつ手を結んで岡谷市の農政に勇猛邁進していくということが最も大切なことだというふうに考えておりますし、関係者もそのように御理解がいただけるものと思っております。 ○議長(片倉久三君) 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) 18番 山田拓男です。 これは、日本農業の問題をどうするかという国際問題だし、本当に政治の中心的課題で座るんだけれども、なかなか座らないということで、ただ食管制度をどうするかなんて言ってみたって、それはうまくはまってこないというわけですね。しかし今、農業をだれが守るかというふうな点で、実際には日曜百姓、それから朝な夕なにやる、とうとい、くわを持って、小さい耕運機を持っているという、そういう岡谷市の農業がかなりのウェイトを持っていますから、しかし実際には、そこのところで経済部長のそういうデータ的なものや何かをもっと備えて、こういうときにやってもらわないと、確信のないことはよくわかりますから、清水さんがなれたって、こんなものは確信なんかは持てっこないわけだから。しかし、それにしても岡谷市の実情を予算との関係で、やっぱりぱっぱっと言えるようなデータを持って予算の提案をしてもらいたいということなんですよ。そんな点では、それこそベテラン中のベテランの皆さんが経済委員会にいますから、また引き継いで、岡谷市の実情に合わせてやっていただきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 三井正二君。 ◆9番(三井正二君) では、ちょっと今の戸数の件でお聞かせをいただきたいのですけれども、実は、統計要覧といって岡谷市の出ていますね。これでいきますと、さっき 1,427戸と言ったのは、年度別でいくと昭和60年度になっているわけですね。そうすると、これ、それ以降昭和63年まで減っていないのかどうかということですね。その前までのやつを見ますと、例えば昭和60年と昭和55年と比較しますと、約1割減になっているわけですよね。それから、昭和50年と昭和55年を比べてみると約7%減になっている。こういう状況見ると、確実に農家戸数は減ってきているわけですよね。しかし、この3年間、今言われるのを見ますと1戸も減っていない、こういう実情、数字で今言われたわけですから、これは事実かどうか、もう一度ちょっと確認をしていただきたいと思いますけれども。 ○議長(片倉久三君) 経済部長。 ◎経済部長(清水忠君) 直ちに確認はいたしますが、よろしくお願いいたします。農家戸数につきましては、昭和61年、昭和62年、昭和63年とほとんど同じでございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(片倉久三君) 原宏君。 ◆15番(原宏君) 15番 原宏です。 136 ページの委託料のところでお聞きをしたいのですが、公衆便所の清掃委託料があります。これは昭和63年度全く同金額でございますけれども、ちょっとこれの内容を具体的に知らせていただきたい。 ○議長(片倉久三君) 民生部長。 ◎民生部長(手塚文武君) 公衆便所は6カ所を今持っているわけでございますけれども、中央町の1丁目、2丁目、湖の味さんの前のところと、それから岡谷ホテルのところ、あそこにつきましては、2日に1回清掃をしております。 それから、長地の小学校のところにありますし、三沢のトンネルのところにありますし、それから公民館の前のところに1カ所、公民館のところにあるのは身障用です。それから湖畔の岡谷南高校のちょっと西側に1カ所あるんです。これはプレハブ的で余りいいものではありませんけれども。それにつきましては、3日に1回の清掃をしておりまして、全体で 854回になりまして、賃金1回 800円を支払いしておりますので、全体で68万 4,000円、こういうふうになります。 ○議長(片倉久三君) 原宏君。 ◆15番(原宏君) 15番 原です。 ちょっとこれをお聞きしたのは、去年からちょっと見ていまして、必ずしもそれぞれの公衆便所は、公園の便所も含めて、環境的な部分で言うと非常にいい便所になってきて、外観もすばらしいですし、また下水等も完備されてきているというようなことで、それはいいのですが、ただ、非常に汚い、汚れているというのが目につくわけですね。やっぱりまちの文化度あるいはその民度、そこに住む人たちの公共に対する意識というようなものを見てみますと、それがやっぱりこういうものに一番端的にあらわれるだろうというふうに思っています。 そういう意味で言うと、民生部の方で、この金額が妥当で、この金額をかければ岡谷市の公衆便所として一応人様に見せても恥ずかしくない程度でおるというふうに判断なさっているならば、それはそれですけれども、ちょっと私の目から見ては十分ではないのではないかというふうに思います。 ただ、この場でもってこういうことを言うのは非常に的確ではないと思いますので、また一般質問やらいろいろな中でもってやらせていただいて、よりよい方向でいけるような話にしたいと思いますけれども、特に金額的なもので非常に不満があるというふうに感じられます。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。 林稔君。 ◆17番(林稔君) 17番 林です。 131 ページの地区衛生自治会補助金についてお伺いします。地区の衛生自治会の役員の皆さんの御苦労というもの、あるいはその活動ぶりというのを見まして、非常に御苦労いただいて地域の衛生のために活躍していただいていることを、日ごろから非常に感謝をしいるわけですが、この役員の皆さんからも、いろいろな意見をお聞きしまして、非常に大変な仕事をやっているために、なかなかやってくれる次の役員の方がなくて、何年か続けてやらざるを得なくなってしまうみたいなこともあるようですけれども、こうした非常にいい活動や地域に貢献をしていただいている活動の中で、前年と全く変わらないくらいの補助金になっているわけですけれども、こうした衛生自治会の活動について、どのようにお考えになって昨年と同額なのかという点ですね、この辺をお聞きしたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 民生部長。 ◎民生部長(手塚文武君) 確かにおっしゃられるように、衛生自治会の仕事というものは大変であるということは認識しております。衛生自治会ばかりでなくて、各団体の事業補助にしても運営補助にしても、補助金というものにつきましては、一定の期間を経てまた見直しの時期が来るわけでありまして、今年度につきましては前年と同額になっておりますわけですけれども、これは一応人口割と地区割、小会割というふうな形で計上しているわけですが、額につきまして、同額はというお話ですけれども、 129ページの報酬の方に衛生事務嘱託員報酬がありまして、ここには衛生自治会の会長、それから副会長等の報酬があるわけでございます。特別職の報酬の改定の都度、ここも同様のパーセンテージでアップしていくわけでして、この点につきましては前年より上がっているわけでございます。会自体の補助金は同額でございますが、そんなことで御理解いただきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 林稔君。 ◆17番(林稔君) 過去にもそんなことを申し上げたことがあるような気がしますが、また社会委員会では他市町村あるいは近隣市町村なんかの実情等を比較をしながら、この衛生自治会の活動になお一層援助の手といいますか、本来、自分たちの衛生を自分たちで守るという意味もありますけれども、同時に行政でやらなければいけないものの補完的な役割を果たしているという側面も強いものですから、そんな点を御検討いただきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 宮沢健治君。 ◆22番(宮沢健治君) 22番 宮沢です。 159 ページ、林業振興のことでちょっとお尋ねしたいのですが、ヒノキの補助金、これは結構だと思いますけれども、今、行政の立場で伐採された後の植林、これは場所によってヒノキの育つところとか、あるいはカラマツでなければいけないとか、いわゆる針葉樹、濶葉樹いろいろあるんですけれども、こういうような奨励は今、主に何をなされているかということをちょっと教えてほしいのですが。いわゆる植林をする、その樹木の。例えばヒノキでも、あるいはカラマツとか、あるいは松だとか、いろいろありますね。今、濶葉樹で、恐らく雑木というのは奨励もしないだろうし、これは自然に生えてくるものですからいいけれども、伐採した後の植林の樹木というものは何を奨励をされているかということなんです。 そこで、今ここにもありますが、カモシカ対策としては、これは県の方への負担金ですか、これはこれでいいとして、それで例えばヒノキ、こうしたものを植林に奨励されているとするならば、カモシカというのは非常に青木を喜んで食べてしまうわけだね。そのために特別記念動物であっても、既に間引きをしている。こういうのが今、長野県の実態になって、この1万円もきっとその対策に対する負担金だと私は思うのですけれども。そこで今、岡谷市の横川山を初めとする、その地域に現在生息しているカモシカの数というのは大体わかりますか。これはおおよそでいいです。もちろん、勘定した人はありっこないけれども、だけれども、概略はつかんでいると思いますけれども。もし、これから植林をして木を育てていくために、そうした動物によって、危害を加えられてしまう、これが非常に今後植林をした後の管理に怖い話なんです。それらについて、林業構造いわゆる振興をするために市の方の立場はどのようなお考えであるかということを、ちょっと聞かせていただきたい。 ○議長(片倉久三君) 経済部長。 ◎経済部長(清水忠君) 最初の、伐採後におきます植林の樹種ですけれども、主にはヒノキということで奨励しているところでございます。 カモシカの数につきましては、ちょっと手元にございません。ちょっとお待ちいただきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 宮沢健治君。 ◆22番(宮沢健治君) 宮沢です。 それで、今お話のように、ヒノキというのが奨励をされて植林をしていただいているということですね。このヒノキが非常にカモシカによっての被害が大きいのです。 それで、今言ったカモシカの数というものは、これは今はちょっとおわかりにならないようですから調べていただいて、それで今後、このカモシカという動物が相当広範囲にいまして、それで被害があるとするならば、今後岡谷市もこの対策はこれから考えていくべきではないか、このように考えるのです。ですから、この辺について、また頭数がおわかりになったら経済委員会の方でまたひとつ検討してください。 ○議長(片倉久三君) 浜常治君。 ◆14番(浜常治君) 14番 浜です。 137 ページですが、13節委託料の中で、火葬場の設備整備調査費というのと、火葬炉改修費が工事請負費に出ておりますけれども、この間も一般質問で清水議員がこの点をお伺いして、設備の調査費というのは燃焼部分というような話がありましたけれども、その燃焼部分というのは、あそこに2カ所炉があるわけですけれども、そのどういうふうなところを目的として、その設備としての調査を委託されるのか。それから2号炉については、以前1号炉で10㎝延長しないと、現時点にマッチしないというようなことで行いましたけれども、そこらを考慮しつつやられるのかどうかという点。 それから 159ページでございますけれども、森林地域活性化緊急対策事業補助金ということですけれども、以前にもお伺いしたことありますけれども、区有林というようなもので、指導によりまして法人化されたものが各地域にあるということですけれども、非常に森林の内容というものが、御承知のような状況で、むしろ固定資産税あるいは法人税というようなものが全然無収入で払えないというような状況に立ち至っているような事態であるわけです。そういうようなもので、以前にはそれらは十分に指導をするというふうなことで、昨年の一般質問でもあったわけですけれども、そういうものが活性化緊急対策事業の費用の中に入っておるのかどうか、その点を2点お伺いをします。 ○議長(片倉久三君) 民生部長。 ◎民生部長(手塚文武君) 最初に、 137ページの委託料の設備整備調査費でございますけれども、これは、予算提案のときにも申し上げてありますが、燃焼機能の調査をするものでございまして、毎年燃焼機器につきましてはバーナーの取りかえだとか、れんがの積みかえだとか、そういうふうなことをやっておりまして、既設のものをいじっておりますので、燃焼機能にアンバランスがどうしても出てきておりますので、そうしたものを総合的に調査を専門家にしていただきまして、そして延命を図るべく今後に対処していきたいというものでございますし、それから、下の工事請負費の火葬炉の改修でございますけれども、この長さにつきましては既に改良が終わっておりまして、今年度には1号炉をやりましたので、平成元年度には2号炉をというふうに、毎年交互に炉の改修をしているわけですけれども、先ほど申しましたように、れんが積み等を含めまして改修をしているものでございます。 ○議長(片倉久三君) 経済部長。 ◎経済部長(清水忠君) 森林活性化緊急対策事業につきましては、森林組合等への直接な指導費的なものではございませんですが、いわゆる間伐の経費等について、これを補助していくというものでございます。したがいまして、そうしたことによりまして、できるだけ生産性を高めるといいますか、将来に向かっての財産づくりというものに役立てていただきたい、こんなふうに考えているものでございます。 ○議長(片倉久三君) 浜常治君。 ◆14番(浜常治君) そうしますと、森林活性化ということでは、指導面での予算計上というのは一切していなくて、直接現場へ行って、各法人化された森林生産組合というようなものの指導をしていく、こういう考え方でよろしいかどうか。 ○議長(片倉久三君) 経済部長。 ◎経済部長(清水忠君) 仰せのとおり、前の一般質問の際にも私たしかお答え申し上げたのは、ともどもそうしたことで、地元の皆さんと森林経営というものについての今後のあり方というようなことで、十分検討会といいますか研究を重ねていきたい、そんなようなことで申し上げたと思いますけれども、今後につきましても、市の方といたしましては、そんな対応でいきたいと思っておりますので御理解賜りたいと思います。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 進行いたします。 この際、暫時休憩いたします。         午後4時13分 休憩         -----------------         午後4時35分 再開 ○議長(片倉久三君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に7款商工費、 161ページから9款消防費 198ページまでについて質疑を行います。 質疑はありませんか。 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 土木の橋梁新設改良費でお伺いをしたいと思いますが、これ下部工等委託費というわけですか。その委託の意味を説明をお伺いをしたいと思います。 ○議長(片倉久三君) ページは何ページですか。 ◆27番(小沢竜美君) 177 ページです。 とりあえず、それだけお願いします。あと、またページを調べてお伺いいたします。 ○議長(片倉久三君) 建設部長。 ◎建設部長(新居靖君) 13節委託料の中で、今の下部工の関係でございますが、竜上橋の下部工でございます。本来からいきますと、市の単独発注になるわけでございますが、御案内のように、現在、天竜川護岸の改修をしているということで、護岸改修との絡みが出てまいります。そういう中で下部工につきましてと、それから取りつけ部分の護岸と2つの意味で県への委託工事ということに相なります。 以上でございます。 ○議長(片倉久三君) 増沢千明君。 ◆16番(増沢千明君) 16番 増沢です。 171 ページ、8款土木費1項1目13節委託料の横河川ラブリバーについてお伺いします。 まず基本計画委託料 265万円について、この基本計画の計画流域の範囲、それから委託する計画の内容、その計画ができ上がった時点での国、県に対する事業日程といいますか、どのような日程でもって国、県へ持ち上げていき、その指定認可といいますか、指定決定はいつごろをめどとしているか、まず1回目、それだけお伺いしておきます。 ○議長(片倉久三君) 建設部長。 ◎建設部長(新居靖君) まず1点目の計画範囲でございますが、おおむね諏訪湖の湖畔公園と申しますか、諏訪湖というキャンパスとの続きが大事でございまして、それから横川山のふもとと申しますか、出早の上まで、おおむね 3,800mくらいの範囲を当面考えております。 それから、内容でございますが、これらの基本計画としますれば、議会でも基本的な考え方についてお話ししてございますが、やはり都市施設としての位置づけの問題やら、それから交通動線としての、これは自動車、歩行者、緑道等、河道等の問題も出てまいりますが、交通動線、それから水辺空間と橋を含めましての都市環境との絡み、どういう河川敷の利用ができるか利用計画やら、それと堤防の周辺等の利用、それから水は治水の面で一面に大雨が降った場合、水も流れてまいりますし、それから通常の水の流れている場所等もあるわけでございますが、そういう面で、河川の通水構造と区域という点も大きな要素になってまいります。 それから、地域的な活動のボランティアの面との絡み、これからのラブリバー事業の中で、国としての考え方、国としての支援、県としての考え方、岡谷市としての考え、また地域住民と、そんな事業分担の面でも検討を要するかと思っています。 これらを一応基本的な考え方の中で基本計画を具体的に検討してまいっていく必要ということで予算計上させていただきました。 それから3点目の国、県への上げ方、指定決定でございますが、ただいま申し上げましたような、そういう基本計画を県へ持ち上げていくわけですが、県としますれば、これも県の立場で、横河川のラブリバー支援計画というようなものをつくっていただきまして、国へ上げていくと。それから国から、それらの指定をしておりてくるわけです。おりてきた場合においては、国とすれば、河川管理者に対するところの事業費をつけていただくと、そんな段取りですが、いずれにいたしましてもまだ具体的な事業費や、事業計画についてはこの基本計画をベースに県、国へ上げてまいるということです。以上でございます。 ○議長(片倉久三君) 増沢千明君。 ◆16番(増沢千明君) 流域については、湖畔公園との絡みで、湖畔公園としてのゾーニングされている上から出早まで、そういうふうに一応理解いたします。 それから、計画の内容につきましては、過日、小井川区でもって、この問題について懇談会開きましたときに、市長さんのお話しになった内容とほぼ同じですので、これについては、すぐ後で、その問題について御質問申し上げますが、問題は、一応、国へ上げて、事業決定がされて、その事業費がおりてくるのは、今部長さんおっしゃるように、川の管理者である、河川管理責任者である県までだけです。そこから岡谷市まではおりてこないわけです、事業費は。それと、管理者である県のできる、このラブリバーの事業に対して、県のできる事業として、河床整備と芝張りくらいというふうに私は理解しているわけですけれども、今後それだけ広範な計画の内容の中で、岡谷市独自で、このラブリバーに対する計画を立てた場合、事業費として県のできる範囲というものは、おおよそ限定されてくると、今も申し上げましたように、過日の小井川区、また今回の一般質問に対しての御答弁で、市長さんが、このラブリバー事業に対しても、並み並みならぬ積極的な姿勢というものに対しては、本当に期待がますます深まって、私ども心強く思っているわけでございますけれども、湖畔公園地域にかかわる分は、事業は別建てにするかどうかということが1点と、それから、これは市長さんのお話にもありました計画内容にもかかわることですけれども、たくさんの計画内容の中の、ただ1点、市長さんも小井川区でお話しになったところで、私とても苦になったということは、このラブリバー計画の中で、都市計画の見地からいえば、あの横河川の土手というものは、南北の動線として検討をする必要があるということを、やはり計画内容を今部長さんのおっしゃったのと同じことを市長さんもおっしゃっているんです。これは動線という概念的な1つの言葉とすれば、人が歩きましても、乳母車が歩きましても、自動車が走っても、これは動線という言葉になるんですけれども、言ってみれば、市長さんもその折にとても強調された、岡谷市にとって、都市空間として全く貴重であり、希少なあの都市空間を、緑のグリーンベルトとして、プロムナードとして、これからもきちんとやっていきたいというような意味のお話がありましたが、この都市計画の見地からいう南北の動線を私、とても苦になるものですから、この計画内容の中のこの1点について、これは市長さんからお伺いしたいんですけれども、まさか、あの横河川ラブリバー事業の中で、右岸、左岸を、まさか上川の土手のように自動車をぶんぶん走らせるというようなお考えでおっしゃったではないと私は信じたくて、これについて1点のみ市長さんから、一応確認という意味で、お考えについてお聞きしたい。 以上でございます。 ○議長(片倉久三君) 市長。 ◎市長(林泰章君) 横河川の土手もしくは河川敷を使っての車の動線としての活用があり得るかということなんですが、今の段階で、あるとも申し上げられませんし、ないとお答え申し上げるのも適切でないと思っていますけれども、一番問題になるのは、横河川へ来る人たちが、横河川の隣接地の人たちだけでないということです。恐らく整備によっては大勢の皆さん方も見える、また、子供さんたちを車に乗せてくることもあるかもしれない。いずれにしましても、人が集まるところに、今、車社会の対応を無視した開発計画というのは本来はあり得ないという点から見ていくと、横河川の土手の問題を指すだけではなくて、その隣接地域の道路の形態と、それから車の言うなら駐車場の形、それから車の中にはトラックもあれば乗用車もあるかわりに自転車もある、その部分でサイクリングをさせないのかというと、それをどうも避けていかれるかというと、それも1つの考え方としては出てくるだろうというようなこともありますし、それから、横河川というのは、諏訪湖の湖畔から出早までの距離の間、非常に長いですよね、それを移動することだって、これはあり得ないことではないということを見ていくと、その横河川の土手云々の問題に固執することなく、地域の道路の関連と、人がどう横河川に楽しむかという部分は、計画内容によっては、そうしたことは全く横に寄せてラブリバー計画が進むとは思えないという点で非常にあいまいもこなお答えになりますけれども、そうしたことも考えながら、あるときには、部分的には、やはり片方に河川を寄せても車の動線として使わなければいけない部分が出てくるかもしれない、それはこれからの計画の詰めの中で、またお答えを申し上げていきたいと思っていますが、よくある他のラブリバー計画の中では、そうした問題が最終的には、やっぱり一番大きなウエートを占めてくるという点から、計画段階の、これから計画しようという段階ですから、そういうことも考えてみなければいけないということで、御指摘を申し上げたものであります。 ○議長(片倉久三君) 増沢千明君。 ◆16番(増沢千明君) 部長さん、さっき私、2番目にお伺いしたことについては、お答えがいただいてないんですけれども、湖畔計画の事業とラブリバー事業、これはおのずから事業計画違いますけれども、いわゆるこれに対する事業費、補助金というものも、おのずから別になってくるし、ましてやラブリバー計画の場合は、岡谷市が補助金という形では一切、事業費という形では入ってこないんですね。したがって、市長さんの積極姿勢に期待すると言ったのは、これは市単でやらなくてはいけない部分が、計画は立派なら立派なほど市単でやる部分が多くなるということですので、それについて申し上げたわけで、湖畔計画とラブリバーとは分離して考えるということです。言ってみれば、なおわかりやすく言えば、既に湖畔公園の報告書の中には、横河川河口に対する、あれで決定ではないです、絵がかかれているんです。それがラブリバー事業との整合性がつくかどうかという、その問題を含めて事業をどういうふうにやるか、完全分離して考えているかどうか、その1点と、それから市長さん、私がまさか、あそこを自動車でということを申し上げたのは、私が言うまでもなく、東堀線ができれば、南北の道はできるんです。東堀線も、それから、今、小井川区を縦横に走っている東町線、これも都市計画道なんです。横河川土手に並行して2本の道路ができるもんですから、あれは本当に貴重な都市空間として緑のグリーンベルトにしてほしいと。私は全線とめろとは言ってないんです。金沢市の松川公園の、あの河川公園みたいな方式のゾーンを、あの全域の中へ2カ所か3カ所つくれば、それだけでも、あそこへ乗り入れる自動車というのは、厳しくここは通ってはいけないというより、やわらかく、そういうものは何カ所もあって、そこまで行ったら、また下へおりなくてはいけないといったら、あそこに乗り入れる車が少なくなるというようなこともあるもんですから、ぜひ計画策定の中に、そのようなことも含めてお願いしたいと。 では、その1点だけお願いします。 ○議長(片倉久三君) 建設部長。 ◎建設部長(新居靖君) 湖畔公園と横河川ラブリバーとの整合の問題ですが、湖畔公園では、報告書をごらんいただいて御承知のように、白鳥のすんでいる出口は、自然観察ゾーンという形になっています。したがって、そこへ横河川が流入してくるということです。このラブリバーの、これから立てるところのいろいろの計画と、湖畔公園との整合はとっていかなくてはいけないと思っていますが、本日の段階は、そんな形でございます。 ○議長(片倉久三君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 189 ページ、住宅ですけれども、1つは、加茂町の住宅の修繕についてお伺いしたいと思いますが、今日までの予算で、A棟の3階までフロアの張りかえが行われたようですが、人の通行の回数というのは、下の方が多くて、上へ行くほど少なくなるだろうと思うんですが、それにしても、行ってみますと、A棟もB棟も、いずれもフロアのあちらこちらがはげているわけです。この辺、入居者の皆さんの中に、直してほしいという意見がありますが、予算に配慮されているかどうかをお伺いをしたいというふうに思います。 それから、同じく市営住宅、高層の市営住宅に関連してですけれども、エレベーターの補修のための費用が 220万円予算化されていますが、この庁舎のエレベーターの保守点検は 370万円ということで、住宅が2基、ここが3基ですか、ですから1基 110万円と 120万円ですが、使用頻度ということからいえば、これは庁舎の方がはるかに高いだろうと思うんですけれども、その辺は、使用頻度や、あるいは設置した年数というふうなものに関係なく、1基ほぼ 100万円くらいのものはかかるというふうな理解でいいのかどうか、その点をお伺いしたい。 以上、2点です。 ○議長(片倉久三君) 建設部長。 ◎建設部長(新居靖君) 最初に加茂団地のA棟、B棟のお話でございますか、確かに議員さん御指摘のように、かつてA棟の3階まで補修をいたしたのが、昭和62年かと思っています。そこで御指摘の、後引き続いての4階から7階までいう形と、階段の問題でございますが、実は、特に早急にしなくてはいけないというのが、加茂のB棟の方の階段部分と、これは床の部分ですが、それともう1つは階段のところの滑りどめといいますか、ノンスリップと申していますが、これらの2つについては、昭和63年のこれから発注をしていかなくてはいけない部分というのはありますが、3月31日までには一部そういう形で手をつけてまいりたいと思っています。これは加茂団地の階段部分のピータイルの張りかえと、それから今申し上げました階段のノンスリップです。 それからA棟の4階から7階でございますが、そういうB棟の、今やらなくてはいけないことを優先させていただく中で、新年度において順次対応、検討はしてまいらなくてはいけない、これは団地整備という事業の中で検討していかなくてはいけないだろうと思っています。 それから、エレベーターでございますが、今ちょっと庁舎の方の比較ということで私、調整してございませんですが、加茂の関係につきましては、これは今御指摘のように、委託費の中で 221万 1,000円計上してあります。これは月2回の12カ月分という形でございます。 ○議長(片倉久三君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 3回目ではなくて2回目が庁舎との比較でお願いしましたので、庁舎の方は、どういう積算になっているかちょっとお伺いをしないと、判断がつかない、こういうことでございます。 ○議長(片倉久三君) 総務部長。 ◎総務部長(小野文義君) 庁舎の方は、定期検査は月1回を予定してございます。 ○議長(片倉久三君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) そうすると、住宅の方の月2回というのは、設置をした年度が古いと、経過年数が長くかかっていると、したがって検査回数等を多くしなければいけないという規定か何かあって2回にするのか、その辺。申し上げたいのは、私は昼間の市役所のエレベーター使用回数というものは相当のもので、住宅は、朝夕限られて、しかもほとんどは入居者の方たちですから、使用頻度等からいえば、こちらの方がはるかにたくさんかかるだろうと思うんで、その住宅の方が2回やらなければいけない、よって来るところをちょっと説明していただきたい。 ○議長(片倉久三君) 建設部長。 ◎建設部長(新居靖君) 確かに御指摘のように、建設年次からきますと、庁舎と比べますと、はるかに古いわけでございますが、現在のエレベーターについては、月2回の検査が必要だという規定の中でやっております。 ○議長(片倉久三君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 設置のころは月1回だったかどうかわかりますか。 ○議長(片倉久三君) 建設部長。 ◎建設部長(新居靖君) ちょっと、建設当時月1回だったかどうかは聞いていません。ちょっと調べてございませんですが。 ○議長(片倉久三君) 総務部長。 ◎総務部長(小野文義君) エレベーターの保守でございますが、私1回と申しましたが、正しくは2回でございますので、すみません、申しわけございません。 ○議長(片倉久三君) 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) 18番 山田拓男です。 商工費の予算全般にわたって、1つは19ページの市長の大要と、それから歳出全般では1億 7,373万 1,000円という予算、前年に比べて減になっているわけです。こういう点で、この議会が開会するまで、また今日まで、今、岡谷市の、特に商業者、工業者、私の記憶では、イトーヨーカドーが開店されたのは、今から8年前の3月20日の大雪の日だったと思いますけれども、そして、ビア・アピタができまして、商店というものが、じわじわとお客がなくなって大変なんです。そして、例えば私の住んでいるふるさとの方のお店を端から回ってみますと、何とも我慢がならないところへもって消費税が本当に困ってしまうという切実なものを持っているわけです。 そこで、 165ページの3目の中小企業の項ですけれども、予算減という点では、このところが若干減になっているのかなと思っております。私は、不勉強ですので、今、岡谷市の市の制度資金の融資あっせんというものは、私4つばかりしか知らないんです。すぐ言えといっても。幾つの資金制度があるのでしょうかという問題と、それから昨年より、そうしたもので、内容が少なくなったりゼロになったりするものがあるかどうかということです。それで、昭和61年度で確かに37件で2億 4,000万円、そして、昭和62年度は66件で4億 5,000万円の貸し付けの執行率だというふうに報告されております。一体ことしは、どのくらいの目標にしようとしているのかという点がお尋ねの1つであります。 こういう点で、私が最初に申し上げましたように、保証協会の保証もとったり、税金も本当によく納めて、そのいい企業や商店には貸すと。しかし、今、こんなわけはなかった。一生懸命やっていたけれども、国保もちょっと滞納しておったと、それから市民税も滞納してしまったけれども、ここで一遍起こしてもらって、そういうものを納めて何とかいきたいという人たちもいるんです。 例えば、昨年の申請の中で11件の人たちが、申請相談に来たけれども、実際にはそれを出さなかったということが商工観光課長から報告されています。いうことになりまして、ことしの予算が、昨年より減になった問題そのものと、今、貸付制度というものが、本当に今日の実情に、この情勢をどう把握して、具体的にこの予算を提案しているかと、ここをひとつお尋ねしたいと思うんです。実際問題としてどうなんだと。 それから、これはちょっと過ぎてしまったから、後でも結構ですけれども、実際に人を、市民新聞、私見ても、毎日20は人募集、パートなり、それからリアルな、いいような宣伝にして出ていますけれども、人が欲しいというふうなことでもって、何としてもこの時期大変だという人たちに対して、それから、もう1つは、ただ働くだけではなくて、工業大学出たり、そういうところからいい若い子を欲しいという点でも、いろいろ論議していますよね。さっきやった労働費の中で、ちょっと質問を落としましたけれども、この中で、昨年もちょっと関心を持って見ていたんですけれども、昨年の予算をちょっとめくって見ても、新規の学卒求人開拓事業とかという、そういうふうなもので、実際、岡谷市といってもいいし諏訪地方といってもいいし、実際大学出の工業系、技術系の生徒が、どのくらい来ておるのかということです、実際問題として。ふるさとへ帰ってきたり、あるいはこの長野県岡谷市へ就職する方、そういう若い人がどのくらい来ているかというようなことも、ぜひ聞かせていただいて、本当に市が頑張っている商工対策の一環として、それがどんなふうでしょうかという点を、ぜひお尋ねしたいと思うんです。 それから、この方針の中にも述べられていますけれども、予算減になったものと、それから実際に予算がふえたもので、商業ミニ研究会の指導事業というふうなものを起こして、実際には、商業活性化の研究指導事業とか、あるいは非店舗活性化事業補助金とか、あるいは、生産技術指導助言講座というようなものが予算が減っているのではないかと思うんですけれども、そこら辺を踏まえまして、商工対策の妙味をひとつ聞かせていただいて、私のわかるようにぜひ聞かせていただけないかと思うんです。 ○議長(片倉久三君) 経済部長。 ◎経済部長(清水忠君) 最初に金融関係でございますけれども、昨年度より、ここに予算でありますように減額してございますが、主な内容といたしましては、貸付制度の中におきまして、新規貸し付けとしまして、保証協会へ預託する部分があるわけでございますが、その目標額を昭和63年度の場合には8億 2,000万円を予定いたしましたけれども、本年度は、これを5億円にいたしたわけでございます。 これに対しまして、預託率を掛けたのが、この市の予算でいいます貸付金というものになるわけでございますが、この信用保証協会預託金というのが、昨年に比しまして1億7,976 万 8,000円というふうな減額を来しているわけでございます。 それから、融資制度の内容でございますけれども、大きくは9つほどに分類されるわけでございますが、例えば、設備とか運転資金、そういうところの振興資金というのがございますし、高度化資金としましての高度化事業に対する設備資金の融資、それから工場用地取得資金、それから関連倒産防止資金、これも運転資金になるわけでございますが、それから商店近代化資金、それから、これは設備資金の関係が主になります。それから産業の公害発生防止との関係での環境整備改善資金、それから先端技術導入資金、宿舎等の建設資金、経営安定資金というふうに、制度的には大きくは9つに分かれた内容でございます。 それから、今の新規貸し付けの預託の中におきましては、従来取り扱っていたものを精査いたしまして、実態の使用される中で合うような分類にふやした部分、減らした部分というふうなものがあるわけでございますが、こうした中で、平成元年度の予算を編成したところでございます。 昭和63年度、先ほど議員さんの方から、前の年度の融資の件数と言われましたけれども、本年度昭和63年の見込みといたしましては、市の制度資金関係では、約40件ちょっと欠けるのではないかと思うような予想しているんですが、約2億 3,000万円くらいになるのではないかというふうに見ておるわけでございます。 それから、それに伴いまして、各種制度を本年度も新規に導入いたしまして、先ほど言われました商業ミニ研修会事業のほかには、産学技術交流というようなことで、技術系の若い学生を確保するために、今までは卒業間近の大学生というような学年をとらえての対策から、大学一、二年生のうちから、その確保のための対策として、こうした事業を新たに取り入れ、こうした早い時期から生徒とのアプローチをしながら卒業の際には、地元にUターンしていただくとか、来ていただくというようなことの施策を導入しているものもございますし、新たに、また工業振興施策の補助等を初めとしましての工業用地の取得の推進事業、そうしたものも考慮に入れまして、先ほどの商業ミニ研修、いわゆるこれは商業関係になるわけでございますが、岡谷市の現状の商業の実態というものにつきましては、やはりどなたも、このままでいいとは思っている方はいないと思いますので、今回の都心開発というものを1つの契機といたしまして積極的に取り組みをしていきたい、こんなような考えでいるところでございます。 先ほど、11件書類を持ち帰ったというふうなお話でございましたが、結局、相談の結果、自分で借りても、結局返済の計画がどうもうまくできていかないというような結果だったとか、または他の融資制度を利用するというんですか、そういうような方とか、または、こうした制度のある場合には、保証人をつけていただくというような制度の部分もあるわけですが、そうした保証人がおいでにならない方と、そういうような事情によりまして、結局書類の提出がなかったというような内容の人たちだけでございます。 ○議長(片倉久三君) 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) これは経済委員会でも専門的に後でぜひやってもらいたいと思いますけれども、これは、振興資金というようなものがありますけれども、これは運転設備というのはあるんですね。実際には、5億円を予定するけれども、昨年よりも減らしたとか、あるいはゼロになったとか、融資制度はあるけれども、預託を考えないものというのはあるかどうかということですね。 実際には、この預託率というものは、それぞれどのくらいの資金額を持っているか。実際、これは委員会だけではなくて条例を見ればわかるんだけれども、注目の融資制度ですから、若干資料なんかもあれば本当は話はわかりいいのではないかななんて思いますけれども、そういう点で、40件くらいをことし目標にするというんですけれども、消費税絡みで、 3,000万円以下のところは大変だけれども、そうえらいことはないかもしれないけれども、実際事業をやっている 1,200くらいの企業があるわけですから、その中で、事務もしっかりしていないとか、いろんなものがなってないところもあるでしょうけれども、そういうところでもって、市のそういう融資制度というものを借りたいけれども借りれないという中で、私が前段に申したように、ほかの金融機関やいろんな形をとっていれば要らないというのと、それから中身は2つあると思いますけれども、税金を滞納したとかいろいろな中でも、本当に、これはどうにもならないという企業もあるけれども、実際には、それを何とか救いの補助策というものを考えてやるというようなことも、これからも必要ではないかと思いますが、この点は経済委員会でも、ぜひ練り合わせてみていただきたいと思うんです。当局と。 それですっかり型にはまって、これがどうにもならないというようなことになってしまうと、せっかく予算の中でも、かなりの高い比率を示してあっせん制度をつくっても大変ではないかと思うんです。 それから、これ以上質問しませんけれども、今市内の経済情勢とか、実際の置かれている状況が段差があり過ぎて本当に大変だと思うんです。そういうふうなものにも私はかなった経済委員会の審査を求めたいと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。 続きまして建設土木の方をちょっと質問させていただきますけれども、全体を通しまして、土木費の関係では、昨年のものなんかといろいろ対比してみますけれども、昭和62年度決算の中で7億 3,000万円くらいの黒字が出たという中で、当時の決算委員の人たちから、もっと土木予算なんかをふやしてもらえないかと、ふやしているし、これ以上どうにもならないってありますけれども、やはり全くを来すということは大切だと思うんです。いただきました一般土木事業予定箇所というもので、これはある人は、ぜひ開いて見ていただきたいと思いますけれども、市内の西でも北でも東でも、発展途上地域でまだ土木工事が要るという、例えば上の原学校区の管内では、6番の上の原の工事が1つ、それから横川の出早の横のところに 133番というバイパスの調査、これは調査だけですから、あとほとんどこの区内に土木工事はないですね。私は静かに見守っておりますけれども、これは市政全く不公平ですよ。 確かに横川とも東堀とも中村ともつかないところにはありますよ、二、三本。これは主には、長地学校区の方へ行く方のところにはあるけれども、上の原学校区では、ほとんどついてない、予算が。これは、陳情制度はよくないというけれども、陳情は10月に出せといって出してあるんです。私は、これは、いつかもひょうきんなことがございましたけれども、やはりこれはちょっと上の原の通学路をどうしてくれるかといったら、去年はちょっと何かやったけれども、ことしはやめてしまったとかいうような継続事業なんかもあるんだけれども、これはちょっとうまくないではないかと思うんですね。 私も、静かに、こういう点を長い目で見てみたいと思っておりますけれども、到底これはいただけるものではないと思います。当然7億円また黒字を出して、市長がまた、そんなもの十分やっているみたいな答弁をいただいたって、これはもう始まらないのではないかと思います。 だから、そういう点で、いろいろなことのデコシャクはあるとしても、昨年とこの予算を比べてみて、建設委員会なんかは、そういう点で発展途上地区にどうするのかという点で、大いに予算の内容を吟味していただきたいと。 それぞれ、12月から3月の議会までは、いろいろ向こうの方に問題があって、かなりの議員さんが向こうへ頭突っ込んでしまったというようなこともありましょうけれども、しかし全体とすれば、大変まずいと思いますので、そんな点、建設部長なんかは、どこに目がついているかどうかという点を、ちょっと質問しておかなければまずいではないかと思って、激励を込めて、どうぞ。 ○議長(片倉久三君) 建設部長。 ◎建設部長(新居靖君) ただいま御指摘をちょうだいしましたが、決して発展途上地区はこうだ、途上だとかという、そういう考え方は一切持っていません。 ただ申し上げておきたいのは、平成元年におきましての道路整備については、まず交通渋滞対応的な面、それから地域の発展のための継続の部分等の道路新設改良とか、幅員有効利用の側溝等、経過年度におけるところの老朽施設等があるもんですから、こういう面で 104カ所の箇所づけをさせていただきましたが。 以上でございます。 ○議長(片倉久三君) 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) 水かけ論はやらないけれども、やっぱりついてないことは事実だということだけ、ぜひみんなで認めておいてもらいたいと思うんです。それで百何カ所をどこかへつけたというけれども、小学校は8つあるけれども、8つのうちの重要なところには、上の原の1本しかついていないということは事実なんだから、横川区だとか今井区だとかけちなこと言っていない、学校区の管内にないということだから、近代的ではないですか、言い方も、そんなわけだから、ひとつよろしく頼みます。 ○議長(片倉久三君) 柴守君。 ◆6番(柴守君) 6番 柴守です。 180 ページ、8款4項1目19節の、これは私も記憶がちょっと違っているかもしれませんけれども、お答えをいただきたいんですが、この今井交差点事業促進地区対策委員会補助金というのがございますね、5万円。これはインターのときに、この交差点周辺の整備をするというような、できるというようなことで、もっと早くできるというようなふうにお話があったような記憶がございます。今もって、これ見てあれっ、こういうような感じを私したわけですけれども、これについての現況等をちょっとお聞きをしたいというふうに思います。 ○議長(片倉久三君) 建設部長。 ◎建設部長(新居靖君) まずインター開設に合わせてということで、第1の道路改良ということで4年間の事業の交差点改良で、まずガソリンスタンドの前と申しますか、現在の湖北農協の持っている場所、これに対応してまいりましたし、それから現在対応しているのは、今井新道側の部分を平成元年には、すべて完了してまいりたいと思っています。 今度は国道側の方ですが、北部中学校から国道へ出てくる交差部分から、大きな今井の交差点へ向かいまして、現在用地買収を実施しておりますが、早期に用地買収を完了する中で、国道工事事務所としても工事の方へ入っていきたいということであります。 以上でございますが。 ○議長(片倉久三君) 柴守君。 ◆6番(柴守君) 6番 柴守です。 大体事情はわかりました。ともかく、いずれにしても、インター周辺開発というようなこともありまして、特に混雑しているところですので、今言うようなことで、今年度には完成できるように期待しておりますので、そんなことを申し上げて終わります。 ○議長(片倉久三君) 宮崎福二君。 ◆20番(宮崎福二君) 165 ページの中小企業の金融費のところでございます。 先ほど山田議員も触れておりましたけれども、何といいましても、岡谷市の基幹産業であるところの工業、商業に対する市の担当部局の皆さんの今回の予算措置が減額になっているということについては、私も深いところは、担当でないものですから、理解不足の面もあるんですけれども、非常に遺憾である、このように思うんです。やはりこれからの岡谷市の一番のもとを担っていっていただく工業界、あるいは商業界の、そうしたものに対する助成措置というものが、まず1億何千万円も減額になるということは、非常に寂しいといいますか、それは私どもが思いますに、各企業の、それぞれの金融策というものが、資金繰りがついているとか、あるいはそれなりきの対応をされているかと思いますけれども、やはり、これから国際文化産業都市を標榜する岡谷市、一番のそうしたものが発展していっていただかなくては岡谷市は成り立たない、こういうことで、一般質問でも大沢議員が触れたようですけれども、私が一番思いますのは、やはりこの減るという裏には、市の経済部という、それなりきの皆さんの努力もありますが、私は、まだ一歩足りないんです、その対応が、私たちも行ってみてわかります。工業界の皆さん、あるいは商業界の皆さんが一番困って、どこへ相談に行こうかと思っても、やはり担当課に行っても、私は非常にお役人根性で、そういうことが私自身が感じるんです。市長さんを含めて非常に配慮はしていただいていますけれども、もう一歩、そこに、これからの業者、あるいは小さいミニ企業者という人たちを本当に育てていくには、もう少し担当部局、経済部の体制というものをもっと充実していっていただければ、こうした融資策についても、もっとふえていくのではないかと、私は非常にこの減額というものについては、遺憾に思いますものですから、その点については、市長さんの答弁をお願いしたい、このように思います。 ○議長(片倉久三君) 市長。 ◎市長(林泰章君) 議員さん、よく御承知だと思うんですが、岡谷市議会において、あれは昭和62年度の決算の折に、その前もありますわね、空予算を組んだではないかという指摘から実勢に合うものにということで落としたものであって、商業政策そのものは前向きに予算伸ばしています、その部分を抜かしては。 だから、私は、どういうふうに受けとめるかわかりませんが、私も、県内もとより、県外の各市、いろいろなことでもって経済部の関係にも出ていますが、岡谷市の市役所の経済部は優秀ですよ、そうはいっても、そんなにお役人根性でもやっておりませんし、かなりの部分では、私は企業の皆さん方のよき相談相手になっていると、私は自信を持ってお答えを申し上げます。 ○議長(片倉久三君) 宮崎福二君。
    ◆20番(宮崎福二君) それでは、市長さんのお話、それで私も了解しますけれども、今後十分対応していただきたいんですけれども、ここに、大要の中に利用しやすいように融資条件の改善をすると、こういうことも非常に大事ではなかろうかと。先ほど山田議員も触れておりましたけれども、そういうことにも十分に対応してもらいたいと思いますが、具体的には、どのような対応をなさるのか、その点だけお尋ねしたい。 ○議長(片倉久三君) 経済部長。 ◎経済部長(清水忠君) 具体的に申し上げますと、提出書類の簡略化は図っていきたいと。そうしませんと、一般にお見えになったときに、書類見ただけで、これは内容細かくてということでもって非常にしり込みといいますか、遠慮されるような印象も与えますので、従来非常に細かい資料になっているわけです。その辺ももちろん直し、そして預託の方につきましても、こちらの方から預託部分についての預託率というようなものを上げたりというようなことで、できるだけ便宜を図っていきたい、こんな内容でございますので、御理解いただきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 林光一君。 ◆10番(林光一君) 10番 林光一です。 163 ページの負担金のところで、ふるさと産業の振興事業が75万円ということですが、この内容をちょっと、どんなふるさと産業に負担をされるのかというようなことを。 それから、 169ページの市内の公園の整備工事費が 600万円出ていますが、どこの公園の整備をされる予算であるのか。 それから 185ページの公有財産の購入で、これは都市計画公園ということですので、湖畔かとも思うんですが、この内容をちょっと教えていただきたい。 ○議長(片倉久三君) 経済部長。 ◎経済部長(清水忠君) ふるさと産業振興事業の内容についてでございますけれども、いわゆる岡谷市におきますところの絹の歴史と文化というような、そうしたものを、ぜひ生かしたものにして、絹を素材としましたクラフト製品づくりと、そういうようなことから、これは単にお土産品というだけでなくて、文化的、クラフト産業というようなものの育成を図っていきたいということで、平成元年度におきまして、そうしたものに対応しましての1つの研究会的なようなものを設けて、以後の具体的な事業実施等への検討をしてまいりたい、このような計画の内容でお願いしているものでございます。 また、観光の関係におきます公園整備事業につきましては、御野立公園の中でのトイレの改修、それから鶴峯公園でのトイレ改修とか木製案内板、それから花岡公園での土塁等の整備を予定している内容でございます。 よろしくお願いいたします。 ○議長(片倉久三君) 都市開発部長。 ◎都市開発部長(河口今朝美君) 今 185ページの公有財産購入費ですね。これは湖畔公園の一応予定でございますが、今年度に、平成元年度におきましては、やはり事業を何としても進めるというような中で、事業進捗状況におきまして用地購入という形になろうかと思いますけれども、その前段で、ほぼ約 750㎡くらいを予定したというものでございますから、位置等については、計画の決定あるいは事業の推進の条件によって、その部分、部分でまた対応しなければならないというふうに思っていますが、一応の予定ということでとってございます。 ○議長(片倉久三君) 林光一君。 ◆10番(林光一君) 最初のふるさと産業というところで、クラフト製品づくりの育成研究会ということですが、これはどんな人たちで、これからつくるわけでしょうから、どんな予定になっているのか、その辺だけちょっと。 ○議長(片倉久三君) 経済部長。 ◎経済部長(清水忠君) お願いしていきたいというふうに考えておりますのは、当然絹の関係になるわけでございますので、製糸関係者とか、今でもそうしたものを使って御自身でそういうクラフト的なようなもの、絹製品というようなものを手がけている方もおいでだろうと思います。また市内には、そうしたことへの研究をされている方もおいでのようでございますので、そういう方々にお願いをしていきたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。 片倉万吉君。 ◆26番(片倉万吉君) 公園に関連して、これは何回もお願いしたことなんですけれども、らちがあかないから一言。 鶴峯公園の一番上の方の段の北側の大きな桜の木の非常にじめじめした陰に遊具があるわけです。あんなところでは子供が楽しく遊べないです。これを何とか日の当たる広い場所へ出してほしいということは何回か申し上げたんですけれども、そういう対応くらいはできるではないか、あそこの上の広いところへ上げてもいいし、それから鶴峯会館のすぐ上の広場へ持ってきて、設置してもいいと思いますが、子供遊具がせっかくあるけれども、本当に用をなしてないです、その点について。 ○議長(片倉久三君) 経済部長。 ◎経済部長(清水忠君) その点につきましては、担当の方でも検討はしていると思いますが、なお引き続きまして、お話もありましたので、それについては、具体的に私たちも現地を確認する中で対応してみたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(片倉久三君) 林稔君。 ◆17番(林稔君) 17番 林稔です。 185 ページの都心地区開発事業についてお伺いいたしますが、一般質問などでもお聞きしましたので、もし聞き漏らしていれば大変申しわけなく思いますが、どこへ調査を委託するのか、そして、こういう調査報告書も昨年の3月のものでいただいてありますが、どんなメンバーで調査をされるのかお伺いしたいと思います。 それと調査内容については、口頭でお聞きしましたので、どんな調査をするかということについては、建設委員会に資料を提出していただいて、また後刻本会議にもお願いをしたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 都市開発部長。 ◎都市開発部長(河口今朝美君) 内容につきましては、そのようにしたいと思います。 それから、委託先とか、委員会の構成については、やはりこれはほぼA調査の前段ということにもなりますから、具体的には、一応コンサルを予定しておりまして、具体的には、いまだに、その委託先であるとか内容については決めてございませんが、一応調査内容等を十分に検討した上で、一番それに対応できるようなコンサルを選んでいきたいと思っております。 ○議長(片倉久三君) 田中正人君。 ◆11番(田中正人君) 11番 田中正人です。 164 ページの負担金補助及び交付金ですが、本年は、太鼓祭りが20周年を迎えるということで、大変予算も、多いか少ないか別としても増額されたということで、会議ももう既に2回ほど開かれたというお話を承ったですが、内容についてわかる範囲でお知らせをしていただきたい。 それから、 168ページの賃金のところで公園整備人夫賃金等があるわけですが、昨年も本会議というか、皆さんお耳に入れたと思いますが、おかげさまで激特、立派にできて、たまたま土地の関係で、きれいな公園が小さいけれども、小さいながらにも立派な公園ができているんですが、そこらあたりの公園は、これらに含まれるかどうか、その点を1点お聞きしたい。 それから 180ページの都市計画費で、これも19節の負担金補助及び交付金で一番下に、おかげさまで、きのう市長さんの答弁で、一般質問の折にも触れて、私も一般質問で田中線の問題に触れたんですが、いよいよ東校からこちらにかけての拡幅等、これが進捗していくわけですけれども、これらの地区の対策委員会補助金とありますが、この地区は、どこどこの地区が含まれるか、その点お尋ねしておきたい。 ○議長(片倉久三君) 経済部長。 ◎経済部長(清水忠君) 太鼓祭りにつきましては、御承知のとおり、来年は第20回を迎えるわけでございまして、そうした記念すべき年を迎えまして、従来にも増した内容での特徴づけというようなことで、太鼓企画委員の方々に現在、計画立案等をお願いしているわけでございますけれども、本日ここで具体的に、それがどういうふうになったというふうに申し上げる内容でなくて、申し上げます関係の皆さんで研究を重ねていただいているところでございますので、その辺で御理解をいただきたいと思いますが、いずれにしましても、イベントといいますか、記念事業としての内容で織り込むようなことでということで、皆さん真剣にやっていただいておると思っています。 よろしくお願いします。 それから公園の関係の賃金につきましては、塚間川沿い等のそうした広場につきましてのものでなくて、商工観光課で管理しております都市公園関係等の賃金でございますので、御理解賜りたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 建設部長。 ◎建設部長(新居靖君) 19節の負担金補助及び交付金のうち、対策委員会の補助金、どこへどうだという今御質問いただきましたですか、まずは1点の丸山橋線関係につきましては、間下、新屋敷、今井、この3区に対しまして、おのおの5万円ずつでございます。 それから天竜川改修対策委員会でございますが、これは現在工事中の鮎沢、新倉、橋原と、この3区でございます。 田中線につきましては、上浜、小井川、2区でございます。 ○議長(片倉久三君) 田中正人君。 ◆11番(田中正人君) 田中です。 今、田中線のことをお聞きした、小井川、上浜、田中線は小尾口もあるけれども、小尾口は今回含まれない、こういうことの理解でいいですか。 それと太鼓祭りの件ですけれども、こういう話をちょっと聞いたんですが、お耳に入っているかどうか知りませんが、計画をその方へ任せてあるといいますが、昨年は2会場でやったということで、その2会場に対する反省の中からというか、大変だという話を聞きましたが、本年も2会場でやるかどうか、そこらは決定したのかどうか、その点だけお聞きしたいと思いますが。 それから公園ですが、これは今言うように、経済部の方で、商工観光課の方で所管しておる公園ということになりますと、これは含まれないということになります。これを激特絡みでやっているので、都市計画課、そちらの方で管理するのか、その管理はどういう形態になっているか、その点だけ。 ○議長(片倉久三君) 建設部長。 ◎建設部長(新居靖君) 御指摘のように激特絡みでの公園でございまして、基本的な管理、例えばブロックが傷んだとか、ここが傷んだという、それについては岡谷市で、それから日ごろの維持管理につきましては、各区でお願いするということになっております。 ○議長(片倉久三君) 経済部長。 ◎経済部長(清水忠君) 2会場を使ってというお話の中で、太鼓につきましての代表者会議等におきましても、一定のお話し合いが出されまして、できることならば、1会場に絞って、それから町全体の利用の方法というようなことも、なお検討したらというようなことでの御意見をいただきまして、それを一応踏まえまして、現在、先ほど申し上げました企画委員の皆さんが、ではその方法としてはどういう方法がいいのかというようなことで詰めといいますか、検討に入っていただいておるところでございます。 ○議長(片倉久三君) 建設部長。 ◎建設部長(新居靖君) 田中線につきましては、小尾口は入っておりません。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) では進行いたします。 次に10款教育費 199ページから14款予備費 241ページまでについて質疑を行います。 質疑はありませんか。 片倉万吉君。 ◆26番(片倉万吉君) 26番 片倉です。 学校の建設の中で、西中関係が、ことしはほとんどもらえていなくて、実施計画委託料、その他教室の借上料程度ですけれども、続けてなぜできなかったか。来年度へいくと2億6,000 万円余の予算を実施計画の中に載っているわけですけれども、その辺の経緯をひとつお知らせいただきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 教育次長。 ◎教育次長(小口泰良君) 西部中学についてお答えいたしたいと思います。 一応、平成元年度におきまして、西部中学におきましては、仮設教室の借上料と、それから大規模改修事業といたしまして、既設の2階、3階部分の実施設計を見込んで計上してあるものでございます。元年度につきましては、昨年来の継続となっております南部中学の校舎棟、こちらの方を昭和63年度と元年度において行いまして、元年度は西部中学は、設計にとどめまして、平成2年度から、引き続いてまた実施していきたい、こんな考え方でおりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 柴守君。 ◆6番(柴守君) 6番 柴守です。 208 ページ、教育費3項1目14節、パーソナルコンピューターの賃貸のことについて少しお尋ねしたいと思いますけれども、どんな機種が、いつ学校へどんなふうにしてお借りするかということをお尋ねをしたいわけですが、お願いします。 ○議長(片倉久三君) 教育次長。 ◎教育次長(小口泰良君) コンピューターにつきまして、お答えをいたしたいと思います。 中学の関係につきましては、昭和62年度におきましてエプソンを8台導入いたしました。昭和63年度におきましては、NECを8台導入してございます。元年度におきましては、32台を現在予定しているところでございます。 機種等につきましては、今後学校の視聴覚推進委員会の中で、それぞれ検討しておりますので、その推進委員会の決定を受けて、教育委員会といたしましては、最終的に決定をいたしたい、そんなふうに考えております。 ○議長(片倉久三君) 柴守君。 ◆6番(柴守君) 6番 柴守です。 結局、その昭和62年、昭和63年度の台数というのが、少なかったと思うんですけれども、今度平成元年度で32台ということですけれども、学校に対する割りつける数の公平さといいますか、教育的なことも一概に言えないかと思いますけれども、この辺はどうなんでしょう。例えばこの中学は何名ぐらいでどうだとか、そういうようなことの基準みたいなものがあって、8台の購入のときはともかく、32台というのは、こういうことでいく場合に、そういう配意をされて公平に割り振りができているかどうかということをお聞きをしたいんですが。 ○議長(片倉久三君) 教育次長。 ◎教育次長(小口泰良君) 昭和62年度、昭和63年度で、先ほど申し上げました8台ずつにつきましては、それぞれ均等に4台ずつ16台、それぞれ配置してございます。 今度の平成元年度におきます32台につきましては、先ほど申しました視聴覚推進委員会、これか各小中学校から先生が1人ずつ、それから校長が小中から1人と、計14人で構成しておりますが、この推進委員会におきまして検討の上、先ほどと同じでございますけれども、その推進委員会の決定を受けて、また教育委員会として最終検討をして、どういう数値に配置するか決定をいたしたい、そんなように考えておるところでございますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 増沢千明君。 ◆16番(増沢千明君) 16番 増沢です。 所管委員会の委員でございますが、先ほど来議案第21号の文化会館条例に対する市長さんの答弁にも触れて、あくまで委員会審議を深めるために、基本的な点についてのみ10款と、それから諸支出金、合計3点ほどお伺いいたします。 まず、この文化会議という言葉でございますけれども、これらについて私ども、今回の平成元年度の予算の中に、文化会館の開館を前にして初めて出てきた言葉であり、予備知識も何もなかったわけでございますが、先ほど来の議案、条例審議の中で、二、三の先生方のお名前が挙がってきたようですけれども、この 213ページの社会教育総務費のうち文化会議にかかわる予算が計上されているようですが、この先生方の報酬といいますか、そういう形では上がっていないようですが、報酬として上げなかった理由について、まず1点お伺いします。 それから、文化会議の人数というものは、どのくらいをお考えになっているか、メンバーにつきましては、先ほど来飯島宗一先生、渡辺暁雄先生のお2人の名前が出ましたが、その他の先生、折衝中の先生のお名前をここで明らかにしろといっても、お願いをしている最中の先生のお名前をというわけには、これはいかないでしょうけれども、そのお2人の先生以外で、御快諾を岡谷市のために御提言いただけると、御快諾をいただいている先生方がおいででして、また発表に差し支えなかったら、その先生方も、私どもの期待もございますので、お聞かせできる範囲、お聞かせできたらお願いします。 それから、この文化会議というものの目的につきましては、先ほど来市長さんの答弁の中で少し触れられてもおりますけれども、一番私心配することは、振興公社の組織の中へこれ文化会議を置くという御答弁で、私は考えていたのと、大分これは違ってしまうのですが、そうなると、文化会館事業のための文化会議かと、そんなふうに私考えているんですけれども、私は、これだけの日本でも著名な先生方の、言ってみればアカデミックな会議の中で、先ほど来の御答弁のように、先生方の意見を聞く中で自主事業についても御示唆いただくという程度の会議では、私はちょっとこれ期待外れで、むしろこれから岡谷市が目指す文化国際産業都市のための、いわゆる御提言を進むべき指針、対する御提言を、文化全般にわたっていただける会議であろうと、私はそんなように考えていたものですから、先ほどの御答弁に触れて、この文化会議の目的と性格について再度お願いいたしたいと思います。 文化会議については以上です。 216 ページ、3目博物館費8節報償費のうち、資料収集の謝礼として 800万円計上されています。従来、このうちの 500万円というのは、備品購入費として、昨年は予定がないという形で計上されておりませんでしたが、一昨年までは 500万円という形で備品購入費の中に計上されてあったものが、今回は収集謝礼の報償費の中に 800万円という形でまとめて計上されているわけですけれども、これを報償費の中へ計上してきた理由についてお伺いします。 また、従来、高橋貞一郎先生の場合もそうでしたが、現存作家や遺族の御厚意を前提にして、資料収集を、いやしくも岡谷市の美術館の資料収集が、それを主として現在まで資料収集されてきたという経過を考えると、私は、ちょっといささか寂しく、今回予定されている早出守雄先生、これが終わった後、郷土美術館として資料収集として予定されている先生、もしおありでしたら、この際明らかにしておいていただきたい。 それから 239ページ、諸支出金についてでございますけれども、予定されている温泉事業特別会計繰出金について、この中に8日の市長さんの御答弁の野天ぶろ設置の予算は入っているかどうか、これについてまず1点お伺いします。 これは市長さんのお話のようにクリアしなくてはならない法律というものが、法律の規制がクリアできたらという前提でのお話ではございましたけれども、御承知のように、次の日市民新聞のトップに出まして、これは記事の中に書いてあるとおり、全市民、多くの市民が、全市民が夢を膨らませた市長さんの御発言だとして喝采を市民はしていると思うんですけれども、この中に、具体的な利用が始まるまでの間というふうにおっしゃっていますが、この間というのは、いつからいつまでの間のことか、そういうことと、それから法の規制がクリアできればというんですけれども、その法とは、何法と何法と何法か、その法律についてちょっとお聞きしたいと思います。 それから、お考えになっている、市長さんのイメージの中にあるのは、野天ぶろというのは、どのような規模のもので、どんなようなものか、市長さんがおっしゃったことですから、それなりきのイメージはお持ちだと思いますので、その野天ぶろのイメージについては、規模、それらについてお答えいただきたいと、そんなふうに考えます。 以上です。 ○議長(片倉久三君) 増沢議員の質問中でございますが、この際、暫時休憩いたします。         午後5時55分 休憩         -----------------         午後6時38分 再開 ○議長(片倉久三君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 教育次長。 ◎教育次長(小口泰良君) では文化会議からお答えいたしたいと思います。 一応、仮称文化会議ということでお願いいたしたいと思いますが、地方文化に熱意を持っておられる方々で、しかも中央で活躍されておられる中から、岡谷市を理解していただき、御協力をいただける人たちを10人ほどお願いをいたしまして、会議を持ちたい、こんなように考えているところでございます。 岡谷市における芸術文化の振興のために御提言をいただき、それらをしんとして今後岡谷市の施策に生かせるものは生かし、薫り高い文化のまちづくりに努めたい、そのような目的でございます。 それとあわせまして、文化会館に関しましても御提言を当然いただく予定になっておりますので、よろしくお願いいたしたい、こんなふうに思います。 来られました先生方につきましては、お礼という意味も込めまして、報酬でなしに報償費の方に予算を計上してございます。できれば1年に1回ぐらいは先生方にお集まりをいただきまして、それぞれ御提言をいただければ、こんなふうに考えておりますし、また、御都合のよい先生の中から、1回ぐらいは講演会も開催いたしたい、このように考えております。 現在、一、二の先生方にはお話はしてございますけれども、現時点におきましての快諾をいただいておる先生はございませんので、よろしくお願いをいたしたい、このように思います。 それから2番目に出ました博物館の関係でございますが、作品収集といたしましては、早出守雄先生の作品収集を予定しておるわけでございます。先生の作品について、奥様から作品の保全と散逸を避け、それから市民の方々に見ていただけるなら、市の美術館へ作品を提供してもよい、このような御配慮をいただきましたので、平成元年度からお願いするものでございまして、その意味の厚意におこたえるする、こういう意味で報償費に計上してございますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。 以上でございます。 ○議長(片倉久三君) 市長。 ◎市長(林泰章君) 野天ぶろについては、今回の予算の中には入っておりません。それから、具体的な事業が始まるまでというのは、湖畔整備並びに隣接民活導入の見通しがある程度ついたところを一応のめどにしていかなければならないだろうということで考えております。 法的な問題は、増沢さんの御商売同様、環境衛生法初め、そういうものが全部絡んできます。 それから、私が暫定的に、そんな機会が設ければということで申し上げたのは、まさか湖畔に露天ぶろをつくっておくわけにいかないですから、さりとて民活導入並びに湖畔整備が始まるまでは、温泉の使途というのは、スタンドと、それからヘルシーパルと、それから諏訪湖ハイツ、今のところは、これ以上にはならないだろうと思っているわけです。ですから、あとの湯量というのは、そのまま死んでいくことになりますから、それをしばらくの間、市民の皆さん方に御利用いただけるようなものに使えればということで、私が本会議で答えるには適切な答弁ではありませんけれども、例えばハイツのプールなんて遊んでいますから、あれを何も冬干しておくことはないから、あれへお湯を入れてはどうだろうというような考え方や、それはハイツにとってもいいことですから、そんな話は、まだ一度もしていないんですけれども、そういうようなやり方で、体育館までお湯は来るんですから、ハイツにも入ってきますから、そのくらいのことをやろうと思えばできないことはないという点で、1つはそんなことができるのかなと、頭の中に描いてみたり、それから2つ目は、増沢議員さんも陳情のときにお越しになったように、浴場組合でもって、むしろ共同でそういうものを、たとえ5年間でもやられてみたらどうだろうということも一度御相談をしてみようかな、こう考えてはおりました。 それから、あとは、湖畔にいろいろと地域の人たちも、それから中央にある人たちも湖畔整備計画と温泉という点では非常に夢を描いておられる方が大勢おりますから、そういう部分で、市民理解、岡谷市に温泉があるんだよというアピールをしているという意味では、変な広告をやるよりは、人が集まるようなおもしろい温泉の利用を短期間でもやってみせるということは、私は非常におもしろいアイデアになるのではないかというふうにも考えておるわけです。 そんなことを織りまぜて、ちゃんとした答弁にならなくて申しわけないんですが、温泉を市民の皆さん方に、わずかの期間でも開放してみたらどうだろう、また、そういうことをぜひしてみたいというふうに考えてお答えを申し上げたところです。 ○議長(片倉久三君) 増沢千明君。 ◆16番(増沢千明君) 増沢です。 教育次長さん、私はあくまで基本的な立場でもってお伺いしているものですから、そういうふうにお答えいただきたいんですけれども、メンバーの名前は、まだ御快諾いただかないというにもかかわらず、さっきの条例の中でもって、渡辺暁雄先生と飯島宗一先生の名前出ているんですよ。増沢譲太郎さんだとかの名前は、まだ出ていないけれども、ですから、もう既に出ているんですから、それが今も言うような状況で、次長の口からおっしゃれないというんでしたら、これはそれでいいんですけれども、性格も年1回というんですけれども、これだけ著名な方々が年1回にしろ集まれるかどうかということについて私危惧抱きますので、この点についてまた委員会で申し上げたいと思いますが、振興公社の組織の中へ置くって市長さんおっしゃっているんです。だから、何で振興公社の中へ置くか、いわゆる文化会議という今のお話の性格の中から、振興公社の組織の中へ置いて岡谷市全般の指針を、御提言をいただくという、そこのところのすり合わせがちっともわからないものですから、それ1点と、それから博物館費につきましては、私もある程度わかっている部分もあるんですけれども、私が一番お伺いしたいことは、これは基本的なことですからお伺いしているわけですけれども、岡谷市の美術館が、先ほど来申し上げているように遺族だとか現存作家の厚意にすがって、それを主として資料収集を今後も続けていくかどうか、その基本的な姿勢の問題なんです。もしそうだとするならば、早出守雄先生の後、予定している人ありますかと、あったら名前を聞かせてほしいと、ですから、それについてお答えしてください。 それから、ちょっと私も市会議員という立場でもって、ふろ屋という立場と、平重盛みたいな心境で今いるんですけれども、実は今出ました公衆浴場というものは、岡谷市に5軒です。恐らく市長さんが今御提案していただいた、皆さん方でどうですかと、そういうものをつくったらどうですかというせっかくありがたいお話でも、これは市長さんの立場と私ども実際営業に携わっている者との認識の違いでして、そういうことを言っては失礼ですけれども、今岡谷市の浴場で、それを設置するために投資できる資産まで含めて持っているふろ屋さんは1軒もございません。これはそういう話も浴場組合では過去に出ておりますものですから、したがって、それを借入金でやって、果たしてそれに対して返済ができるかどうかというふうになると、このお話は、せっかくの御提言ですけれども、今の岡谷市における公衆浴場の現状では、ちょっと乗れないんです。 市長さん、一番考えていただきたいことは、私は、少なくとも露天ぶろというイメージからいえば、 5,000万円かかるか 6,000万円かかるか、その間ということはわかりましたけれども、その間、もし、市民のためにです、これは、私は市民に選ばれた議員として、100 年の夢はかなえられたですから、市民の皆さんに温泉というものを肌でもって味わっていただくという市長さんのお考えに、私は、ある面では大賛成なんですけれども、それを、ある程度の投資をして、では期間が来ました、あしたからやめますといって、もしその期間が短ければ、短いだけに投資効果の面について、一応意見が出るでしょうし、もし長くやってきたら、今度は市民が何でやめるんだと、これは三井議員も言っているように、本当に平らっこく言えば、市民は、いわゆるそういう公衆浴場的なものを望んでいるというのは、これは素直な気持ちだと思うんです。だから長くやればやるほど今度は市民の要望が強まるし、ですから、そこら辺の兼ね合いをどういうふうにお考えか、もう1回お伺いして、私、余り自分の身にもかかることですから、しつこくはお聞きしませんので、これでやめますが、そこら辺のところを、投資効果、それから市民の要望ということについてお伺いして終わります。 ○議長(片倉久三君) 教育長。 ◎教育長(八幡栄一君) 文化会議のことについて再度御質問をいただきましたので、基本的な問題にかかわるということでありますから私の方から申し上げますが、市長さんが申されたのは、振興公社の中に理事会等がきっとできるかと思うわけですが、そういう中にお入りいただけるということでおっしゃったのではないかな、こういうふうに思うわけでありまして、私の方は、文化会議のメンバーに、しかるべき人をお願いを申し上げて、その中から当然理事会に入っていただいても結構だと、こんなふうに思っているわけでございます。 それから、これは前々からお話しいただいています美術作品の収集についてでありますが、今回の場合には、早出先生の奥様が、今まで非常に大事にしておった作品を、やはり美術館に納めれば安全だし、しかも散逸することもないし、しかも市民に大勢見ていただけるんだと、こういうことから特別な配慮で提供してくださる、こういうことだものですから、ありがたくいただきまして、報償費でおこたえをしたい、こういうことでございまして、高橋先生の場合には、備品として市費で購入したいきさつもございます。やはりそういうところはケース・バイ・ケースになるのではないかと、相手のあることだものですから、というふうなことで考えておりますし、今後も、こういう申し出があれば当然考えていきたい、こんなふうに思っております。今特定にどなたを集めるということは、これからまた検討しなければいけない、こういうふうに思っております。 ○議長(片倉久三君) 市長。 ◎市長(林泰章君) そんなに詰めないで、ここの温泉のことは1つの夢として、今後そんなことが、いい市民の知恵があったら、ひとつ大いにやりましょうということと、もう1つはハイツの本当はプールだけは、せっかくのものが、あのままあいているから、本当はハイツが露天ぶろつくってくれれば一番いいんですけれども、そんなことも含めながら、いけないといえば、しばらくの間、どうですかという話もしながら、一相談してみたい、そんなふうに思っているところです。 ○議長(片倉久三君) 手塚邦明君。 ◆12番(手塚邦明君) ちょっと1点だけ博物館費の方に関連してお伺いしたいんですけれども、御存じのように岡谷市の博物館には、海戸遺跡から発掘されました顔面把手付深鉢が収蔵されているわけですけれども、いろいろ最近のうわさその他によれば、あれが国で文化財かなんかに指定して、できたら国立博物館へというような話があるやに聞いておるわけなんですけれども、その辺の真相は、どんなふうになっているか、ちょっとお伺いしたいと思うんです。 ○議長(片倉久三君) 教育次長。 ◎教育次長(小口泰良君) お答えいたします。 顔面把手につきましては、現在、文化庁におきまして、国の重要文化財の指定ということで、今、候補に挙がっておりまして、現物は今、文化庁の方へ行っております。3月中には、国の文化審が開催されまして、その可否が3月中は決定になってくるかと思います。 もし、重要文化財に指定されましても、その帰属するところは岡谷市のものでございますので、そのような心配はございませんので、よろしくお願いします。 ○議長(片倉久三君) 手塚邦明君。 ◆12番(手塚邦明君) あの深鉢を私、発掘にかかわって、非常に愛着があるわけなんですけれども、非常に重要なものだということは当時からわかっていたわけなんですけれども、仮に今、重要文化財に指定された場合に、収蔵を国に任せるか、それとも地元に置くのか、その辺もう1点だけお聞かせしていただきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 教育次長。 ◎教育次長(小口泰良君) 収蔵につきましては、岡谷市の方で収蔵するということで、国の方へ行くということはございません。 ○議長(片倉久三君) 山田一久君。 ◆24番(山田一久君) 24番 山田一久です。 2点ほどお伺いしたいわけですが、ちょっと場所については、ページ数よくわかりませんけれども、多分 205ページが、これは小学校費の方ですけれども、と、それから 210ページにかかわる問題ではないか、こういうふうに思うわけですが、内容的には図書費の問題です。 いただいた資料の、この予算概要の10ページにも載っている問題なんですけれども、図書費の問題です。 図書費について、小学校の児童用図書というようなことで 396万円何がしが載っているわけです。これは昨年の予算に比較しますと50円アップというようなことで、1つの前進が見られるわけです。それから、中学校費の方ですけれども、これは生徒用図書費として三百何万円かが載っかっているわけで、これも 1,050円ということで、50円アップと、人数で割りますと、そういう形になるわけで、これは1つの前進が見られたわけですが、12月の市議会において私も申し上げたわけですが、もう1つ保育園の問題があるわけですが、保育園児の図書は、確認をしましたところ、大体1人が 1,000円くらいということで、保育園が 1,000円、小学校が 850円、それから中学が 1,050円ということで、小学校に格差が 200円あるわけです。このことについて、どうも小学校というのは、一番、導入過程の中で、図書に親しむという形では、非常に大切な時期ではないか、こういうふうに思うわけです。そのときに、この保育園、あるいは中学校と比べて 200円を下げた理由は一体どうか、こういうことなんですけれども、この点を1点目についてお聞きしたいわけです。 それから、第2点といたしましては、 223ページです。 223ページの17節の公有財産購入費、ここに梨久保遺跡の土地購入費というふうなものが上がっているわけです。これは1億 5,000万円余が上がっているわけですが、この梨久保遺跡について、今度購入予定する面積、単価を含めてお願いしたわけですけれども、購入予定する面積は、どのくらいあるのかと。ここで購入した段階で、まだ残りが残っているかと、残があるのかと、予定の面積に対してあるのかどうか、この2点をお聞きしたいわけです。 ○議長(片倉久三君) 教育次長。 ◎教育次長(小口泰良君) 梨久保からお答えいたしたいと思います。 平成元年度におきまして購入予定面積は、約 2,793m2でございます。単価からいきますと、平均いたしましてm2当たり5万 4,873円、こんなところを予定しております。 それから、この面積が全部購入されますと、平成元年度で梨久保遺跡の用地買収は全部終了となるものでございます。 それから、保育園の方の図書の関係で 1,000円ということで、学校との格差があるのではないかというようなことでお話いただきましたんですが、保育園、幼稚園につきましては、昨年から発足したばかりでございまして、まだまだ学校に比べますと保育園関係の蔵書といいますか、冊数が少ないもんですから、一応図書館費の方におきましては 1,000円ということで計上してございます。その点御理解いただきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 山田一久君。 ◆24番(山田一久君) 24番 山田一久です。 まず図書費についてですけれども、これはまた後いろいろ機会があろうかと思いますので、そのときに譲らせていただきます。 梨久保についてですが、ただいまの御説明で、全部これでもって予定面積が終わる、こういうことのようですね。そうしますと、この遺跡の保存に対する方法、これはこの費用は土地買収といいますか、費用ですから、それはさておいて、その保存方法というものを考えておられるかどうかというようなことですけれども、余り原状破壊といいますか、何か大きな建物を建てるというような計画はないというふうなことは、今までの話の中で出ておるようなわけですけれども、その点は一体どういうような保存方法をとるかということと、それから、もう1つは、隣接のところに民家があるわけですけれども、あそこら辺が大分影響を受けて傷んでおると、境界その他が大分傷んでおるというようなこともあるようですが、隣接する民家の処理というふうなことはどうされるか、この点をお願いしたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 教育次長。 ◎教育次長(小口泰良君) 保存につきましては、元年度におきまして用地買収が終わりますれば、当然保存に進んでいかなければいけないと思うわけでございますけれども、平成元年度におきまして保存方法等につきましては検討を加え、整備に進んでいきたい、このように考えているところでございます。 今、議員さんのおっしゃいましたとおり、一応、建物とか、そういうものにつきましては、好ましくないということでございますので、公園的でいかに整備したらよいかというようなことで今後検討課題だ、このように考えているところでございます。 境界とか、そういうものにつきましては、この保存計画とあわせまして整備を進めていきたい、このように考えているところでございますので、よろしくお願いいたしたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 田中正人君。 ◆11番(田中正人君) 11番 田中です。 213 ページの8節の報償費の成人式の記念品ほかで、 141万 8,000円かね、昨年は68万8,000 円という、大変差があるわけなんですが、参加者の人員の増なのか、あるいはまた記念品の内容等々変えるのか、それらについてちょっとお尋ねしたい。 それから 234ページの屋内プールの施設の改修費 5,000万円、この内容についておわかりだったら、ちょっとお尋ねしたいと思いますが、その2点お願いします。 ○議長(片倉久三君) 教育次長。 ◎教育次長(小口泰良君) 最初の1点につきまして申し上げます。 成人式の記念品につきましては、人数的には例年どおりでございまして、65万 8,000円でございます。その中に、先ほど増沢議員の方からも質問のありました仮称文化会議にかかわる関係の経費が計上されておりますので、その関係で増となっております。そんな点でお聞きおきをいただきたい、このように思います。 それから屋内プールにつきましては、建設以来約9年ほど経過しているわけでございますけれども、内壁、外壁等にクラックが生じてきているものでございまして、Vカットの上、コーキングをし、防水塗装を行いたいものでございます。 なお、天井の天窓等の接合部分におきましても、一部雨漏り等ございますので、コーキングの上、防水を行いたい、そのための経費でございます。 よろしくお願いします。 ○議長(片倉久三君) 原宏君。 ◆15番(原宏君) 15番 原宏です。 209 ページの中学校費についてちょっとお尋ねしたいんですが、ちょっと中座をしておりまして、本当は先ほどパーソナルコンピューターについての質問の折に関連ですればよかったわけですけれども、ちょっと先ほどの質問と違った角度からさせていただきたい。 新しい教育課程がこれから導入されてくるわけでありますけれども、これはパーソナルコンピューターについて私も何回か、この議会でも取り上げて、その都度教育長とも話をしてまいりました。岡谷市の中学校教育の根幹にかかわる部分をちょっとお聞きしたいと思うんですが、今回の予算措置というものが、これからの岡谷市の4中学の教育の中で、どう位置づけられて生かされていくのかというあたりを、今度の新しい教育課程への移行を踏まえてちょっと教えていただきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 教育長。 ◎教育長(八幡栄一君) 先ほど次長の方からお答えいたしたように、これは32台を導入をして、そして新年度は、これを2校に分けまして、そして2校は16台ずつになるわけでありますが、今までのものとあわせまして、1クラス分ということになるか、こういうふうに思います。そうすると、来年さらに2校分導入すれば、全部同じようにいくことになるか、こういうふうに思います。 新教育課程は、先日も一般質問の中でお答えしたように、中学校は来年から4年間かけて移行するわけでございまして、その間に当然技術家庭科の中にコンピューターも教材として導入してまいってきていますものですから、平成5年度、これまでには完備しなければいけないわけですが、今回でいきますと、平成2年度には完備できるのではないかな、こんなふうに思いまして移行がうまくいくのではないか、こんなふうに考えております。 以上です。 ○議長(片倉久三君) 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) 18番 山田拓男です。 215 ページの工事請負費で湊の公民館の改修工事が載っていますけれども、まずこの点基本に置きたいと思うんですけれども、今、田中議員からプールの問題が出ましたけれども、岡谷市では学校とか、いろいろな施設をたくさんつくりましたけれども、新設するということと、何年かたつと、それがこういうふうに傷んでいたり改修しなければいけないという場合に、新年度予算の中で、そういうものの計画性とか年次性というようなものを、どういうふうに位置づけて予算化したかという点の基本をまず市長なり助役にお尋ねしたいと。 そのように、例えば湊は、何年にこれが建てられたのか。それから長地の支所、公民館、川岸は、それぞれ何年に建てられたのか、その点で湊が古くて改修をしたのか、割合に新しいけれども、設計上、施工上に何かあったのか、湊という、あの辺が日が当たらないとか、いろいろなことがあって、何か問題があったのかという、その辺までひとつ深めて聞かせていただきたい。 それから、屋内水泳プールの問題も、9年たったらそうなったというだけでは納得ができないんです。例えば、この間、聞いたドイツの国民性というようなもので、公共施設や公共物に対して徹底的な国民的な守りのあれがあると。だから、公共物に対する、みんなで大切にする、きょうは徹底して施設の取っ手をきれいにしようとか、ドアをふくとかという、そういうものが国民的についているというわけです。 しかし、日本の場合は、そういかなくても、岡谷市のプールという場合には、プールの特殊性というような点で、この設計上、施工上、このぐらいのところが他と比べて当たり前のことだったというふうにいうのか、それとも中身は、9年たったから、ただ仕方がないだけではなくて、他との比べなんかで、その辺をぜひお聞かせいただきたいと思うんです。 それから、本当は委員会の中でやっていただければいいんだけれども、ちょっと知らなくていれば困ると思いますので、梨久保で、一応土地を購入する、そこに民家と官民の境に土どめを打ちたいけれども、それが国からのそういう許可が来ないとできないということで非常に何年も悩んでいるお宅があるんです。そういう点では、教育委員会よく知っていると思いますけれども、この点ではいかがでしょうか、以上3点お願いいたします。 ○議長(片倉久三君) 教育次長。 ◎教育次長(小口泰良君) 梨久保からお答えいたしたいと思います。 言われました場所につきましては、十分に承知しております。一応、それにつきましては、できるだけ早く境界整備とあわせてやっていきたい、このように考えておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。 それから、湊の関係でございますけれども、一応湊の屋根につきましては、小屋組みのところに通風施設がなくて、小屋組みの屋根に結露によります腐食が激しくなりまして、今回お願いするものでございます。 屋内プールにつきましては、普通の建物と違いまして、常時非常に湿度の高い、それからしかも塩素の含まれた、そのような非常に悪い環境のよくない状況にあるわけでございます。一般的に言われましても、屋内プールにつきましては、約10年に1回は一定の改修をすることが好ましい、それによりまして建物の長年使用、このようなことが言われております。そのような面でクラック状態をいつまでも放置しておきますと、またそのクラックの中から塩素ガスが中へ浸透し、中の鉄筋の腐食に通じれば大変なことでございますので、建物の長もちの面におきまして、ここでお願いをしたい、このようなものでございます。 湊につきましては昭和55年、それから川岸につきましては昭和53年4月、長地につきましては昭和56年4月、こんな竣工になっておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(片倉久三君) 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) 2回目、山田拓男ですが、湊の場合に、設計ミスでしょう、これ。例えば長地なんかは、そういうこと聞かないし、川岸もそういうこと聞かないというから、何か水道なんかも結構いけないというような話も聞いていますけれども、そういう点では、問題をやっぱりはっきりさせておいて、大いに直していただきたいと思うんですけれども、しかし、そういう点をはっきりしておかないといけないのではないか。 それから、プールの点も、これは10年くらいでやるわけだし、このプールは、御承知のように、今から11年前に西澤知事さんがまだ生きているころで、本当に全国で2カ所しかできないという、市長さんが就任のころで非常に御苦労願ったのです。しかし、そのころは無我夢中で何でもつくればいいというふうに私たちは思っていたけれども、今9年たってみると、こういう状態になるんだけれども、しかし、ただ当たり前だからというふうに言われて予算を提案するのか、ちゃんと年限がきて、計画的に直すんだというふうにしておかないと、聞こえが悪いではないですか、 5,000万円使う上に。そういう点で、日本の今たくさんある建物、それから岡谷市にある建物を、もっと年次的に、そして計画的に修理、修繕していくというふうなことは当然ですから、そんな点で確信持って提案を深めてしていただきたいと思うわけです。その点、もう一言いかがですか。 ○議長(片倉久三君) 教育次長。 ◎教育次長(小口泰良君) 今後の管理につきましても、十分配慮してまいりたいと思っておりますし、よろしくひとつお願いいたしたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 林公敏君。 ◆19番(林公敏君) 19番 林公敏です。 教育長さんに毎年同じ質問をさせていただきますが、例の狩野芳崖のふすま絵の1件でございますけれども、私、去年、狩野芳崖の生誕 100周年ということで、たまたま東京へ見にいってまいりましたけれども、ふすま絵というものは、 5,000万円出して買ったふすま絵でございますので、一日も早く日を見てほしいと思うんですが、何かまだ飾るところがないということで、ことしもお流れのような感じでございますけれども、私は、ちょっと余りにも長く表に出さないというところに、何か、あるのかなという思い方をしてしまうんですが、その辺はどうなんですか。 ○議長(片倉久三君) 教育長。 ◎教育長(八幡栄一君) 何もありません。 なかなか場所と、それからあわせまして表装の仕方をどういうふうにしたらいいかということは中央の意見も聞いて検討していますので、もうしばらく待っていただきたい、こういうふうに思います。 ○議長(片倉久三君) 今井友吉君。 ◆5番(今井友吉君) 5番 今井友吉でございます。 一般質問のときに教員住宅について質問した関係上、 202ページに教員住宅購入費というものが約 3,300万円ばかり載っておるわけでございますが、これは具体的に、どこにあるか、それから、これはもちろん土地つきだと思いますが、その辺お願いします。 ○議長(片倉久三君) 教育次長。
    ◎教育次長(小口泰良君) 教員住宅につきましては、公立学校共済組合の資金のもとに今まで年次的に教員住宅を建設してまいりました。これにかかわる経費は、10年ないし15年で返済をしているわけでございます。 現在、市内に、まだ返済をしている住宅が59戸あるわけです。この59戸に対する年賦の金額でございますので、よろしくお願いいたしたいと思います。 ○議長(片倉久三君) ほかにございますか。 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 27番。 一番最初に、羽吹議長のときに違うところでお伺いしてしまいまして失礼をいたしました。 文化会館についてひとつお伺いしたいと思うんですけれども、管理業務委託料1億2,800万円というものは、竣工して竣工検査が済んで受け取りから管理が始まるんだろうと思うんですけれども、6カ月ないし7カ月ということになろうと思うんですが、初度調弁的なものが入るのかどうか、入るとすれば、それらを除いて平常的な約半年間の管理委託料はどのくらいと見るのか。というのは、通年初度調弁等を終わった後、通年的なもので委託料がどのくらいになるのかを知りたいわけです。それが1つ。 それからページは 206、 211ということになろうかと思いますが、新しい教科課程の研修ということで出ていますけれども、これに関連するのかどうか、教育費は20億円、社会教育を除いて約20億円ぐらいになるかなという感じもするんですけれども、いずれにしろ大変大きな予算をつぎ込んで子供たちの健全な発展を願うわけですが、御承知のように新しい学習要領が発表されて、日の丸や君が代が義務づけられてきたわけです。実は、先ころの昭和天皇の大喪の日にまちを歩いてみたわけですけれども、日の丸を掲げていられる御家庭は、個人の御家庭では皆無と表現していいと思うんです。企業、会社等のところには一定のものが出ましたけれども、これはやはり日の丸に対する人間の反応だと思うんですが、日の丸のことは別として1つだけ教えていただきたいのが、君が代というものを一体どういうふうに教える教育になるのかということを伺いたいと思うんです。 私どものころは、国歌だということで、君とは天皇を明らかに指して、その治世の永からんことを祈る歌として受けとめていたわけですけれども、学校の子供に義務的に教える君が代とは、どういう意味でどういう位置づけで、これから教えられていくことになっていくのか、お教えをいただきたい。日の丸等を含めて総務委員会で審議を深めていただきたいと思いますけれども、基本的な考え方だけお伺いしたい、その2点。 ○議長(片倉久三君) 教育次長。 ◎教育次長(小口泰良君) 文化会館についてお答えいたしたいと思います。 初度調弁的な経費は、この中には含まれておりませんので、よろしくお願いいたしたいと思います。 それから、通年の経費というようなことであったかと思われますけれども、一応この経費の中におきまして、人件費等は12カ月分を見てございますし、それから、経常的経費につきましても、8月以降8カ月分ということで、それぞれ予想される経費を計上したものでございます。したがいまして、通年的経費につきましては、まだ使ってみないものですから、正確にわかりませんけれども、現在出ている金額に対して、これが大幅に増額になるというようなことはないんではないか、こんなふうに考えているところでございます。 よろしくお願いします。 ○議長(片倉久三君) 教育長。 ◎教育長(八幡栄一君) 新教育課程研究調査負担金のことですね。これは新しい、今度公示になりました、あの指導要領の線をやるわけではなくて小学校の方は、去年新しい教科書が出てまいりましたので、指導計画をどういうふうにつくるかということについてことしやるわけでありまして、中学校の方は、ことし展示会があるわけでございますので、その展示会について、どれを採択するかということを現場の先生方に研究していただく、そういう費用でございます。 それから、君が代をどういうふうに教えるかという問題でありますが、これも移行期間において、それぞれの学校が真剣に検討をしまして、統一見解をもって子供に指導するということになると思いますけれども、いずれにいたしましても、教科書の中に、今までは国歌として出てまいりました。今後どういうふうになって出てくるかわかりませんけれども、いずれにしても国歌として、これを教えるというのが基本であろうか、こういうふうに思っております。 ○議長(片倉久三君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 総務委員会がありますので、あれですけれども、8カ月で1億2,000 万円、人件費は通年だそうですが、例えば私ども、市役所は大きいものつくって管理費は、このくらいかかるそうだなという話を新しい庁舎が開庁する時点では、あちらこちらいろいろ耳にしたわけですが、その後巷間うわさされた庁舎管理費から見れば、計上されている庁舎管理費は大分少な目なわけです。今度、文化会館がまた問題になるだろうと思うんです。 そこで、今の話ですと、そうふえることはないだろうというんですけれども、人件費分が、この1億 2,800万円の中に、4月から支払われる人件費が、何人で、額として総額どのくらいになるのか。それから、その他のいわゆる業務費が8カ月でどのくらいになるのか、数字としてお答えをいただきたいというふうに思います。 それから教育長さんの新しい教科課程の問題はわかりました。日の丸、君が代の問題の派生の問題でありますが、例えば国歌ではないわけで、日の丸が国旗でないと同様でありますし、それから、この問題の答えに窮した答弁をしなければいけない立場の方が、これはこのまちではありませんけれども、これは愛の歌だと、相聞歌であって、今の時代になれ親しむ歌としても、決して変ではないという説明をしようとした関係者がいるそうですけれども、そんなふざけた内容ではないわけです。という点では、ぜひ、これ以上申し上げますと一般質問的になってしまいますので、ただ、認めるにせよ認めないにせよ、これが実証されれば、これからの教育の、特に精神面で大きな変化を起こす可能性のある指導要領が出されてきたわけですから、委員会レベルでせっかくの御審議をお願い申し上げてみたいというふうに思います。 委託料の方だけお伺いしたい。 ○議長(片倉久三君) 教育次長。 ◎教育次長(小口泰良君) 人件費の関係についてお答えいたしたいと思います。 公社の方の関係の採用予定人員が8人でございます。それから市の方から派遣職員が3人、計11人が、この予算の中に計上されております。 人件費といたしまして、 5,755万 5,000円、44.8%の内容となっております。 ○議長(片倉久三君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) そうすると、あと、今 5,700万円引いた分の8分の1が平年度の1カ月の委託料になると見てほぼ間違いないという理解でよろしいですか。 ○議長(片倉久三君) 教育次長。 ◎教育次長(小口泰良君) 委託料で結構でございます。そのように御理解いただきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 進行いたします。 以上で歳出を終わります。 この際、暫時休憩いたします。         午後7時27分 休憩         -----------------         午後7時45分 再開 ○仮議長(羽吹義雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に歳入全般について質疑を行います。 質疑はございませんか。 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) 提案いただいております歳入の中で、33ページから35ページ、国の補助金カットの問題で一般質問のときにも申し上げておきましたけれども、いずれも33ページと34ページ、それから2目、3目は別で35ページの5目、樋沢1号線、竜上橋まで、これがいずれにしても補助金のカットの対象分だと思うんです。この点について総務部長の方から説明をぜひ願いたいと思うんですけれども、実際には、法律の建前に反し、これが5年目になるわけなんです。この点について、まず明らかにしておいていただきたい。カット分ですね。 それから、5年間の分というものもあわせて、明らかにしていただきたいと思います。 それから、この歳入全体について、2番目に市税のほかに地方交付税の問題があるわけなんですけれども、これは御承知のように地方交付税法第6条によってそれが示されているわけなんですけれども、国のいわゆる3税の中身というものも、全体としてはふえているわけなんですけれども、そういう点で市長さんが所属している市長会、議長さんが所属している議長会、地方6団体も、このところを40%に引き上げるようにというふうなこともあって、これが全体としては、もっとふえてもいいという内容があるわけなんです。歳入全体ですね。それから、また、超過負担というものも決算のときにもいただいてありますけれども、全体とすれば、ことしの超過負担というのは、どのぐらいになるかというような点で、これが2年間にわたって1億円が来るという創生論の問題もございますけれども、こういう点で最初に歳入の国とのかかわり点で、33ページから35ページにわたる問題を、一連、部長の方から説明を願いたいと思うんですが。 ○仮議長(羽吹義雄君) 総務部長。 ◎総務部長(小野文義君) 今、議員さんおっしゃいますとおり、一般質問にも若干お答えしてきておりますが、最初に数字的に申し上げておきますと、平成元年度におきます補助率引き下げによる影響額につきましては、経常経費分で1億 4,200万円程度でございます。ただ、これは県負担が 2,140万円ほどありますので、実際の影響額は1億 2,000万円というように見ております。それから公共事業関係で 5,000万円ほどありまして、合わせて2億 800万円のうち県負担が 2,100万円ありますので、1億 8,600万円の影響額だというふうに見ております。 それから超過負担につきましては、国民年金費、児童措置費、中村C団地建設事業ほかで3億 7,300万円というような数字が超過負担として出ているわけでございますが、超過負担と補助金カットを合わせますと5億 6,000万円というような影響額になるわけでございます。ただ、これは影響額ということでございますが、実態としては、交付税等の措置もございまして、それがストレートになるかということになりますと、そうは言い切れないものがあります。 それから、補助率カット等によります影響額につきましては、5年間でちょうど10億円程度というふうに見ておるわけでございます。平成元年度におきましては、補助率カットにつきましては、大蔵、自治との、あるいは関係省庁との話し合いの中で、一部恒久化、一部2年間にわたります協議の中で、さらに検討を深めていくという暫定措置とあわせてきておるわけでございますが、補助金カットにおきます減収不足につきましては、たばこ消費税の25% 2,330億円程度を国の段階で交付税に上乗せするということで決着がついたというような経過がございます。 これらの点につきまして、実態といたしまして、市にどの程度これがどういう形になりますかということにつきましては、具体的には、なかなかきちんとはっきりまだ言い切れるものではございませんけれども、そういう点で国の段階で補てんをされてきているというような経過がございます。 総合的に、地方交付税も17%アップというような前年度比、国の段階での数値が出ておりますし、岡谷市におきましても、前年度に比べまして19.2%というような増を見込んでございまして、それらを踏まえます中では、具体的に、それらの点の補てんもある程度行われるものというふうに考えておるわけでございます。 以上でございます。 ○仮議長(羽吹義雄君) 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) 予算書にも出ていますけれども、これは後ほど、例えば、ほとんど福祉部の関係なんですよね。それから建設委員会に、道路の樋沢1号線と竜上橋と、これでもってどのくらいになるんですか、 1,500万円くらいですか、あとはほとんど福祉という点で、これ市長さん、実際には身体障害者とか、あるいは老人のところとか、保育所関係に、こういうふうにきてしまっているわけですが、これを本来建前どおりにやらなければならないのに、今部長が言われたように、消費税の絡みでもって若干の交付税が十何%だかふえたというような形でもって帳消しで、それにふるさと創生論を打たれて1億円というような格好では、いかにもまずいと思いますので、これからそれぞれの委員会へ入る前に、こういう点での市長の基本的見解だけは明らかにしておかなければいけないのではないかと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○仮議長(羽吹義雄君) 市長。 ◎市長(林泰章君) 議員さんの御指摘事項はよくわかります。国の方も今回の消費税導入に基づいて、補てん策として行ってきているものもありますが、今後検討していくという課題を持っているものもありますから、そういうものが着実に実行されるように市長会の立場からも強く要請をしていくということで、今後の責任を果たしていきたい、そう思っております。 ○仮議長(羽吹義雄君) 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) 実際には、市議会旬報というんですか、いただいている新聞、あの資料によっても、完全復元が 0.8%で、昨年が恒久化したのが四十三点何%で、とにかく大部分は引き下げがやられたままという状態になっているんです。これは私たちが憲法を基調にしたり、自治法を基調にしたり、今いうところの地財法とか、あるいは地方交付税法とかというふうな、こういう法律を国自体が全く認めないというふうな仕方をやること自体、大問題だと思うんです。いずれにしても、そういうものが今ふえただけでも、ことし約11億円くらいの財源がふえるということだから、そうすると、また相談の仕方が違ってくるということなんです。 だから岡谷市だけが何か制裁を受けて来ないということではなくて、実際には当然来るべきものが来ないということですから、そういう入口論で私は、大変予算が納得いかないという点で、これを今や林市長に向かうだけでもどうにもならないし、市長も東京の方へ向いて、ぜひとも獲得方向をしながら、それぞれの委員会へ入っていかなければいけないのではないかと思いますので、そんな点質疑を申し上げまして、それぞれの委員会で審議する場合には、ここのところを十分踏まえなければいけないではないか、こんなことでございます。 ○仮議長(羽吹義雄君) ほかにありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) 進行いたします。 以上で歳入を終わります。 次に予算書、薄い方ですが、の内容について質疑ありますか。 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) 全般を通して、同じ問題です。説明書の77ページになると思いますけれども、諏訪テクノレイクサイド推進協議会負担金と県テクノハイランドの開発機構の出捐金というものが出ていますけれども、これは、昨年の予算の際に昭和62年度の補正をやって、いわゆる諏訪圏の 510万円の負担金というか出資金を決めたんだけれども、御承知のような格好になって、一体、テクノレイクサイド推進協議会とは、一体何を目的にするのかという点で、私は、この中身が非常にあいまいもことしたものではないかと思いますので、この際、この内容説明と新年度への見通しやなんかをわかるように説明していただきたいと思うんですが。 ○仮議長(羽吹義雄君) 企画部長。 ◎企画部長(小松幸雄君) ただいまの御質問は、諏訪テクノレイクサイド推進協議会の関係と、それから県テクノレイクサイドのテクノハイランド開発機構の関係と、それからそれの諏訪支部の関係と3つ絡みがあろうかと思います。諏訪レイクサイド推進協議会におきましては、例年どおりの負担金を市としては支出しているわけでございますけれども、平成元年度の事業といたしましては、調査研究、情報提供事業、それから圏域内重点事業、支援事業というようなことで、この中には、諏訪テクノレイクサイド第1次5カ年実施計画、個別事業に基づき最重点優先事業を支援するというような事業で、この中には、公共下水道ですとか、母都市の活性化の根幹となる国道20号線バイパスの建設、それから中央東線高架化促進、それから高速交通時代に対応するリニアモーターカー実験線の誘致、それから高度の学園研究都市機能、条件整備への促進というような事業、それから普及、啓蒙事業といたしましては、諏訪テクノ新聞の発行ですとか、諏訪テクノ構想普及版の発行ですとか、そういった事業を引き続き実施をしていくものでございます。 それから、県テクノハイランド開発機構につきましては、これは市といたしましては、出捐金として市町村負担分を予算に計上しておるわけでございますけれども、この本部事業では、やはり調査研究、情報提供事業ですとか、産学間技術交流促進事業ですとか、人材育成事業ですとか、そういったソフト面の事業を主体に行ってまいるものでありますし、その支部であります諏訪テクノレイクサイド支部の関係におきましても、基礎調査及び実施計画策定事業ですとか、技術形成構想と展開計画策定ですとか、そのほかには工業、農業等、基盤整備調査ですとか、シンポジウムの開催、諏訪テクノ建設推進といったような関係で、テクノ新聞の発行ですとか、そのほかには、超精密加工技術利用の研究会ですとか、そういったやはりこれもソフトな事業を行っていくものでございまして、これにつきましては、毎年御論議のあるところでございますが、こういった事業に対する負担金、出捐金というようなものを市としては負担をしている、こういうことでございますので、よろしくお願いいたします。 ○仮議長(羽吹義雄君) 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) どうも色があせてしまったね。諏訪圏の会社の 510万円の問題も、市長さんの望むところだったかどうか知らないけれども、諏訪テクノレイクサイドの問題も、すずらん駅付近に、何か産学一体で何とかという本読めば書いてあるし、この諏訪東エンジニアパークエリアとして八ケ岳、蓼科、軽井沢、何とか何とかと書いてありますけれども、そういうものも夢より現実の苦しみを解決しておかなければいけないという住民の声なんです。そういう点で総務委員会で慎重な御審査を願いたいと思います。 ○仮議長(羽吹義雄君) ほかにございませんか。 田中親雄君。 ◆8番(田中親雄君) 8番 田中親雄でございます。 歳出の方でちょっとお聞きしたいわけですが、全般的なことでございますので、1点だけ教えていただきたいですが、水道部長さんにお願いしたいと思います。 新しい事業としての温泉事業でございますが、温泉と称する定義でございますが、通常、温泉と称する場合は、温泉法に基づく温泉というのは、多分25度以上で、国が指定した成分を含有することが条件とされていると思いましたが、その何が主成分になっているか、その点だけお聞きしたいと思います。 ○仮議長(羽吹義雄君) 後で、特別会計がございますので、その節にお願いいたします。 ほかにございませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) なければ進行いたします。 これにて一般会計予算の質疑を終結いたします。 次に、議案第38号 平成元年度岡谷市国民健康保険事業特別会計予算について、質疑を行います。 浜常治君。 ◆14番(浜常治君) 14番 浜です。 1点だけ、 276ページですけれども、健康管理データバンク事業ということで、恐らく寝たきりの人たち百六十何人だか、これは健康管理システム開発委託料ということでやるのかどうかわかりませんが、こういうことの入力をどこでやって、それからこういうのは個人のプライバシー的な問題等が若干入るような気がいたしますけれども、その内容等をちょっと詳しくお知らせをいただきたい。 ○仮議長(羽吹義雄君) 民生部長。 ◎民生部長(手塚文武君) この事業の目的でございますけれども、国保事業の健全な運営を図っていくということがまず第1でありまして、市民の健康管理に力を入れ、健康で豊かな市民生活を送れるようにということ、さらに効率的な保健指導を行っていくということが目的でございまして、事業費としては、そこの委託料と備品購入費がありますシステム開発費と電算機の一式を購入して、 507万 6,000円程度の事業費になります。国の方の補助が 300万円あるということでございます。 これはデータを現在手書きでやっているものを、コンピューターへ入力をしていくわけですけれども、これは保健婦がやっていくわけでございまして、データの入力につきましては、暗証番号をもって保健婦に特定をさせて、そして課の内部においても、もちろん庁内においてもガードをかけていくということでプライバシー保護を守っていく、そういうことです。 ○仮議長(羽吹義雄君) ほかにございませんか。 林稔君。 ◆17番(林稔君) 17番 林稔です。 国保税の引き上げというふうなものが国会で話題になっているようですけれども、今御存じのような事情で、国会の審議がストップしているようですので、おくれていますが、いずれ早晩、この国保税の最高限度の引き上げというふうなものが、今までさえ支払い不可能なような高額になりつつあるものが、さらに2万円上がって42万円という額に増税をされるようであります。この点を含めた、あるいは世帯を切り離した学生などからも別枠で取るというふうな動きを含めて、国保に対する動きの見通しを聞かせていただきたいというふうに思います。 それから、一昨年、悪質な滞納者に対する制裁措置という形で大論議を呼んだわけですけれども、これは悪質と思われる滞納者という動向について、どんなふうな状況なのかお伺いしたいと思います。 ○仮議長(羽吹義雄君) 総務部長。 ◎総務部長(小野文義君) 国保税の改正につきましては、今議員さんおっしゃる内容のものが出てまいると思っております。そういった状況につきましては、今定例会のうちに、できるだけ資料を集めまして、お話を申し上げ、その推移によっては、場合によったら年度内専決ということもあり得るのかなというふうに考えておりますが、それ以上のものは今のところ確たるものは来ておりません。しかし、そういう方向になるかというように思ってもおります。 それから資格証明の関係でございますが、平成元年度、また切りかえの時期になると思っております。先年、特にそういうような悪質といいますか、そういった対象の方がおったわけでございますが、話し合いの中で、そういったことの改善につきまして進めてきておりますが、必ずしも全員がそのようになったわけではございませんでして、持ち越しているものがありますので、いつまでもそれを継続しておくというわけにはいかないというような気がいたしております。 ○仮議長(羽吹義雄君) ほかにございませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) 進行いたします。 次に、議案第39号 平成元年度岡谷市地域開発事業特別会計予算について、質疑はございませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) 進行いたします。 次に、議案第40号 平成元年度岡谷市公団分収造林事業特別会計予算について、質疑はありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) 進行いたします。 次に、議案第41号 平成元年度岡谷市交通災害共済事業特別会計予算について、質疑はありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) 進行いたします。 次に、議案第42号 平成元年度岡谷市霊園事業特別会計予算について、質疑はありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) 進行いたします。 次に、議案第43号 平成元年度岡谷市下水道事業特別会計予算について、質疑はありませんか。 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 27番 小沢。 私は消費税に賛成できない立場をとっていますけれども、その立場から見れば、余計な質問になるわけですが、わかりませんので教えていただきたいんですけれども、当然のことながら、歳出で消費税を予算化しなければいけない会計だというふうに思うんですが、違うかどうか、教えていただきたいと思います。 ○仮議長(羽吹義雄君) 水道部長。 ◎水道部長(斉藤文夫君) 消費税に絡む歳入歳出の関係でございますけれども、自治省の指導によりまして、それぞれ歳計主義でいくということになっているわけでございます。 特に、下水道の関係につきましては、売り上げにかかる税額と、それから最終的には仕入れ控除税額があるわけでございますけれども、この差し引きで、今のところ下水道の関係については、マイナスの要素があるわけでございますけれども、もし課税になる場合には、平成元年度分については平成2年度で予算措置をする、こういうことになっております。 ○仮議長(羽吹義雄君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 一般会計でもさっき話がありましたように、市民には税金を転嫁するわけですが、税の納入の義務がないというのは、法の体系上わかりますけれども、これは、それと同等には扱われない会計なわけですね。 ○仮議長(羽吹義雄君) 水道部長。 ◎水道部長(斉藤文夫君) したがいまして、歳入には、消費税3%に相当する収入分が入っております。 それから、歳出につきましては、今私が申し上げました納税額というものについては入っておりません。 ○仮議長(羽吹義雄君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 特別会計の中で専ら一般会計との間で業務を行う特別会計は課税義務がないわけですけれども、業務として、他に役務の提供や資産の提供を行う場合は、当然特別会計でも課税されるわけですね。当然この下水道事業会計というのは、今言ったように市の一般会計との間で専ら業務を行う会計ではありませんから、課税対象になるんですけれども、にもかからず納税を予算化していないのは、さっきの説明ですと一般会計と同じみたいな扱いをするようなこと言っているんですけれども、来年度予算でいいなんてことは、どこから出てくるんですか。 ○仮議長(羽吹義雄君) 水道部長。 ◎水道部長(斉藤文夫君) 企業会計、特別会計は、一法人として、それぞれみなされるわけでございまして、当然、下水道の場合にも納税義務があるわけでございます。 したがいまして、先ほど自治省の指導でというお話を申し上げてあるわけでございますが、歳計主義ということで、それで歳入の中には、要するに、ここに下水道使用料と、そのほか手数料等が対象になるわけでございます。 それから仕入れ課税については、議員さん御承知のように、それぞれのものに課税するということでございまして、水道の会計の場合には、この間も御説明申し上げてございますように、営業外費用ということで消費税相当分を見込んであるわけでございます。 この下水道の特別会計につきましては、そういうような指導に基づきまして計上をしてあるということでございますので、御理解をちょうだいしたいと思います。 ○仮議長(羽吹義雄君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) これは独立したものとして認められているわけですから、そうすると、少なくも今年度については、転嫁した消費税は、少なくも単年度で見れば便乗値上げになるということになるわけですね。 ○仮議長(羽吹義雄君) 水道部長。 ◎水道部長(斉藤文夫君) 下水道事業は、特別会計の中でも地方公営企業に準ずるわけでございまして、一般会計と異なっているわけでございます。 ○仮議長(羽吹義雄君) 林稔君。 ◆17番(林稔君) 林です。 関連して一般会計と異なっているから納税義務があるのではないですか。だから、今、小沢さんも言っていたように、企業会計並びに今の下水道会計の場合は、当然納税義務があるというふうに思うんですけれども、いかがですか。 あわせて、下水道会計で消費税を転嫁した分としての収入が幾らあり、そして歳出に占める消費税分をどのくらい見込んであるのか、それを明らかにしてください。 ○仮議長(羽吹義雄君) 総務部長。 ◎総務部長(小野文義君) 水道会計の歳入歳出にかかわる消費税相当額については、水道部長の方からお話をいただくといたしまして、地方公共団体の特別会計につきましての確定申告は、課税期間終了後6月以内に申告するということになっていまして、実態としては、平成元年度分につきましては、平成2年の9月末までに確定申告をし、それで、そこで整理をすることになっています。 たまたま下水道事業会計につきましてのものにつきましては、未払い金というようなことができませんので、改めて平成2年度の予算の中で元年度分の税額について計上し、それを精算することになるというふうに理解をいたしております。 ○仮議長(羽吹義雄君) 水道部長。 ◎水道部長(斉藤文夫君) 後の御質問でございますけれども、一応下水道会計で予想される売り上げにかかる税額につきましては、約 1,200万円弱でございます。 それから仕入れに対するものにつきましては、現在予想されているのは、 2,600万円ぐらいあるのではなかろうかというふうに予想されるわけでございます。したがってマイナス要素が含まれているということでございます。 ○仮議長(羽吹義雄君) ほかにございませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) 進行いたします。 次に、議案第44号 平成元年度岡谷市老人保健事業特別会計予算について、質疑はありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) 進行いたします。 次に、議案第45号 平成元年度岡谷市土地区画整理事業特別会計予算について、質疑はありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) 進行いたします。 次に、議案第46号 平成元年度岡谷市温泉事業特別会計予算について、質疑はございませんか。 田中親雄君。 ◆8番(田中親雄君) ここでお聞きいたしたいと思いますが、温泉の分析ができておりましたら、発表をお願いしたいと思います。 ○仮議長(羽吹義雄君) 水道部長。 ◎水道部長(斉藤文夫君) あの温泉の分析結果につきましては、昨年11月末に分析結果をいただいてございます。 温泉というのは、まず定義でございますけれども、温泉法によりまして位置づけられているわけでございますけれども、まずは湯温につきましては25度以上ということでございますし、なお、そのお湯の中に含まれるところの、いろいろの溶存物質があるわけでございますが、19項目にわたってあるわけでございまして、そのうちのいずれかが一定以上のものを含んでいればということでございまして、赤砂の温泉の場合には、遊離炭酸、臭素イオン、沃素イオン、ふっ素イオン、総硫黄等がこれに該当しているわけでございます。イオンにつきましては前々からお話を申し上げている47.8度でございます。 また、分析結果は、単純温泉ということでございまして、この単純温泉というのは、含有する成分の総計が、水1キログラムの中に、1グラム未満のものがということが定義づけられているわけでございまして、それに該当するわけでございます。 また、この温泉につきましては、ペーハーが 7.9ということで弱アルカリ性でございまして、低張性高温泉という分析が出ております。この低張というのは浸透圧があるということのようでございますし、高温泉というのは42度以上ということで、あそこは47.8度ありますので、その中に入るわけでございます。 いずれにしても単純温泉ということでございます。 これは諏訪、下諏訪もその部類に属するわけでございます。 それから、なお適応症につきましては、順天堂株式会社の分析結果が出ておりまして、リューマチ、神経麻痺、神経痛その他に効くという分析結果が出ておりますので、よろしくひとつお願いします。 ○仮議長(羽吹義雄君) 進行いたします。 次に、議案第47号 平成元年度岡谷市湊財産区一般会計予算について、質疑はありませんか。 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) 18番 山田ですが、湊財産区予算ですが、審議に入れるかどうかということがちょっと素人目でわからないけれども、最近湊の方面でゴルフ場問題が大きな話題になっていると思うし、当然財産区の皆さんにもいろいろあるようでございますので、この会計の中でお聞きしていいかどうかということを最初にお尋ねするけれども、お答えいただけますか。 ○仮議長(羽吹義雄君) 関係ないようですから。 ◆18番(山田拓男君) 関係ないというか、財産区の仕事としてあるようですが。 ○仮議長(羽吹義雄君) 直接関係はございませんので。 ◆18番(山田拓男君) 仕事としてやっているというんだよ、財産区の人たちが、とても忙しいと。財産区の役員の人が。 ○仮議長(羽吹義雄君) そういう申し入れがあって検討していると。 ◆18番(山田拓男君) 予算に関係ないなら、また特別そういう話をしてもらいます。 ○仮議長(羽吹義雄君) 総務部長。 ◎総務部長(小野文義君) 御質問のお話のことでございますが、湊財産区の直接予算ということの中では、収入、支出の段階ではないと思っていますが、財産区の皆さんで、財産のあり方をめぐって、今のようなお話も含めて検討されているというように聞いております。 ○仮議長(羽吹義雄君) 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) 18番 山田です。 それでは、財産区の役員の皆さんに、そういう申し入れがゴルフ場の問題であったということですね。そこで、この役員の皆様のいろいろなお手当の問題なんかが、報酬が出ておりますもので、そこで、この会計のときにゴルフ場の問題なんかがどんなふうだかということを聞いていいかどうか。当然そういうことも、この財産区の人たちが、今現実にあって、それが湊方面では大きな話題になっておりますもので、予算を審議する際には重大な関心を市会議員として持っておりますので、答えていただけるかどうかということだけなんです。だめならだめで結構なんですけれども。 ○仮議長(羽吹義雄君) 市長。 ◎市長(林泰章君) うわさは私も聞いていますけれども、財産区が財産区の委員会で慎重に論議をこれからしようというところですから、まだ議会がというよりも、私どもが正面から入る課題ではないと思っています。私どもの方にも正式にその議論をしているという話にはまだ至っていません。議論は西山開発の全体の構想、考え方というものがあったら聞かせていただきたいという、その範疇からどうも入っているように承っております。 ○仮議長(羽吹義雄君) 進行いたします。 次に、議案第48号 平成元年度岡谷市市立岡谷病院事業会計予算の質疑に入りますが、その前予算説明書の訂正がございます。岡谷病院事務長から訂正について説明願います。 岡谷病院事務長。 ◎岡谷病院事務長(原保人君) 岡谷病院の事業会計予算説明書の 408ページ、損益計算書中で数字の誤りがございまして、お手元に正誤表をお届けしてございますが、まことに申しわけないわけでございますが、おわびを申し上げまして訂正をしていただきますようお願い申し上げます。 ○仮議長(羽吹義雄君) 質疑はございませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) 進行いたします。 次に、議案第49号 平成元年度岡谷市健康保険岡谷塩嶺病院事業会計予算について、質疑はございませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) 進行いたします。 次に、議案第50号 平成元年度岡谷市水道事業会計予算について、質疑はありませんか。 林稔君。 ◆17番(林稔君) ちょっと簡単なことですけれども、この水道料金、さっきちょっと聞き忘れてしまったんですが、下水道料金もちょっとこの際ついでに教えていただきたいんですが、請求書とか領収証、これをどのようにされるのか、消費税分を、ちょっと聞かせてください。 ○仮議長(羽吹義雄君) 水道部長。
    ◎水道部長(斉藤文夫君) 条例改正でお願いをしてございますけれども、要するに使用料金に3%ということで、お願いをするわけでございますが、その税3%に相当する分は、領収証の中へ括弧書きで表示をしてまいりたいというふうに考えております。 上下水道御使用いただいている家は、その合計額に対してということで、例えば上水1本というような場合には、たまたまその括弧書き、こういうことでございます。 ○仮議長(羽吹義雄君) ほかにございませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) 以上で平成元年度関係全議案の質疑を終結いたします。 ただいま上程中の議案第13号から議案第50号までの38議案は、お手元に配付してあります各常任委員会付託案件表のとおり、それぞれ所管の委員会に付託いたします。         ----------------- △日程第39 議案第51号 岡谷市特別職の職員等の給与に関する条例の一部を改正する条例 △日程第40 議案第52号 昭和63年度岡谷市一般会計補正予算(第10号) △日程第41 議案第53号 昭和63年度岡谷市健康保険岡谷塩嶺病院事業会計補正予算(第2号) △日程第42 議案第54号 平成元年度岡谷市一般会計補正予算(第1号) △日程第43 議案第55号 平成元年度岡谷市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) △日程第44 議案第56号 平成元年度岡谷市交通災害共済事業特別会計補正予算(第1号) △日程第45 議案第57号 平成元年度岡谷市湊財産区一般会計補正予算(第1号) ○仮議長(羽吹義雄君) 日程第39 議案第51号から日程第45 議案第57号までの追加議案7議案を一括議題といたします。 これより付託前の質疑を行います。 まず議案第51号 岡谷市特別職の職員等の給与に関する条例の一部を改正する条例について、質疑はありませんか。 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 1点だけお伺いしますが、前回の議員の報酬の改定のときにお伺いしましたので、細かい数字は記憶しておりませんけれども、ここ相当長期に職員の給与改定率と議員の改定率を比べますと、議員の改定率に格段の差があるという状況にあることは今度の場合にも変わりがないと思うんです。言うならば、一般職の職員の皆さんと比較して、議員の報酬は、このレベルくらいにあればいいという状況になってないものだから、後追いの形でどんどん幅を大きく上げていくというふうに感じられるわけです。そういう意味では、一体、今の現在の岡谷市の市勢等から見て、市議会議員の報酬は、この程度が程度が適当だというめどをお持ちでないのかどうか、私は、やはり、当然市会議員といえども、いろいろな活動があるわけですから、最低の保障はお願いをしていかなければいけないと思うんですけれども、いつになっても市の職員よりは上げ幅が多いというふうなことは、同じ公共団体の中で、ただ特別職であるか一般職であるかという違いがあるだけですから、そろそろ整理をしてもいいのではないかというふうに思うんですけれども、その辺についての考え方をお伺いしたい。 ○仮議長(羽吹義雄君) 企画部長。 ◎企画部長(小松幸雄君) 今年度の特別職の報酬改定で、報酬審議会で特に論議をされましたのは、この三役の報酬については、どの程度の率でいくのがよろしいかということで、その資料にも差し上げてございます一番最後に答申書がございますけれども、結果的には、一般職の職員の給与改定、それから県内各市及び全国類似都市の特別職報酬等の状況、職間比率、それから特別職の活動状況というようなものを総合的に勘案いたしまして、この数字で最終的に出てまいりました、その根拠は、昭和63年度の一般職の職員の給与改定の率が2.37%でございます。それに一般職の定昇分を加えますと、定昇分が2.35%でございますので4.72%という数字になります。この数字を結果的には根拠にしたということになっておりまして、この三役の改定率は、そんな経過で決められたということでございます。 そこで、今もお話しのように、年々職員とは、かけ離れていくというお話もございますけれども、県下各市の状況、あるいは類似都市の状況、全国の状況といったようなものも審議会では、相当慎重に、そういった方向づけについての御意見がございまして、岡谷市の状況としては、非常にこういった大型事業も抱えており、三役並びに議員さん方の活動状況が、非常に他市に比べては大きなものがあるというようなことを十分にしんしゃくされて決定されたものでございまして、年々そういった審議会における御意見は、今私が申し上げましたような御意見が、毎年あるわけでございまして、結果的には、こういう一定の根拠を見出しながら額を決めていくというような方法をとってまいっておりますので、よろしくお願いします。 ○仮議長(羽吹義雄君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 物価等の変動に伴う給与改定については、私も当然のことだと思うんですけれども、職員の皆さんの定期昇給というのは、我々のように長期といってもせいぜい20年くらいで、もっと多い人もいますけれども、平均的に見れば20年なんてとてもいかないと思うんです。定期昇給というのは、やはり私は基本的には、この市役所に青年のときから職を奉じて、ずっと生涯ここで仕事をする皆さんの生活保障の観点があるわけですから、定期昇給というのは、やはり私は比較の対象には入れるのは基本的に間違いだというふうに思うんです。いう点で、先ほど申し上げた基礎は、例えば今度提案されているものが、おおよその水準だということにするならば、将来的には職員と、そう増額率に変動のないような方向を、そろそろ模索すべきだというふうに思いますので、担当委員会で若干討議をいただきたいというふうにお願いしていきたいと思います。 ○仮議長(羽吹義雄君) ほかにございませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) 進行いたします。 これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第51号は、総務委員会に付託いたします。 次に議案第52号 昭和63年度岡谷市一般会計補正予算(第10号)について、質疑はありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第52号は、お手元に配付いたしてあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の委員会に付託いたします。 次に、議案第53号 昭和63年度岡谷市健康保険岡谷塩嶺病院事業会計補正予算(第2号)について、質疑はありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第53号は、社会委員会に付託いたします。 次に、議案第54号 平成元年度岡谷市一般会計補正予算(第1号)について、質疑はありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第54号は、お手元に配付いたしてあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の委員会に付託いたします。 次に、議案第55号 平成元年度岡谷市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について、質疑はありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第55号は、社会委員会に付託いたします。 次に、議案第56号 平成元年度岡谷市交通災害共済事業特別会計補正予算(第1号)について、質疑はありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第56号は、社会委員会に付託いたします。 次に、議案第57号 平成元年度岡谷市湊財産区一般会計補正予算(第1号)について、質疑はありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第57号は、総務委員会に付託いたします。         ----------------- ○仮議長(羽吹義雄君) 以上で、本日の議事日程は全部終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。         午後 8時40分 散会...